年明け早々、日本中に激震が走った。

国民的アイドルグループであるSMAPの解散騒動だ。

一部報道によると、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人が、育ての親とも言える女性マネージャーのジャニーズ事務所退社に伴い、独立を協議。木村拓哉は、ただひとり事務所に残ることを表明し、SMAPの分裂、解散は避けらない見通しだ。

このビッグニュースに、ワイドショーは持ちきり。しかも、NHKの全国ニュースでも取り扱われるなど、その反響ぶりは凄まじい。皮肉な話ではあるが、解散話をきっかけに、日本中がSMAPという存在の大きさを改めて痛感させられた格好だ。

『SMAPはSMAPだけのものではないという自覚を持つべき』

そんな中、ひとりの芸能人の発した言葉が反響を呼んでいる。

その芸能人とは、笑福亭鶴瓶。

1月15日、鶴瓶が司会を務める『A-Studio』(TBS系列)に、渦中のSMAP・香取慎吾が出演。番組恒例の締めの言葉として、このように語った。

『SMAPは日本のエンターテインメントの中で特別ですよ。SMAPはSMAPだけのものではないという自覚を持つべき』

真剣なまなざしで聞き入る香取慎吾の表情が印象的だったが、あまりにもタイムリーな、そして、多くの国民の声を代弁するかのような一言に、SMAPファンは泣いた。

収録時期は公にはなっていないが、内情を知っての発言だったような気がしてならない。もちろん、想像の域は出ない。けれど、メンバーの誰かから相談を受けたにせよ、雰囲気を察したにせよ、鶴瓶は何かしら知っていたのではないだろうか。

だからこそ「自覚を持つべき」と、「べき」という強い表現をあえて使ったのだと思う。そこには叱咤のニュアンスが感じ取れた。

やっぱり信じたい。SMAPに明日はある、と

今、報道は迷走を極めている。大筋の方向性は共通認識になりつつあるが、それ自体も本当かどうかわからない。彼らの口から語られるその日まで、ファンは気が気でないだろうが、待つしかない状況だ。

SMAPは、バブル崩壊後から暗く沈む日本の世の中を、いつも「がんばりましょう」と元気づけてきた。その功績は計り知れず、戦後、この国に明かりを灯した力道山や長嶋茂雄にも匹敵するほどのHEROと言っても過言ではない。

他のグループみたいに青いイナズマのような鮮烈なデビューは飾れなかったかもしれないけれど、どんないいことも悪いこともすべて受け入れて、今日までやって来たはずだ。そんな彼らの姿を見て、ファンならずとも、KANSHAしている国民は多いだろう。

鶴瓶の言うように、もはや「SMAPはSMAPだけのものではない」。もし、どこかのはだかの王様が自分勝手な感情でもって潰そうとしているのなら、そんなことが許される次元のグループではないことを肝に銘じてもらいたい。

ただ一方で、SMAPを終わらせることができるのは、SMAPだけだとも思う。それが、世界に一つだけのアイドルグループとなった彼らの権利だろうから。

でも、やっぱり信じたい。SMAPに明日はある、と。

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