世の中には様々な価値観を持つ人が存在します。「普通では考えられないようなこと」と思っても、その「普通」がその人には普通ではないのです。価値観の違いから生まれる生活スタイルは時に周りを驚かせるもの。

ここ、イギリスにも周りにドン引きされているにも関わらず、どうにもこうにもこの「仕事」が辞められないというある女性がいるのですが、その女性の仕事は「既婚者の愛人になること」なのです。

8年前に離婚したキャロラインさん

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2児の子供の母であるキャロラインさん(49歳)は夫に浮気されたあげくに離婚。40代でまた独身に戻る不安と恐怖があったために、デートサイトに登録したのがきっかけでした。

「気楽に恋愛しよう」が売りのサイト

出典 http://www.dailymail.co.uk

パートナーがいても、結婚していても「恋愛ぐらい外でしたっていいじゃない。楽しくしよう」というモットーなのが2003年に設立されたこちらのサイト。女性の登録は無料、男性は会員費を毎月139.99ポンド(約23,900円)支払うというシステムで、イギリスではなんと90万人もの会員が存在するといいます。

結婚生活に何の面白みもない人たちが興奮と楽しさを求める

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例えばこのサイトに登録しているのは既婚者であっても「セックスレス夫婦」だったり「妻が病気で治療中」だったり「妻が妊娠中」で思うように欲求が満たされなかったりと理由は様々。要するにパートナーや妻を裏切って浮気を楽しんでいる男性の集まりなのです。

キャロラインさんはこのサイトにどっぷりハマった

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既婚者しか付き合わないというポリシーがあるキャロラインさん。「ハンサムで知的で魅力的な既婚者が一番素敵よ。奥さんががんで闘病中だっていう男性と何回も寝たこともあるわ。」罪の意識もなく堂々と言うキャロラインさん。

これまで弁護士、パイロット、警察官、税理士などの地位のある既婚者の愛人になっているというキャロラインさんの驚くべきところは、一人との付き合いが終わって違う人の愛人になるのはなく、7,8人と同時進行なところ。

筆者としてはここまで秩序がない女性は女性として恥ずかしいと思ってしまいますが、キャロラインさんは「私は男性を救ってるのよ」と平気な顔で言います。

「私と付き合わなくても売春するか浮気するかどちらかだわ」

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キャロラインさんの「仕事は」素敵なレストランでの食事、高価なジュエリーなどのプレゼント、そしてベッドを共にするなどといった世界に共通する「愛人」の仕事。「 Illicit Encounters」に登録している男性はどっちにしろ妻やパートナーにではなく、誰かとの関係を求めている人たちばかり。

「私が相手をしなくてもどっちにしろそういう男性って浮気はするものよ。それかお金を払ってセックスするかね。」会員費を払っているのだから女性を買うということに関してはさほど違いはないのでは?と思う筆者。

「既婚者の方が独身男性より大人よ。」

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全てにおいて成熟しているのは既婚男性、独身男性には興味がないというキャロラインさんは周りにドン引きされても「この仕事が楽しい」と言い切りさらさら辞める気はない様子。

「もし、私が誰かと付き合っててもし陰で浮気されていたらすっごく傷つくわ。」そこまで言っているにも関わらず、既婚者を故意に選んでセックスを楽しむことを繰り返すキャロラインさんは「私はもう二度とちゃんとしたパートナーを見つけられないわね。」と自虐的なコメントを発することも。

「他人の結婚を壊すつもりはさらさらない。」とは言うけれど…

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あくまでも愛人の仕事は仕事であって、他人の結婚生活を壊すつもりなど微塵もないというキャロラインさん。でも結果的には陰で妻を侮辱し傷つけているのです。知らなければいいという問題ではなく一人の人間としての道徳的行為に欠けていると思うのは筆者だけでしょうか。

日本でも新年早々ある芸能人と歌手との不倫騒動がありました。既婚者であるにも関わらず親しくなった女性と付き合い続け、妻を裏切り傷つけた男性も既婚者であると知りながら付き合い続けた女性も責められるべき立場だと思います。

人間誰しも過ちは犯すもの。「いい大人なんだから」といっても特に男女の揉め事は世界共通日常茶飯事ですよね。ただ、楽しければいいと我を忘れる裏側には常に苦しみ傷つく人がいることを、きっとその人を失ってから気付くのでしょう。

キャロラインさんも、8年前に自身の離婚で経験したにも関わらず愛人を仕事としていることを恥ずかしく思う時がいつかやってくるのかも知れません。その時には、キャロラインさんを理解してくれる人は果たしているのでしょうか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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