記事提供:子ある日和

結婚して1年、欲しくてたまらなかった赤ちゃんを授かり無事長男を出産。

やっと育児に慣れて生活のリズムができた頃に次男が生まれ、さらにその2年後には待望の長女を授かり、憧れだった3児のママになることができた。

最初の子を授かってからの日々は本当にあっという間で、自分の歳じゃなく、子供の歳を数えて時の経過を感じるようになった。

毎日子供と一緒に泣いたり笑ったり。

振り返ればどれも楽しい思い出だけど、その最中はただただ大変で、弱音をあげたことも何度もある。

現在一番下の子は1歳半。動きがより活発になり、あちこち好き勝手に走り回ってばかり。

自己主張も激しくなってきて、意味も理解できない、これは嫌!あれも嫌!が始まり、より手がかかるようになった。

一番上の子は小学生を控えてだいぶしっかりしてきたので、助けになるくらいの存在になったが、3歳のニ番目もまだまだ手がかかる時期。

騒がしいのが当たり前、子供を追いかけ回すのが当たり前の日々。

自分のことなんてすっかり忘れてしまっていた。

そんなある日、私が洗濯物をバタバタと畳んでいると、子供たちが3人でモジモジしながら近づいてきた。どうしたの?と聞くと、子供達が手に持った物を差し出してきた。

「お母さんいつもありがとう」

長男の手に握られたのは、そこらへんで摘んできただろう小さなお花の束と手紙。次男の手に握られていたのは丸がたくさん書き込まれた紙。1番下の子もぐちゃぐゃに丸めた紙を差し出してきた。

そう、この日は私の誕生日だったのだ。

おそらく長男が考えてやり始めたのを、下の子たちが一緒にマネしてやってくれたのだろうが、思いがけないプレゼントに感動と嬉しさで涙が出た。

日々の忙しさに、ちょっとした子供の成長を見落とし、流してしまいがちになっていたが、こんなことを自分で考えてできるようになっていたことに驚かされた。

特に次男がこんなに絵をかけるようになっていたことと、感謝の気持ちを言ってくれるまでになっていたことには感動させられた。

母親だって人間なので、何でも完璧にできるわけではない。

イライラして子供にあたり散らしたり、思わず手を上げてしまって、寝顔を見ながら反省することもあるし、失敗に落ち込むこともある。

ママになって6年が経ったが、まだまだどしんと構えた母親にはなれていない。

育児に対する自信も無くなることもある。

それでもそんな私と毎日を過ごして色んなことを感じ、経験しながら子供が成長していく姿は本当に嬉しい。

慌ただしい毎日だけど、それは『幸せ』だとしか言えない、大切な日々だ。

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