亡くなった方の遺体を運ぶ時に使われる霊柩車。


霊柩車といえば豪華な装飾が施された「宮型霊柩車」のイメージが強いですが、最近はめっきり見かけなくなりましたよね。


そんな中、NHKの情報番組「所さん!大変ですよ」(毎週木曜午後10時55分~午後11時20分)で「あの高級車が一万円で買える!? 一体なぜ?」という特集が放送。


同番組で行われた街頭インタビューにて、「宮型霊柩車」自体を知らない若者が出現して話題となっています。

実際の画像がこちら

NHKのスタッフが宮型霊柩車の写真を見せながら「何のための車だと思う?」と質問。


すると、この若い女性は「お金持ちの人の車かな」と回答したといいます。

続けて、女性は笑いながら「郷ひろみとか乗っていそう」と発言。


さらに「何に使われてそう?」と質問されると、「お祭りかな?」と答えるなど霊柩車だという認識は全く見受けられないようです。

この画像を添付したツイートは大反響に

このツイートは、投稿されてから数時間で合計約1000のリツイート&リツイートを記録。


その後も増え続けるなど、大きな反響が寄せられています。

この事実を知った人々からは驚きの声が続出しました

子供の頃はよく親に言われたものですが、知らない方も多いのでしょうか…

宮型霊柩車が減少している一因は近隣住民によるクレーム

番組によると、宮型霊柩車の人気が急落している原因は葬儀場の近隣に住んでいる住民による「死を感じさせる」「死が他人事ではない気がする」といったクレーム。


これを受けて宮型霊柩車の葬儀場への乗り入れを禁止している自治体も存在しているといい、その数は全国で約150にも及ぶそうです。

格安でオークションサイトに出品される宮型霊柩車も

宮型霊柩車は元々1台1500万円~2000万円程する高級車ですが、近年は番組の特集タイトルにもあったように格安で取引されているそうです。


実施にオークションサイトを覗いてみると、現在価格6万7500円や12万円、即決22万8000円という低価格で売りだされていました。

そんな宮型霊柩車はモンゴルで大人気に

日本では「死を連想させる」と忌避する流れになりつつある宮型霊柩車ですが、今モンゴルで大人気となっているそうです。


何でも、モンゴルの人々は普段は質素な暮らしをしていますが、親類縁者か集まる冠婚葬祭は豪華絢爛に行われるのが慣例。


そんなモンゴルでは、宮型霊柩車はモンゴル出身の力士が話題にしたことがきっかけとなり「走る寺だ」と歓迎されているのだとか。

一方、日本では洋型霊柩車が主流になりつつある

現在、日本では洋型霊柩車が主流になりつつあるといいます。


その理由としては、前述した葬儀場の近隣住民によるクレームに加え、制作や維持に費用と手間がかかること、宮型霊柩車を作る職人が減少していることなどが挙げられますが、1989年に行われた昭和天皇の葬儀で洋型霊柩車が使用されたことが最も大きく影響したと言われているそうです。


宮型霊柩車を知らない世代が出てくるなど、大きく変化してきている日本の葬送文化。


このまま、宮型霊柩車は消えていってしまうのでしょうか?

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