出典 https://vimeo.com

記事提供:TOCANA

東京に住んでいると当たり前のように思える光景も、外国人観光客からするとまた違ったように見えるのだろう。

「Tokyo Roar」と名付けられたこのショートムービー、旅行者の視点を遥かに超えたこの作品、気がつけばその映像に吸い込まれていた。いかに自分が何も見ていなかったのかということを突きつけられた。この動画を見終わったとき筆者の目には薄ら涙が。

■日本人以上の日本人の目で

多ジャンルのSNSが浸透した今、日本を訪れる海外旅行者たちが撮影した写真や動画を目にすることは多い。それらは日本人なら当たり前だと思ってしまう本当に何気ない日常を、全く新しい視点で、その美しさ、面白さを「再発見」してくれる。

ニューヨーク出身のブランドン・リーさんは、1台のカメラとパソコンを手に数年前から世界中様々な場所を旅して、多くの映像作品を制作してきた。

ブランドン・リーさんの作品は1カ月の滞在の中で撮られ、近代的な大都市東京と伝統的な日本の側面を見事に対比させ、思わず息を呑んでしまう映像美とともに仕上げている。

日本人以上に日本人的な視点で繰り広げられるこの映像、見る人はいつの間にか壮大な映画の世界に引き込まれてしまうような感覚を覚えるはずだ。もうこれ映画のトレーラーなのではないの??マジで!

※本記事は、ブランドン・リーさんご本人の許可を得て掲載しています。

一枚目は、表参道に来たら誰もが立ち寄るTOKYU PLAZAの鏡の階段、ここからパシャッと写メを撮ったことがある人が多いのではないだろうか。

そしてその次の永作博美的な大和撫子がいるのは、どこかの料亭の方であろうか。新宿のロボットレストラン、通勤ラッシュ、ゲームセンター、そして束の間に交差する伝統的映像。

ブランドン・リーさんの作品の根底には日本の「新旧の交錯」があるという。「真の輝きを見つけるにはとにかく見ることなんです」と彼は語る。

もともと、彼はコマーシャルムービーのディレクターをしていたのだが、「世界を自由に放浪してみたくなった。僕の人生の目標はできるかぎり多くの場所へ行くことだ」と語っている。

本当にありふれた光景なのだが、いざ自分が都内を歩いていてここまで色々なことを発見し、さらにそこに関心を抱けるのかと考えると、もっと色々な日常を旅しようと思える。

こう改めてみると日本人ってマスクしている人が多いものですね。外国人だからこそ見える世界、だけどそれは紛れも無く我々の日常。

■さあ、みなさん泣いてください!

出典 Vimeo

日常こそ非日常。逆もまた真なり。第三者だからこそ、それを素直に発見し、楽しむことができるのかもしれない。

なんだか、この動画を見てどこか遠い国を見ているような気分になってしまった作者はもっと日常を大切にしようと再認識した次第でございます。

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