両親が関東育ち、東京生まれの筆者です。関西はあまりわかりません。

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筆者、東京の郊外に生まれました。多少の引っ越しはしましたが、概ね東京23区内に住んでいます。

東京なので、当然18歳くらいになると、就職や進学で大量の人を迎えることになります。東京という街は、そこで生まれた人プラス、他所で生まれた人の力を借りなくてはならないくらい大きな街ですので、それはよく行われていることです。

従って、東京にずっといると、自分の周りが東京以外の出身者になってしまうことは、東京の「あるある」だったりします。なので、色々な文化が入ってきて、より東京が魅力的な街になるという部分もあると思います。

筆者、20歳で就職しました。そこで出会ったのは関西人。

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生まれてから東京でほぼ20年生活した筆者には、就職当時に関西出身の知り合いはそれまで高校時代のバイト先に数名いた程度で、ほぼいませんでした。

高校時代のバイト先の人は、敬語がおかしく、「そうされているのですか?」を、「そうして貼るんですか?」と、聞いてきます。「貼らないよ!」と答えることにしていました(笑)

訛りや方言も変えない方が多いので、関西の方はちょっと大変だなぁと思っていました。

さらには、テレビなどで見かける関西系の芸能人の方々も、あまり筆者は面白いと思いませんし、全員で合言葉を言ってズッコケるのが何が楽しいかもわかりません。

そうは言いながらも、ボケ・ツッコミのようなものが関西人は全員上手くて、一般の人でも明るくてフレンドリーで愉快な人が多いという推測をしていましたし、会ったら期待してしまうところは確かにあります。

あまりに関西に無知な筆者なのですが、東京での生活は地方出身者との生活であります、あらゆる地方の出身者をお迎えする街に生まれた者として、当然のことなのですが、就職した職場に関西の方がいました。今回の投稿の主役はその彼です。

彼(内木君(仮))は東京の大学を卒業して、東京の筆者と同じ会社に就職しました。言ってみれば同僚ですし、夜勤などもあって割と二人になることも多かったのですが、内木君は関西出身とはわかっていましたが、あまり愉快ではありませんし、無口です。逆に東京の人といる時のようで楽でいい仕事相手でした。

暫く勤務していると、流れから内木君と筆者で軽く食事をしながら飲酒する機会を得ました。

「俺、東京に来て良かったんだけどさぁ…」

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内木君は無口なので、あまり沢山のことは言いませんが、珍しく筆者に話を聞いてもらいたいようで、自分からいくつかの相談をしてきました。

内木君:「奥村君さぁ、俺、大阪から来たでしょう?まぁ、分かると思うけど、俺、あのムード合わなかったんだよ…。東京の方がさぁ、色々な人がいて紛れるだろうし、落ち着くと思ったんだけどさぁ…。」

筆者:「どうしたんだよ、何かあったか?」

内木君:「今日何かがあったわけじゃないけど…」

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筆者:「内木君の話しならば聞くよ。俺でよけりゃさぁ…」

内木君:「なんでさぁ、関西出身って言うとさぁ、ボケたりツッコんだりズッコケたりすると思われてさ、っていうか、それを期待されてさぁ…。俺、そういうのやらないと、「関西人なのにノリが悪いなぁ」とか言われてさ…。関西にだって、明るい奴もいれば暗い奴もいる、フレンドリーな奴もいれば、シャイな奴もいるんだよ。東京だってそうだろうよ!」

筆者:「内木君、えらい熱いなぁ…」

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内木君:「なぁ、奥村君はどう思うよ、関西人は全員面白いとか思うのか?」

筆者:「ごめん、今までそう思ってた、それと、透明なスープのうどんとかよく食えるなぁと思ってた、それに粉モノはおかずじゃないし…」

内木君:「ははは…うどんの黒い汁は無いでしょうよ…東京のがおかしいよ…」

筆者:「かもな…(笑)」

内木君:「でもさ、関西人はそう見られてるんだな?」

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筆者:「見られているっていうかさぁ、テレビにもそういうボケ・ツコッミみたいな人が多くでてるでしょう?関西弁で話す、シリアスだったりアカデミックだったりする話って馴染みが無い気がするのよ…、カジュアルでフレンドリーというかさぁ…そりゃ、よく考えりゃさぁ、言う通りだよ、関西人だって大人しい人はいるんだろうよ…」

内木君:「まぁ、でもそんなもんだよな…。多くの人にわかってもらいたいんだけどなぁ…。俺、巨人ファンだしさ、もうこっちに5年以上住んでるんだよ。そろそろ東京の人になりたいよ」

筆者:「そうかぁ、内木君は、少数派だとは思うけど、そういう考えの人もいるんだね、なんかさぁ、ちょっと勉強になったっていうと悪いけどさ、そんな感じだよ、いずれにしても、東京の人もさ、東京出身じゃない人も多いし、他の地方の人に対して一つのイメージ…例えば、関西だったらボケ・ツッコミとかさぁ、それがその地方の皆の人格というかぁ…そうなっちゃうんだろうね。まぁ俺も含めて勉強不足ではあるよね…」

というような話が続き、先ず筆者と内木君の合意をしていき、「関西人は全員明るいと決めつけるのはやめましょうキャンペーン!」みたいなのを心の中でやりましょうみたいな話になりました(笑)

いかがでしたか?

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考えてみればそうですね。関西人は明るい?関東人は気取ってる?九州男児は亭主関白?みたいな、絶対全員ではないじゃないですか?その特徴というのは…。そういうことを、その地方から来た人の全てに当てはめていくのは失礼なのかなぁと、筆者は内木君との出会いによって考え直すようになりました。

読者の皆様も、色々な地域の出身者が身の回りにいるかもしれません。筆者もそうしていこうと思っていますが、先入観と決めつけは排除して、「その人」を見ていこうではありませんか!

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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