日本中に衝撃。軽井沢でのスキーバス事故

朝のニュースで一番に目に入った“軽井沢でのスキーバス転落のニュース”
亡くなった方、ケガをされた方の人数を知り、大変な衝撃を感じました。

というのも私自身もスノーボーダーであり、子供が生まれるまでは格安のスキーバスでゲレンデに向かっていた経験も。だからこそ人ごとには感じないこの事件…。

しかし実際のところ、ウィンタースポーツを楽しむ人だけに関わらず、バス旅行は安さも魅力であるため、誰もが目をそむけてはいけない身近すぎるニュースなのではないでしょうか。

15日午前1時55分頃、長野県軽井沢町軽井沢の国道18号碓氷(うすい)バイパスで、スキー客を乗せたツアーバスが道路脇の崖下に転落した。

 県警や消防によると、バスには乗客39人、乗員2人の計41人が乗車しており、このうち乗員2人を含む男性9人と女性5人の計14人が死亡したほか、27人が重軽傷を負った。県警は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で捜査本部を設置した。国土交通省は午後、バスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)の特別監査に入った。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

まず何よりも、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
そして負傷された方の一日も早い回復をお祈りいたします。

亡くなった方の無念はもちろんのことですが、その場に居合わせた負傷者の皆様のショックも計り知れないことでしょう…。

この事故は本当に避けることができなかったのでしょうか?

安全は自分自身で見極める!高速バスに乗る前に…

交通機関に乗る人に『気をつけて言ってきてね!』と声をかけると…

『気をつけてと言われても、気をつけようがない…』
なんてかえされたこと、ありませんか?

確かにこれはごもっとも。自分で運転していくならまだしも、バスや電車などの交通機関に乗る限り、気をつけるのも頑張るのも“運転手さん”ですもんね。

今回の事故において、原因が何にあったかまだ特定はされていませんが、何十人もの乗客の命を預かる仕事を担ったバス会社が責任を果たすことは当然のことでしょう。
そう考えると、事故に合うか合わないかは自分では防ぎきれない?

いえいえ。
もちろん動き出したバスでは運転手さんに命を預けている状態ですが、バスに乗る前に確認すべきこともあるんです。

それは”安全を自分自身で見極める”ということ。

以下、【国土交通省】ホームページより引用

行政処分を行った事業者の詳細情報を、国土交通省ネガティブ情報等検索サイト(事業者の過去の行政処分歴を検索するサイト)で公表します。
この公表は、事業者に対し追加的なペナルティを科すものではなく、事業者の適正な事業運営の確保を目的とするもので、国民の安全・安心の確保、公正で自由な競争の確保などのために有効なものです。
→ ■国土交通省ネガティブ情報等検索サイトはこちら(バス事業者)   http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03punishment/cgi-bin/search.cgi

出典 http://www.mlit.go.jp

しかし、筆者が上記の“国土交通省ネガティブ情報等検索サイト”で今回の事故で運行していた【株式会社イーエスピー】を検索したところ、該当する情報はありませんでした。

ならばこの会社は安全だったのに事故を起こしたのでしょうか?
いいえ、そうではないようです。
それを示すニュースの一部がこちら↓

発表によると、国土交通省の関東運輸局がイーエスピーの業務状況を監査したところ、運転手の健康診断を行わず健康状態を把握していなかったことや、出発前に行うアルコール検査などの点呼実施義務違反があったということです。

これを受けて関東運輸局は1月13日、イーエスピーが保有するバス1台について20日間の業務停止処分を出していました。そして本日1月15日、イーエスピーからナンバープレートを一時的に没収する予定だったとのこと。

出典 http://breaking-news.jp

ここから推測するに、まだ業務停止処分の言い渡しから日も浅かったことからネガティブ情報が反映がされていなかったということでしょうか…。

うーん…。せっかくこういった情報を確認できるサイトがあり、国土交通省でも高速ツアーバスを予約・乗車する前に検索することを推奨しているわけですから、できることなら出発前までには乗客が確認できるよう改善してほしいというのが、一消費者としての希望です。

ただ、こういったサイトの存在があることは、自らの安全を自分の目で見極める“ヒント”にもなるのではないでしょうか。

危ない運行・運転は要チェック!!

実は私自身も、『このバス大丈夫かな?』と思った経験があります。
その経験も、ゲレンデに向かうまでの出来事。

当時は大雪で、私が乗ったバスは目的地の長野県のスキー場到着までわずかというところで雪にはまり、動けなくなってしまいました。その時運転手さんが必死にタイヤを雪から脱出するために取り組んでいてくださったのですが、何とその作業を一人でされていたんです。
その理由は、そもそも運転手さんが一人だったから。

スキー場オープンの時間に向けて走っていたそのバスは夜10時に東京をスタートし、スキー場に朝5時頃につくというバスだったため、運行時間は7時間。しかも雪道。
この長時間かつ危険な道のりを、運転手さんが一人で添乗員さんも乗っていませんでした。

10年以上も前の出来ごとなので、その際の条例では問題がないことだったのかもしれません。でも雪にはまってから動き出すまでにかかった時間は、2時間。

2時間もの間、雪が大量に降る極寒の地で、運転手さんは一人で作業されていました。乗客の男性も手伝うことを提案しましたが、運転手さんは乗客の安全を考えて、その申し出を断っていました。

その状況を今思い返しても、正直危険な状態ですよね。
そう考えてみると、高速バスに乗っていて『あれっ?この状況大丈夫?』ってことは意外と起こりうることなのかもしれません。

そしてこうしたケースで私達がするべきことは、これからの運行のためにも”報告”すること。国土交通省では、安全に関する情報の通報について次のように呼びかけています。

高速ツアーバスの安全に関する情報が通報できます! 

高速ツアーバスの安全に関する事前情報と実際に違いなどがあれば、国土交通省に通報をお寄せ下さい。例えば、乗務運転者(運転士)が「2名」となっていたのに実際は1名だったなどの安全情報に違いがあれば、国土交通省の「高速ツアーバスの安全通報窓口」にお寄せ下さい。

→ ■高速バスツアー安全通報窓口はこちら   http://www.mlit.go.jp/jidosha/tourbus-tsuho.html

出典 http://www.mlit.go.jp

同じ悲しみを繰り返したくない…

『同じ悲しみを繰り返したくない』
今回のニュースを目にした人の多くが、こう願ったことでしょう。

そしてこの願いを実現させるためには、一人ひとりの心がけがとても活かされるのではないでしょうか。

上記でお話した“通報”にしてもそう。
高速ツアーバスで出かけ、自分が安全に帰ってきたからよかった。ではなく、次に乗る人に“安全のリレー”をつなげませんか?

高速ツアーバスだけに限ることではありませんが、世の中には大なり小なり違法を繰り返し、未だそれが公にでていないケースも多いことでしょう。しかしそれに目をつぶってしまうということは、安全や安心への道を一つ潰してしまうことになるかもしれません。

だからこそ、私達一人ひとりがただ利用するだけではなく、自分たちの乗るバスがどのように運行されているのか、安全に目的地に着く取り組みがなされているのかと、興味を持つことが多くの安全につながるのではないでしょうか。

そして最後に、今回のバス事故に関するニュースで多くのコメンテーターが口ぐちに語っているのが、“シートベルトの必要性”。実際シートベルトをすることで、悲惨な結果を避けられたという生存者の方の声もあるようですね。

どんなにこれまで無事故で安全な運行をしていた高速ツアーバスに乗車したとしても、万が一に備えてシートベルトは忘れずに装着しましょう。それこそが安全のためにバス乗客が何よりもするべき、安全策です。

最後に再び、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。

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