松本です。
がんと言えば、発症して手術や抗がん剤、薬などで治療して、5年経過すれば再発はしないと今までは言われてきました。

でも、それはがんの部位ごとに違うことが最近の研究で分かってきたのです。

5年経てば安心と思っていただけに残念な話なのですが、最新の「10年生存率」のデータがテレビ番組の「情報ライブミヤネ屋」(月曜~金曜13時55分から放送)で特集されたのでご紹介します。

がん10年生存率は初めてのデータ

前橋市、群馬県衛生環境研究所"10年生存率"調査に参加の猿木信裕所長が発表するがん治療のカギを握る"10年生存率"とは…新たな研究概要です。

がんと診断された人が、10年後に生存している割合
がん10年生存率58.2%

58.2%というのは、いろんながんの種類もありますし、若い方も年配の方も全部含まれた平均ということで、一つの目安として考えてください。

部位別の生存率データ

5年生存率部位別データ

乳 88.7%
大腸 72.1%
胃 70.9%
肺 39.5%
肝臓 32.2%

消化器系は5年を超えると比較的発症しにくいが、肺と肝臓は5年を超えてもがんになりやすい性質がまだ残っている。肝臓は、肝硬変になって固くなるので、肝臓の状態が悪くなりやすい。また、乳がんも10年で見るそうです。

10年生存率部位別データ

全国16の病院で、1999年から2002年に診療した約3万5000人分のデータを部位別に分析。※これまで5年生存率はあったが10年生存率は初めてである

(90%以上)
甲状腺 90.9

(70%以上)
前立腺 84.4・子宮体 83.1・乳 80.4・子宮けい 73.6

(50%以上)
大腸 69.8・胃 69.0・直腸 68.5・腎臓 62.8

(30%以上)
肺 33.2

(30%未満)
食道 29.7・胆のう 19.7・肝臓 15.3・すい臓 4.9

●何故、生存率に差が出るのか?
猿木所長は語ります。一つはがん本来の性質の違い、発見のしやすさの違い、がん治療方法の確立の有無だそうです。

性質の違いは、進行がゆっくりなど乳がんの場合、転移は非常にゆっくり大きくなるので10年を目安に経過を診ていきましょうということになった。

一方ですい臓がんの場合、進行が早い(短い)、しかも発見しにくいのが特徴です。

ステージ別10年生存率データ

ステージとは進行度合いを表します。ステージ1が初期段階、ステージ5となると末期の状態を表します。

●大腸がんの場合
(10年生存率)

ステージ1 →96.8%
ステージ2 →84.4%
ステージ3 →69.6%
ステージ4 →8.0%

このように、いかに早期発見が大切かが分かります。

宮根さんの言葉

番組司会の宮根誠司さんは、「これが出たことによって画期的なことではあるんだけれど、絶対的な数字と思っちゃだめ!」と語ります。

15年前の患者さんのデータ。今や医療技術も格段に良くなっています。

猿木所長はそれに対して、

「最近は抗がん剤も非常に進歩しているので、このデータ以上良くなっていると思います。ただ、計測する仕組みができたということが重要な事で、これからの治療法を評価するためには、こういうベース的な数字がとても大事になるかなと思います」

と答えられました。

まとめ

最後に猿木所長は、「早期発見であれば必ずがんは治ります。あくまでも個人差があるし、薬の効き具合も人によって違います。がんと共に生きる時代、だから早めの治療が大切」と語られました。

今や、がんはいろんな治療法や手術などで取り除き日進月歩です。抗がん剤も昔より進歩しています。

何より患者さんの生きようとする漲る力が、大切だと思うのです。私の身近にも、胃がんが転移して肝臓がんでもう手術出来ない方がいます。お世話になりとても優しい方なので、このデータを見て肝臓が下の方にあるのではじめは大変ショックを受けました。

でも食欲もあるし、実験の段階での薬が効いて、がんが大分小さくなってきているそうです。データは一つの目安に過ぎません。今や日本人のがんは3人に1人と言われる時代です。定期的な健康診断で、早めの受診が一番大変です。あなたの大切な家族のためにも☆

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