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記事提供:TOCANA

ごくありふれた日常の中に潜む“地味に笑える違和感”を切り取る写真家いくしゅんの写真集『ですよねー』(青幻舎)が発売された。

かつてこれほど笑えるノスタルジー写真集があっただろうか?決して美しくはない、だが、愛おしい日常の瞬間がこの写真集には詰まっている。

トレーナーを着れなくなった子ども、ソフトクリームを食べる犬、公園で体操するオッサン…、いくしゅんは絶対に誰も撮らないダメすぎる決定的瞬間を捉える天才だ。

ちょっと意地悪な目線で切り取られた写真の連続にもかかわらず、ページをめくるごとに、昔の思い出や家族のことを思い出してなぜだかしんみりしてしまうのは、いくしゅんマジックなのだろうか?

この不思議な感覚をほんの一部ではあるが、ぜひ読者のみなさんにも堪能していただきたい。

ぴっぴかちゅー!

コムデギャルソンに憧れて。

■いくしゅん一問一答インタビュー

――使用しているカメラは?

いくしゅん パナソニックのGX1というミラーレスのデジカメです。3年前に1万5千円で買ったものを今も使い続けています。

中古で状態も悪かったので、突然電源が切れたりバッテリーを認識してくれないことがよくある問題児なのですが、動かなくなるまで使い倒そうと思っています。持っているのはこの1台だけです。

あびゃびゃびゃびゃべろべろべろばーー。

新宿駅ダンジョンの入口がわからない…。

――奇跡の瞬間の撮り方は?

いくしゅん まず、そもそも僕は自分の写真が奇跡をとらえた写真だとは思っていません。また、そういう瞬間を狙っているわけでもありません。撮影したら結果的に「そういう風に写っていた」みたいな、偶然の産物であることがほとんどです。

狙って撮れるような写真って案外つまらなかったりするので、とりあえずシャッターを切っておいて、後はなりゆきにまかせています。

声がかわいかったので会ってみたらやっぱりかわいくて萌えた。

友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪、輪っ!

――撮影中の忘れられないエピソード

いくしゅん しばらく考えてみたんですが、なにも思い出せません。忘れやすい性格というわけではないのですが、撮影に苦労したとか、トラブルに巻き込まれたとかいうような、印象に残る思い出がないんです。

安心してください、持てますよ!

音楽性の違いが明確になりつつある。

――これから撮りたいもの

いくしゅん 強いて言えばカバの赤ちゃんです。グロさと愛らしさのバランスが一番理想的な生物だと思います。あと、実在するのならば河童を撮ってみたいです。

どやっ!

ソフトバンクのお父さん犬?あぁ、あいつマブやで。

――影響を受けた写真家は?

いくしゅん 好きな写真家がずっといないのでわかりません。漫画作品からの影響のほうが大きいと思いますが、作品名や漫画家さんの名前を出して本人に見つけられると恥ずかしいので名前は言いません(笑)

いくしゅん

1980年奈良県生まれ。主な同級生に広末涼子、朝青龍、鬼束ちひろ、マコーレー・カルキンなどがいる。

【いくしゅん個展「逆・ですよねー」】

会期:2016年1月20日(水)~2月7日(日)
会場:NADiff A/P/A/R/T(ナディッフ・アパート)
東京都渋谷区恵比寿1-18-4

※トークショー「新春!いくしゅん写真集 シャンソンショー」の開催も決定!
日時:2016年1月30日(土)18:00~20:00
出演:清水穣(美術評論)×いくしゅん

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