問題になっているのは、右側のストライプのスカーフ。ファストファッションの人気ブランドH&Mで$17.99で販売されているものです。

それがなぜ問題なのか?そこには、私たちには少しわかりにくい宗教問題が関係していました。

左は、同じストライプのスカーフに見えますが、実はTallit(タッリート)と呼ばれる、ユダヤ教の礼拝の時に男性が着用する、布製の肩掛けです。


アメリカのティーンエージャーの女の子に人気のファッション雑誌セブンティーンが今回の騒動をツイート。

口火を切ったのは、このツイート。

NO,NO,NO,ノーーーーー!

これってぜんぜんクールじゃない!

今回の騒動に対しH&M担当者は、謝罪した上で、このスカーフはあくまで今年の流行ストライプを取り入れたデザインであり、特定の宗教や政治的立場の人を不快にさせたり排除したりするという意図は絶対にない、という見解をリリースしています。

イスラエルにある店舗からは、このスカーフはすべて撤去されました。アメリカでは今も販売されています。

タッリート

出典 http://www.worldofjudaica.com

ユダヤ教関連の商品を販売 World of Judaica

ストライプも、フリンジもスカーフには良く使われるデザイン。ツイッターでは、憤りのコメントより、こんなコメントが目立ちました。
「そんなに目くじら立てなくても」
「今世界にはもっと重大な問題があるのに、大げさすぎる」
「普通のストライプじゃないの?」

これまでも同じような騒動が起こっていますが、今回問題になったスカーフは、イスラエル以外の国で販売中止になることはなく、事態は沈静化に向かうのではないかと思われます。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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