住宅業界に身を置く筆者は、仕事の関係上、よくこんな相談を受けます。

「この見積り金額は高いですか?」と。

そんな時筆者は、見積り書の“ある項目”を真っ先にチェックします。

そこで今回は、ボッタクられないための、見積もり書のチェックポイントをご紹介しましょう。

■「クロス(壁紙)貼り」をチェック!

新築、リフォーム、店舗の改装、水漏れ、エアコンの修理……。

工事内容によって、見積り書の内容は変わって来ます。その内容次第では、何十枚もの分厚い見積り書になってしまうことも。

分厚〜い見積り書なんて、見る気になりませんよね? しかも専門用語が多くて、大抵の人がチンプンカンプンになる事でしょう。

しかし! ここをチェックすれば、簡単にボッタクリ業者かどうかが解ります。それは……「クロス(壁紙)貼り」です。

出典 http://sumaiweb.jp

※工事内容に『クロス(壁紙)貼り』が含まれる場合に限ります。

■クロス(壁紙)には、2種類ある

みなさんが良く目にするクロス(壁紙)には、主に2種類が使われています。

一つは、一般的な住宅に使用される白系のクロス(壁紙)です。通称「量産クロス」と呼ばれ、材料上代が 800円〜850円/m となっています。

もう一つは、店舗や住宅の一部アクセントに使用される、色柄の入ったクロス(壁紙)です。

通称「1,000番台クロス」と呼ばれ、材料上代が 1,100円〜1,200円/m となっています。

まずは見積もられているクロスが「量産クロス」か「1,000番台クロス」なのかを業者に聞きましょう。普通の業者なら、すぐに教えてくれます。

■これが、良心的な工事金額だ!

「量産クロス」の場合・・・1,050円/平米
「1000番台クロス」の場合・・・1,300円/平米
(材工共・・・この金額は、材料費と施工費を含めた金額です)

これ以上だと高いと疑いましょう! 逆にこれ以下だと、良心的な業者です。

クロスの末端仕入れ価格は全国一律で、材料上代に対して、半額以下です。そこにクロスを貼る職人の手間賃を合わせると、おおよそ上記の金額になります。

■「プロの習慣」を逆手に取る!

通常、見積り書を作成する場合は、原価に自社の利益を一律上乗せします。

「クロス(壁紙)貼り」工事が、上記の金額より2割高ければ、他の工事項目にも一律2割で上乗せしている業者が多いです。

「2割高い」という事は、総額200万円で出来る工事が250万円で請求される事になります。

今回紹介した「ボッタクリ業者の簡単な見極め方」は、見積り書を作成する時に“利益を一律上乗せするプロの習慣”を逆手に取ったものです。

中には、工事項目毎に利益率を変える業者もいますので、参考までにしておいてくださいね。

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