記事提供:長谷川豊 公式ブログ

毎週土曜日にTOKYO MXにて放送されている、トップリーダーたちを招いてのトーク番組『未来展望』(07:05~07:30)。

LINEを作り上げた森川社長や話題のライザップを大成功させている健康コーポレーションの瀬戸社長など「実際に成功し、実際に結果を出しているトップリーダーのみ」をスタジオにお招きし、これまでの苦労話や人生哲学などを伺っています。

私のレギュラー番組の中でも特に勉強になる番組であり、もしご興味のおありの方はぜひご覧いただきたい番組です。(関東地方以外の方はBS12chにて毎週月曜日の18:00~放送中ですのでご覧ください!)

その『未来展望』で、私と一緒にMCを務めてくれている釈由美子ちゃんが第1子の妊娠を発表しました。ヤフーニュースでご覧になった方も多いかもしれないですね。

去年の結婚のニュースからそれほど時間がたっていない段階での妊活成功。昨日の収録でも心からお祝いを伝えておきました。

去年はお父様とのお別れなど、悲しいニュースもあっただけに、釈ちゃんの愛らしい笑顔と、ほんの少しだけ膨らみ始めたお腹を微笑ましく見ていました。

しかし、本当に嬉しかったのは、収録が終わった後で、制作スタッフと話し合っているときに聞いた、制作陣の姿勢でした。

月に1度、4回分の放送を収録していく『未来展望』は体への負担も少なくありません。そこで、釈由美子ちゃんは現段階では、来月の収録分をもって、いったん産休に入ってもらうことになります。

出産して、まだ生まれたばかりの子供との新しい生活…。どれだけ大変なことなのかは子供が3人いる私もよく分かりますし、同じく、子供を2人育てている担当制作会社「チエノワ」の社長を務める田中社長も同じ思いでした。

まず、私たちが考えなければいけないのは釈ちゃんがスムーズに出産・子育ての生活に入ることです。

なので、そこまで遠くない未来に釈由美子ちゃんの後任を決めなければいけないのですが…。

その時に田中社長が私に言った言葉を聞いて、私はこのチームと一緒に番組を作れていて、心から幸せだ、と痛感しました。

まだ29歳の若きベンチャー魂を持つ田中社長はJリーグから声もかかったサッカー少年でした。

しかし、あふれ出るベンチャー魂を抑えられず、今は「チエノワ」という制作会社の社長として、多くの従業員を率い、忙しい毎日を送っています。その田中社長が釈ちゃんについて、こう言いました。

「長谷川さん、釈さんについてですが…『卒業』という言葉は使わないでおこうと考えています」

どういうことか?『卒業』と言ってしまうと、番組から出て行ってしまう、ということになってしまう。

でも、これから出産・そして子育て、という生活に入っても、いつか機会があれば「どのようなかかわり方であってもいつでも戻って来られるように」という思いを込めて、

「『卒業』と言う言葉は使わないでおきたい」

と言うのです。これは本当にうれしかった。一緒に今まで番組をやってきた以上、私たちは「仲間」です。よく聞く『卒業』と言う表現は、私も少々の違和感があった。今回の田中社長の姿勢を、私は全面的に支持します。

先だって、国会議員が育児休暇を取るの、取らないのと、くだらない議論があったようですが、私は「論点がずれ過ぎている」と一蹴してきました。あまりに議論の質がレベルが低いと感じたからです。

「育児休暇を取ること」=「いいこと」というのは少々「思考停止」ではないか?

私たち、『未来展望』のスタッフもチームも、みんな、釈由美子ちゃんに産休なんて与える気はありません。育休なんて取らせるつもりもありません。

彼女は必要な人材だからです。

でも、番組で一緒になった以上、大変で素晴らしい生活に挑戦しようとしている釈ちゃんを、全員で支えるだけです。私たちの中にある思いはたったそれだけです。

今の日本の時代遅れの議論を見ていると「育児休暇を取ることは素晴らしいことだ」と思考停止している人が少なくないのですが、私が生活をしていたアメリカニューヨークでは、そもそも「育児休暇」や「出産休暇」は存在しません。

出産に充てられる「有給休暇」が存在するだけです。働いている女性陣は、みんな、出産後4週間~6週間で職場に復帰します。

「育児休暇を『制度として取る』とか『取らない』とか言ってる段階で、もう全然わかっていない」んです。取ったって取らなかったっていいんです。仲間が頑張ってんですから支えるんです。それでいいんです。

と、いう訳で『未来展望』からは釈ちゃんはMCからいったん外れます。それは、出産と言う素晴らしい挑戦に向かうからです。そして、そのまま子育てに入ってもらうからです。

でも彼女がまた…いずれの日にか、戻りたくなったら…余裕なども出てきたら…私たちはいつでも受け入れます。どんなかかわり方でも相談すればいいだけです。

くだらない低レベルの意見を言い合ってる国会議員に言いたい。縁あって、同時期に赤じゅうたんの上に集った仲間が出産するんでしょう?みんなで支えりゃいいじゃん。それすらできない人間はバッジなんて外せよと言いたくなる。

と、同時に1月やら2月というあのクソ忙しい時に「育児休暇取りま~す」とか言ってる議員も、もっと別のやり方があることくらい一度よく考えて欲しい。「すでに子育てに参加する意思のある人間が育児休暇取ったところで、何にも変わらない」んです。

問題は『そっちじゃない』のだから。何言ってるか分からないかなぁ…。これが分からないうちは何にもできないんだけれど…。

話がそれました。まとめると、釈ちゃん、おめでとうってことです。お腹、大切にね。結婚の準備って旦那はみんなノロノロするもんなんです(笑)。あんまり怒んないであげてね。

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