まるで街が水没したかのようなジオラマを作成するアーティストがTwitterで話題になっていました。

その作品のどれも、いつまでも眺めていたくなるほど美しいんです!

美しすぎる水没ジオラマ

街が水没した模様を表現している「水没ジオラマ」。美しいのに怖さも感じる作品です。これは氷河期が訪れて水没した東京の街並みを表現しています。

Twitterで瞬く間に話題に!

公開しているのはMASAKIさん

水没ジオラマを作成し公開しているのは、MASAKI(@MasakiSe)さんです。

本業はCG(映像)屋さんです。 ジオラマや模型の事ばかりつぶやきます。

出典 https://twitter.com

「水没ジオラマ」制作のきっかけ

はじめは軽い気持ちで制作していたというMASAKIさん。そのきっかけは何だったのでしょうか?

ジオクレイパーをジオラマに使えないかと購入しておいたのですが、他の模型と絡めるにはスケールが違いすぎたため、風景ものとして仕上げられないかと思い、以前から温めていた水没都市はどうだろうとテストもかねて軽い気持ちで制作しました。思いのほか反響が大きかったです。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

そんな美しい水没ジオラマを紹介

MASAKIさんの作品には、海中生物やUMAなどが登場します。水没した街を悠々と泳いでいますね。

ブラックライトで照らすとこんなに神秘的になります。

東京都庁のプラモデルで排他的な雰囲気を再現。群生した木々がなんとも言えません。

ガンダム好きのMASAKIさん。ガンダムに登場してくるキャラクターたちが登場します

こちらは氷河を再現。質感までこだわり抜いています。

戦闘によって破壊されたビル。どこも手を抜いていない、MASAKIさんが「第十七回全日本オラザク選手権・サンダーボルト部門」にて金賞を受賞した作品の一部です。

水没ジオラマの作成過程も公開

MASAKIさんは水没ジオラマの作成過程も公開してくれているんです。100均で購入できるアイテムを使うなど、工夫しています。

まずはビルのダメージ表現をリューターを使って行っていきます。

窓の割れた部分や低層階の天窓、ビルのパネルの角などなどそのままではビル全体が単色ですのでこれをを塗り分けていきます。低層階や屋上施設など。はみ出しなど多少ありますが結構適当です。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

その後窓の凹んだ部分や凹凸のある部分にクレオスのウェザリングカラーのマルチブラックを適当に筆塗りし、はみ出し部分は専用溶剤でふき取ります。

そのAKインタラクティブのスライミーグライムダークAK026を筆で塗り海面下に沈んだ部分に発生した海藻類により緑色になった部分をランダムに筆塗りしていきます。

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塗り終わったら鉄道模型用の草色のパウダーや少しくすんだパウダーなどを使って屋上に生えた雑草を制作。

屋上の木はオランダドライフラワーの先端部分に鉄道模型用のカラースポンジを木工用ボンドで接着しその上から先ほど使った草色のパウダーをまぶしてスポンジ感をなくします。

屋上にも少し砂が積もったように砂色のパウダーも凹んだところにマットメディウムを使って接着。屋上は本当はレジンを流した後の方が良かったのですが雰囲気を見たくて先にやっちゃいました。。。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

制作の過程をみていると、その細かいこだわりが伝わりますよね!

そして、遊び心を加えるアイテムも。

中に入れるダイオウイカとシロナガスクジラをエポキシパテで制作。

あまりにも小さく固まる前のパテで造形するのはきつかったので少し大きめに大体の形を作っておき固まったものをリューターで削って形を出しました。横にあるのはゴムボートとテント(カッティングマットのメモリは1マス1cmです)

出典 http://masakise.blog.fc2.com

ここからは水没ジオラマに欠かせない「透明樹脂」を流し込む作業です。

ここまでできたら透明樹脂を流し込む準備です。

流し込むのはクリスタルレジンという製品ですが以前のジオラマで使用した残りがあったのでそれを使いました。

流し込む際の型枠を制作するのですがお金がかからないように100均で買ってきたルーズリーフなどのバインダーの表紙の半透明のPP(ポリプロピレン)の部分を切って使いました。

表面がツルツルの方を内側になるようにサイズを測って折り曲げてBOXを作ります。内側にはシリコンバリアを塗っておきます。

クリスタルレジンは小さな隙間からでも漏れやすいので折り曲げたのりしろ部分に木工用ボンドで接着し更にマスキングテープで固定しておきました。この時は上下は抜けています。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

これまた100均で売っているPP製のトレーの上に100均の油粘土を盛ってそこにビルのモデルを固定。(どれだけ100均すきなんだ^^;)

そこに被せるように先ほどのPPの型枠を被せ油粘土に突き刺します。隙間が出来ないようにしっかり型枠の周りを油粘土で囲みます。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

透明樹脂が固まったら、最後の仕上げです!

水面のフチの部分はレジンの表面張力で少し立ち上がっていますがニッパーなどでカットしてからヤスリ掛けしてある程度平らにしコンパウンドで磨きました。

側面も少し小さな気泡が気になる部分があったので目立たない程度までヤスリ掛けしてコンパウンドで磨きました。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

磨き終わったら水面に波を追加していきます。使うのはジェルメディウムやスーパーヘビージェルメディウム。それを水面に100均の平筆などで塗って行きます。

クジラの境目やビルにぶつかった波など少し跳ねた感じの部分にはスーパーハードジェルの方を使います。波のような雰囲気に塗っていくため少し事前に波の画像など見て参考にすると良いと思います。

出典 http://masakise.blog.fc2.com

波立っているのがリアルですね!

水没した部分と100均で売っているコレクションケースと組み合わせたら完成です。コレクションケースのサビたような色の塗り方や、水没部分との接着方法なども詳しく紹介してくれています。気になる人は是非ブログをチェックしてください!

美しさと物悲しさを感じることができる「水没ジオラマ」いかがでしたか?一つの工程がとても丁寧になされているのがわかりますね。いつまでも眺めていたい作品の数々です。

今後もどんな作品が誕生するのか楽しみですね!

この記事を書いたユーザー

白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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