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生活していく上でお金は絶対に必要なものです。しかし、現状は税金は上がる一方、年金は下がる一方、若い世代がもらえる年金はあるのか?という心配もされている程…。

特に日本では非正規雇用者が増えていますし、特に女性の貧困は深刻な状態になってきています。

よく聞く「貧困女子」その定義は?

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女性の貧困を語る上で知っておくべき単語の一つに、「貧困女子」という言葉があります。

読んで字の如く「貧しい女性」を意味するのですが、その定義はどんなものなのでしょうか?

「貧困女子」とは、年収が110〜130万円ほどしかなく、手取りは10万程度と、最低限の生活を営むことも困難な20代以上の女性のことを指します。

出典 http://news.mynavi.jp

住んでいる場所にもよりますが、東京で一人暮らしとなるとこの数字では厳しいのではないでしょうか…。

また、さらに具体的な数字をあげている例もあり…

貧困女子とは手取りから家賃を引き、85000円以下の人の事を指している。
現在では3人に1人の女性が貧困に該当している。

出典 http://honmadekkatv.com

手取りから家賃を引いた金額が、85000円を超えているか否か、で貧困ジャッジの基準としている例もありました。

生活をする上では、家賃以外にも光熱費や通信費などの固定経費が存在します。家賃以外の経費も年間にすると大きな負担です。

では、なぜ貧困女子が増えているのでしょう?タイプ別に紹介していきます。

1. 非正規雇用に甘んじているケース

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新卒の就職率が緩やかに改善しているとはいえ、それでも内定をもらえない学生は一定数存在します。内定がもらえないからといって働かないわけにはいきませんから、バイトや派遣などの非正規雇用で食いつなぐしかないのです。

また学生だけではなく、既婚者やシングルマザーの場合も育児などでフルタイムでは働けない、ブランクがあるなどの理由から正社員での採用がされにくい、ということもあります。

勤務地や会社にもよりますが、結果としてあまり稼げないという人が多いのです。

2. 家賃・奨学金の返済など固定費が高い

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実家暮らしであれば住居は確保されていますが、特に都市部での一人暮らしとなると家賃が懐の痛手となっていることが少なくありません。

また、進学する際に奨学金を借りていた場合は、その返済に追われるケースもあるのです。シングルマザーの場合だと、お子さんの学費などが大きな負担となっていることもありますね…。

3. ワーキングプア

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男女問わず、正社員として働いている=経済的に安定しているわけではありません。

企業にもよりますが、基本給が安いために残業代をもらわなければ生活ができない、副業したくてもできないということもあります。先進国の中でも日本は、男性と女性の賃金格差が大きいので、キャリアを積んでいても男性と同等の給料がもらえることは稀有なことです。

他に人件費コストを重視する会社では、こんなことが行われていました。

「野菜などの生鮮食品をひたすらパック詰めする作業です。工場には、パートさんや派遣さんもいましたが、そういう人は残業はしない。代わりに遅くまで残業するのは私たち正社員でした。でも、残業代は出ない。上司に言うと、“正社員なんだから当たり前だろ”と怒鳴られた。体はボロボロだし、恐怖心は消えないし、1年で辞めました」

出典 http://news.livedoor.com

企業から見たらパートや派遣社員は、時間給で雇っている労働者です。残業させればさせるほどコストが膨らむ存在と言えます。しかし、正社員であれば雇用条件によっては、残業代を払わずに無限で働かせることが出来てしまうのです。

まさに上記のケースはそれに該当していたのではないでしょうか。

こうした苦しい生活を送る方に対して「生活が苦しいなら結婚すればいいじゃない」「男性に養ってもらえばいい」という意見も多いのですが、昨今の離婚率を見ても分かるように結婚が生活苦を打破する切り札とは言い切れません。

次に結婚しても貧困女子となってしまうケースをいくつか紹介します。

4. 夫のリストラ、給与カット

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高給取りの夫と結婚出来たとしても、このご時世ですから会社が倒産する、リストラされる、減給されるなどのリスクは付いて回ります。

かといって共働きをしようにも、専業主婦から正社員雇用というのは、ブランクがあればあるほど難しいもの。結果的に苦しい生活を余儀なくされる可能性が高いのです。

5. 夫による経済的DV

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最近増えているのが経済的DVです。生活費を渡さない、もしくは渡されても雀の涙程度で生活ができないレベルというもので、こうなってしまうと妻は独身時代の貯金を切り崩すか、働くしかありません。

さらに夫の収入があるので、生活保護すら申請できないのです。こうした経済的DVは離婚事由にもなりますが、「離婚するよりマシ」と我慢してしまう方もいます…。

おわりに

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女性の貧困の中でも、シングルマザーの場合は「子どもの貧困」にも繋がります。

いくら節約などの自助努力をしても、追いつかない部分は必ず出てきます。一度家庭に入っても社会に復帰しやすい、正規雇用を増やすなど労働に関する改善や、子どもの教育費に関わるシステムの改善が求められているのではないでしょうか。

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