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駅や商業施設などで見かける多目的トイレ(又は多機能トイレと呼ぶ場合もあります)。

車椅子を使用されている方や、赤ちゃん連れの方、通常のトイレを使用するのが難しい方など、性別を問わず幅広いニーズに対応するトイレとして認知されています。

しかし、一方で“常識的でない”用途に使用する悪質なケースが問題視されていました。

悪質な多目的トイレ利用者の目撃談

何をしていたのかが気になりますね。

盗撮などしていなければ良いのですが…。

あくまでも「トイレ」であって、「更衣室」ではありません。

本当に必要としている人が利用できなくなってしまいます。

こういった行為はやめて欲しいですね。

多目的トイレを利用する人の中には、お子さん連れもいます。

使う可能性のある方のことを考えたいもの…。

さらに、広めに作られている構造を逆手にとって性行為をしている(と疑われる)ケースもありました。

性行為をしている(と疑われる)人達もいた

もうね…言葉も出ませんよ。

そんなにいるものなんですか?

…。

何してんの?

嫌な予感が…。

ちなみに某飲食店での出来事だそうです。

世も末ですね…。

こういった行為に対し、一歩踏み込んだ対応をしているケースもありました。

警察に通報、そして確保!

排泄やそれに類似した行為を目的にトイレに入ることは合法です。

しかし、性行為はそういった性質とは違う行為なので「建造物侵入」という罪名がつくのです。

覚えておきましょう。

あまりにもこういった話が多いので、ストレートなネーミングを考える人もいました。

気持ちはとてもよく分かります。

さて、非常識な行為は論外ですが、多目的トイレを必要とする方の中には周囲に理解されにくいケースもありました。

例えば、LGBTの方や見た目には分からない障害のある方、人工肛門を利用している方などです。

こんな人達も多目的トイレを必要としています

性同一性障害の方、その他何らかの事情で通常のトイレを利用することが難しい場合、多目的トイレを利用するしかありません。

トイレの性質上、性別を分けて設置するのは当然なのですが、こういったケースの場合は多目的トイレを利用するのが現時点での打開策となっています。

見た目には分からない障害を持った方もいます。

迷惑行為をする人のせいで利用しづらくなっている側面は否めません。

人工肛門を使っている方は、専用の水道が付いていなければ不便なのだそうです。

多目的トイレの中には、この専用の水道を設置していないことも多いので、一括りに「多目的トイレ」と表記しないで欲しいとの意見も見られました。

上記のような理由で、多目的トイレと障害者用トイレを分けて欲しいと考える方もいました。

必要な設備をマルチに備えたトイレが出来れば良いのかもしれませんが、「使いたくても使えない」というのは数が足りていないとも言えます。

実際にこんな統計がありました。

車椅子使用者の7割以上がトイレ不足を訴えている

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国土交通省が平成24年に行った多機能トイレの使用実態を調査(車いす使用者105人対象)によると、トイレを使用しようとして「待たされたことがよくある」と回答した人は52%に上り半数を超えた。「たまにある」(41%)を加えると、9割以上が、トイレを使いたいときに利用できなかった経験を持っていることになる。

多機能トイレの数が「十分足りている」「十分とはいえないが足りている」との回答したのは計18.1%。それに対して、「やや不足感がある」「とても不足している」は計75.2%に上った。

出典 http://www.sankei.com

これは車椅子使用者の方に限った調査結果ですが、7割以上の方が多目的トイレの不足を感じているのです。

一般的なトイレを使用していると、「ここにも多目的トイレがあるんだ」と思いがちですが、実際に使用している方から見るとその数は決して十分ではないということが分かります。

なぜ増えないのか…実際に設置の要望をした方の声をご覧下さい。

「使う人が少ないだろう」という決めつけ

この方のお父様が多目的トイレの要望を出した時、「使う人が少ないだろう」という理由のもとに却下されてしまいました。

しかし、数年後に人工肛門を使うことになったので多目的トイレが必要な事態になったのです。

その名の通り用途は多岐に渡るわけですから、長い目で考えるとこういった施設を設置するのも福利厚生と言えるのではないでしょうか。

おわりに

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多目的トイレを利用するにあたっては、やはりマナーは守りたいものです。

同時に、少子高齢化に伴いニーズは今後益々高まります。必要な方が気軽に使えるような雰囲気作りと、設置数を増やすことが求められているのではないでしょうか。

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