ベビーカー論争が多い昨今。
私自身もほんの数年前まで、ベビーカーで電車などの公共機関を使って移動したりしていました。
その時に実際にあった、心温まる出来事をご紹介いたします。

エレベーターの無い駅で…

上の子が生後4ヶ月の頃のことです。
とある比較的大きな駅に、ベビーカーで買い物に出かけました。

その駅にはエレベーターが未設置だったことを着いて始めて知り、一緒に来ていた母に子供を抱っこしてもらい、ベビーカーは私が抱えて階段を登りました。

そして帰り。
久しぶりの買い物で色々と買い込んでしまい、ベビーカーにも荷物を引っ掛けた状態で、また駅の階段を下ることになりました。

行きと同じように、母に子供を抱っこして先にホームに行ってもらい、私が荷物とベビーカーを抱えて階段を下ろうとしたところ。

就活中か新入社員くらいの若い青年が、階段上であたふたしてる私たちをジロジロ見ながら通り過ぎていったので
「なんだろ…邪魔だなーとか思ってんのかな…」
と不安に思っていました。

ところが!

その青年が、ホームまで下りたのに、またわざわざ階段を上って戻ってきてくれて、
「大丈夫ですか?一緒に持ちます」と声をかけてくれたのです!

あまりの驚きと嬉しさで、涙がこぼれそうになったのを今でも覚えています。

厚意に甘え、ベビーカーを一緒に持ってもらい階段を無事に下りました。
何度もお礼を言うと、すました顔で、でも少し恥ずかしそうに青年は去っていきました。

自分に子供がいる年齢でもない若い男の子が、一度通り過ぎたのにまた戻ってきてくれた行動は、とても勇気のいることだったと思います。

思いやりと親切な心に触れ、私自身も、自分がされて嬉しかった気持ちを誰かに返したい、と素直に思える素敵な出来事でした。

電車の乗り降りの時も・・・

また別の時のことです。
ベビーカーで下の子が寝てしまったため、車内が空いていた事もあり畳まずそのまま電車に乗ったことがありました。

降りる駅に着き、横を歩くまだ4歳位だった上の子を気づかいながら、ベビーカーを車内からホームに下ろそうとした際・・・

ドア横に立っていた若いサラリーマン風のスーツの男性が、
「手伝いますよ!」と笑顔で声をかけてくれて、ベビーカーをスッとホームに下ろしてくれました。

おかげで慌てたり危ないことも無く、上の子の手をひいてホームに下りる事ができました。
ホームからお礼を言うと、私と上の子に優しくニコッと微笑みかけてくれたのがとても印象的でした。

さまざまな論争がある中で

ベビーカーの公共機関でのあり方については、それぞれの立場からの思いや見え方があり、意見が食い違うのはしょうがない事だと思います。

ただ、そんな中でも純粋に「大変そうな人の手助けをする」という思いやりで行動してくれる人がいることも事実です。

手を貸した側の人にとっては、些細なことだったかもしれませんが、
手を差し出してもらった私にとっては、数年経った今でも忘れられない素敵な出来事です。

もう子供たちはベビーカーを使わないでも移動できる年齢になったので、今度は自分が大変そうな人を見かけたら声をかける番。

ベビーカーをきっかけに、そう思える経験に出会えることもあるのです・・・!

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小学生と幼稚園児の母。オシャレ、プチプラ物、シュール、猫が大好物です。

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