昨年夏の高校野球甲子園大会で話題となったラガーさん問題

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いつもバックネット裏の同じ席に座り観戦し、必ず中継に映り込むことから有名人となった、通称「ラガーさん」。ニセモノも現れるなど大きな話題となりました。

席取りの様子

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みんな開門と同時にいい席を取るためにダッシュしています。ラガーシャツを来た通称「ラガーさん」も確認できますね。

 背景にあるのが、「8号門クラブ」と呼ばれる団体の存在。全試合をネット裏前方で観戦するため、「8号門」付近で夜を明かす人々の存在が話題となり、高校野球ファンの間ではお馴染みとなっている。

 甲子園は全席自由席のため、どこに座っても個人の自由であるのだが、ネット裏の前方に関してはほとんど「8号門クラブ」の人々の定位置となっている。テレビなどで紹介され、「8号門クラブ」の知名度が上がっていくのにつれ、自由席の「聖域化」に関して疑問を投げかける人も少なくなく、いつか問題が起こるのではと懸念する声も挙がっていた。

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この8号門クラブが甲子園の自由席を私物化しているとして、「高校野球を応援する会」が『change.org』にて抗議の署名活動を開始する事態に。

署名を集めるページ

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「私たちは高野連、朝日新聞社、8号門クラブに対し、これらの行為が無くなるよう、具体的な行動を取ることを強く要求します」と八号門倶楽部の追放を強い言葉で訴えました。

問題の解決を心配する声も

昨夏の段階で、2016年のセンバツ高校野球大会までに問題が解決しているか不安の声もありました。

そんな中、今年のセンバツを前に一つの発表が!

バックネット裏に「ドリームシート」新設

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第88回選抜高校野球大会(3月20日開幕)の運営委員会が13日、大阪市内で行われ、同大会から甲子園に「ドリームシート」を新設することが決まった。甲子園中央特別自由席内のバックネット付近の118席で、全国軟式野球連盟に所属する小中学生の軟式野球チームの選手を連日、無料招待する。招待選手は毎試合ごとに入れ替える

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少年野球選手の数が減っていることから、子供たちに間近で高校野球を観戦してもらい、野球人口を増やすことを目的として、このような取り組みが決定しました。

日本高野連の竹中事務局長は「未来の球児を確保することが大事」の考えで、昨年から温めていた計画を実行に移した

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バックネット裏を確保したのも、捕手や打者のすぐ後ろの臨場感あふれる場所からの観戦で、小中学生球児の野球への興味をより高めるためとのこと。

高校野球ファンへの理解も求める

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バックネット裏は一般ファンにとってもあこがれの場所。大会中は徹夜のファンが球場前に列をつくる。そういった熱意を理解した上で、竹中事務局長は「球児をともに育てていかなければいけない。ご理解いただきたい」と訴えた

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直接的ではありませんが、八号門倶楽部の事を言っているようにも思われる発言です。

この決断に各方面から称賛の声

概ね「上手い落とし所」という高野連に対する評価の声ばかりです。
何はともあれ、未来ある少年たちに一番いい席で試合を見てもらうというのは非常にいい試みですね。

現時点で、初年度は旅費など金銭面の負担を軽くするために近畿2府4県のチームが対象とのことですが、来年度以降は硬式野球チームも含めて招待地域を広げるとのこと。センバツだけではなく夏の甲子園大会でも導入する予定らしいです。

当たり前ですが、高校野球は球児たちが主役。無駄な外野の問題が解決したというのは非常に素晴らしいことですね。

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