音楽は、ストレスや不安を解消し、免疫力を向上し、認知症の予防になると言われています。その中でもピアノはいろいろな面で認知症の予防にも効果的です。

~~もしも ピアノが弾けたなら~~ という歌詞もありましたね。

昔やっていたピアノをもう一度やってみたい、という人が近年増えています。
お孫さんをピアノレッスンに連れてきて、ついでに自分も習いたくなったという人や、
定年退職後にレッスンに通う人も少なくありません。


音楽の効用 ①ストレス解消

音楽は人の脳や自律神経に作用します。

聴くだけの時も自分で演奏する時も、快楽をもたらすドーパミンという物質や、ストレスホルモン(コルチゾール)を減少させる効果が確認されています。

②免疫力アップ

50分間音楽を聴いた人の体内では、ストレスが緩和されて免疫グロブリンAという物質が増加したという研究報告があります。

③脳の活性化

音楽を聴いているときは、脳の一次聴覚野だけではなく、周辺の運動皮質や小脳も活性化されていることが脳スキャンで判明しています。

さらに、音楽に合わせて体を動かすことは、かなり複雑な認知能力が必要です。特に頭頂葉が支配する視空間認知(物の位置や大きさ・間隔・距離などを把握する能力)が良くなると言われており、認知症の予防になると報告されています。

デイサービスでは音楽療法として、よく歌を歌いますよね。

ピアノの魅力 ①簡単に音が出る

トランペットなどは音を出すまでが一苦労ですが、ピアノは鍵盤を指で叩けば音が出ます。

誰にでも音を出すことができる、というのが大きな長所です。

②右手と左手が別の動き

両手で演奏できるようになると、右手と左手は違う動きをします。
これが、脳には非常に良いことなのです。
大変複雑な認知課題をこなしていることになります。

③手と目と耳を同時に使う

楽譜を目で見て、手を動かして演奏して、耳で聴いて変な音になっていないか確かめながら演奏します。

手・目・耳の3つを同時に使うので、脳にはとても刺激的です。

さらに、目は右手の音符と左手の音符、さらにはクレシェンド(<)やピアノ(P)などの強弱記号や、♯(シャープ:半音上げる)などの記号なども見なければなりません。

中級者くらいになってくると、1度に数か所を同時に見ていますので、かなり忙しいです。
ペダルも踏む人は足も使っていますから、かなり複雑なことを行っていることになり、脳はフル回転していることでしょう。

④習熟度に合わせて調整できる

最近は、本屋さんまで行って楽譜を購入しなくても、ぷりんと楽譜というものが1曲からインターネットやコンビニで購入できます。初級者向けのものから上級者向けのものまであります。

難しいな、と思えば「ド・ミ・ソ」の和音のミを外して「ド・ソ」にしてもOKです。
自分の習熟度に合わせて演奏すれば良いでしょう。

⑤達成感

ピアノに限らず、他の演奏でもそうですが、最初のころは2割も演奏できなかったのが、少しずつ上達し6割の完成度、7割、8割・・・と上達していきます。

歌を歌うよりもその上達は明確ですので、その分達成感も大きいでしょう。

眠っているピアノの蓋を開けてみませんか?

長い間蓋が閉まったままになっている眠ったピアノがあれば、もう一度演奏してみませんか?最初のころは楽譜を読むのも1つ1つ数えて、おたまじゃくしの上にミとかソとか書いておかなければ、ダメでしょうが、少しずつ楽に弾けるようになりますよ。
(筆者もその一人です)

子どもの頃にやっていたピアノ、もう一度やってみませんか?
お孫さんのギターと共演する日や連弾でピアノを演奏する日も、夢ではないかもしれませんよ!

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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