パイロット、その職務には乗客全ての命の責任がかかっている

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何百人もの命を運ぶ仕事といえばパイロット。大勢の乗客乗員の命を預かる身であるパイロットは、プロとしての責任感を持つのは当然のこと。そんなパイロットが、酒に酔って操縦桿を握りしめていたとしたら?

アラスカ航空のベテランパイロットが酒酔い操縦で逮捕

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ベテラン機長という立場でありながら機内の命を預かる責任感がまるでなく、酒気が抜けきらない状態で搭乗し、操縦桿を操っていたというのだから呆れます。カリフォルニア州のニューポートビーチ在住のデヴィッド・アーントソン(60歳)機長は2014年の6月のフライト数回を、酒酔いで操縦し逮捕、解雇となりました。

1年半以上も事実が隠蔽されていたことに批判の声も

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事件は今から1年半ほど前。2014年6月にサンディエゴ国際空港からポートランド国際空港へ、更にはそこからカリフォルニア州のジョン・ウェイン空港へ向かう2つのフライトでの酒酔い操縦をしたとされるアーントソン。

空港でランダムに行われる「血中アルコール濃度検査」にひっかかり、既定の量を大幅に超えていたことで逮捕、解雇となったわけです。でも、今になってその事実がメディアで明るみになったことに対して批判の声が上がっている様子。ひょっとして航空会社が事実隠蔽を測ろうとしたのでは、と疑問の声も。

血中アルコール濃度の基準値は、0.02%

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アーントソンの測定値は1回目が0.134%、2回目が0.142%という基準値を大幅に超えた数値が出たそうですが、この数値は「アルコール飲料を7杯ほど飲んだ量に値する」ということで普通なら酔っ払ってもおかしくはないレベル。

当時の副操縦士は、アーントソンが「足を動かしてくる」と言ってコックピットを短時間だけ離れた時があったと説明。でもその時に飲酒をしたかについては定かではないと話しているということです。

乗務員も「機長からはお酒の臭いがしなかった」とコメント。機内で飲んだかという点については不明なものの、検査で2回ひっかかっているということは、間違いなく体内にアルコールがあったということ。やはりこれはプロとして失格です。

操縦前の8時間~12時間は飲酒禁止

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大勢の命を背中に背負い無事に目的地に届けるという大変な職務であるからこその高級取りとなるパイロット。各航空会社も乗務員の飲酒に関しては厳しい規定を定めています。1982年から第一線で活躍してきたこのベテランパイロットは、これまでに検査でひっかかったことが一度もなかったそう。

たった一度の飲酒操縦が解雇・逮捕という人生への堕落に繋がったアーントソン。もし彼に有罪判決が下れば15年の実刑は免れないだろうとのことで、やはり命を背負う職務につく者にはそれに見合う処罰が与えられるということですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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