この世にはタブーじゃないのにタブーと決めつけられているものがあります

出典筆者撮影

上の写真、筆者が開催するセミナーで使っているものなのですが、多くの人が当たり前のようにタブーと決めつけているものや、暗にタブーな感じのものを書き出しています。

よく、営業マンの新入社員研修などで、お客様と「政治」「宗教」「野球」の話はするな!と言われたりはしませんか?

勿論、積極的にその話題をこちらからする必要はありません。しかし、話の流れでそのような話題が出てくることも当然ありますし、何しろタブーというのは決めつけですので、実質タブーではありませんから、相手から普通に話題にされるときもあるわけです。

要は「言い方」「聞き方」なのではないでしょうか?

出典経営コンサルタント内海透氏撮影

その手の話題をタブーだと決めつける人は、その話題の時に自分の主義主張を沢山喋るという前提なのではないでしょうか?

デリケートな話題ではありますから、合意が確認できない人と、深く話す必要などないのです。

基本、この手の話になってきた場合、アクティブ・リスニングで相手に主導権を渡せばよいのではないでしょうか?

無口だけが理由で嫌われることはありません。沈黙は金です。先ずはそのことが分かっていればいいと思います。

コミュニケーションは、自分が話すことではありません。それが鉄則です。

では、それぞれの対処法を…

出典経営コンサルタント内海透氏撮影

「政治」が話題になった時

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基本的に政治の話は「聞く」ことが大事だと思います。考え方が合わなくてもいいじゃないですか?相手の思想を何故変えようとするのですか?ということなのです。

好きな政党の話し、好きな政治家の話し、大いに結構じゃないですか!

筆者にも好きな政党、好きな議員がいますよ。

先ず、下手な人は往々にしてこれをやってしまいます。
1・政権批判など、相手が支持しているかもしれないのに持論を展開する。
2・特定の議員などの悪口を、相手の気持ちを確かめずに言う。
3・「マスコミと政治はグルだ」「その事件は○○党の陰謀だ」等、すべてを知っているわけではないくせに、決めつけで、若しくは受け売りで物を言う。
4・「あれは右翼だ」「あれは左翼だ」「あれはタカ派だ」「あれはハト派」だの、すぐに分類し批判する。

他にもあるでしょうが、すべてのケースで言えることは、自分が一番正しくて、話し相手を説得しようとしているという態度だということなのです。

この世に、説得されたりセールスされたりすることが好きな人はいません。そのことが分かっていれば問題無く政治の話などできるのです。

こういう口調を使えば、あまり不快になりません。
「僕、素人なんで、そう思っちゃうんですよね…実際どうなんですかね?」
「不勉強で申し訳ないんですが、○○議員って、賛否両論あるって聞くんですけど、どうなんですか?」

お分かりですか?最後は投げちゃえばいいのです。そこで持論を戦わせたりする人があまりにも多かったのでしょう…タブーと言われるのは。

コミュニケーション能力を使って、相手が熱く政治の話をしたら、こちらは相槌と質問のアクティブ・リスニングですよ。概ねそれで対応できてしまうと思いますが、いかがでしょうか?


「宗教」の話題になった時

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宗教の場合、先ずこれだけは避けた方がいいポイントがあります。嫌いな宗教や宗教家の話しです。

何事もそうですが「嫌い」の話を振るのは、相手の合意がわかっているとき以外はやめておいた方がいいでしょう。

基本的に信仰というのは自由ですし、何か信じるものがあることは素敵なことだと思います。いいじゃないですか?どこの宗教でもその人が…。宗教の話しもそうですが、聞いてあげればいいのですよ。

ただし、宗教は政治より一つハードルが上がります。

政治の場合、相槌を打って、色々な話しを相手から引き出しても、すぐに入党申込書を持ってきて、「一緒に政治活動しようよ!」という人はほぼいないと思います。しかし宗教の場合、布教に熱を上げる人もいます。これがかなり厄介です。

筆者は政治の話しも宗教の話しも、考えが合わないほど積極的に聞くインプットの時間と考えています。世の中にはいろいろな考えの人がいて、目の前の筆者が心の中で反対意見を持っている可能性があることを恐れず、話しをそんなにしてくれるんだなぁ…。と、色々考えるわけです。次に筆者が話しを人にするときの大きな参考になります。

「うちはキリスト教なんです」「僕は日蓮宗なんです」って、言うことそのものは何もおかしくないですよね?

その後に他の宗教を邪教と揶揄したり、布教や改宗を迫ったりする人がいるから皆怖くなってタブーというようになった部分もあると思います。

積極的に宗教の話しをする必要はありませんが、サラッと良い部分の話しだけすれば何も問題はないと思いますが、いかがでしょうか?

「野球」の話題になった時

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日本の野球の話しですが、どこの球団が好きかという問いがありますよね?

タブーと言うわりには、その質問は一般的ではないでしょうか…。

筆者ははっきり言うと巨人と西武が好きなのですが、それだけのことなのです。

聞かれたから答えたのに、「アンチ巨人」だの、「○○監督はバカ」だの、そこからの話がおかしいことなりがちです(笑)

筆者は、そういう時は応戦しません、インプットの時間です。ただ、筆者は、目の前の話し相手の好きな球団の悪口は言いませんよ。コミュニケーションが下手な人は、本当にそれをやってしまいます。自分が応援している球団が一番!そんなことは皆一緒です。

どこの球団だろうが、同じ野球をやっています。国際試合になったら一緒のチームにだってなります。悪口さえやめれば、野球好き同士、色々な情報交換や「お互い応援頑張ろう」的な励まし合いだって出来ます。筆者は阪神ファンの人と積極的に野球の話をします。「一緒にクライマックス行こう!」みたいな話ですよ。簡単です。タブーなのではありません。後ろ向きな話を主張するから上手くいかないのです。

いかがでしたか?

出典経営コンサルタント内海透氏撮影

全てのことに言えるのですが、話し相手は今すぐ「あなた色には染まらない」ということです。

話しやコミュニケーションが下手な人ほど、目の前の相手を説得しようとします。

繰り返しますが、人に説得やセールスされることが好きな人はいません。

「好き」の話しをサラッとして、あとはアクティブ・リスニング!そうすれば何の話しだって出来るのです。

自分が話したいという欲求を、今、目の前にいる考え方の分からない人にする人が多いから、どんどんタブーも増えていくような気がします。話し方、聞き方はどんなに学問的に優れている人でも苦手な人は本当に苦手ですし、その逆のような感じで、話し方、聞き方の能力にとても長けていて、世の中を上手く渡り歩く人もいます。

読者の皆様には「上から」と思われるかもしれませんが、筆者、自分を戒める意味も込めました。生意気且つ乱文で申し訳御座いません。

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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