拝啓、柏原崇さま。あの頃、“かっしー”と呼び、『白線流し』や『イタズラなkiss』にのめり込んでいたことを思い出します。もはや「柏原崇」の響きだけでも懐かしさが込み上げてきました…。現在38歳になられ、年齢を増しカッコいい大人の男性になっているに違いないであろう柏原崇さん。

この度遂に、空白の期間にとんでもない“日本代表”として名を馳せていたことや、昨年秋に転身を遂げた事実、そんな知らぬ間のエピソードが続々と明らかになりました。その前に、柏原崇さんの軌跡を辿っていくと…。

あのジュノンコンテストでグランプリに輝く!

出典 http://www.junon-boy.jp

あら美男子…。応募総数3592人の中、見事にグランプリを獲得された柏原崇さん。この第6回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』は、準グランプリに伊藤英明さん(パフォーマンスは泉谷しげるさんの『春夏秋冬』を歌唱)、審査員特別賞で加藤晴彦さん(パフォーマンスはファンキーダンス)が受賞されており、伝説的な年でもありました。

即座に、俳優街道まっしぐら!

ジュノンボーイという登竜門をくぐった柏原崇さんは、早速翌年、河相我聞さん、袴田吉彦さん、持田真樹さんなどが出演されたテレビドラマ『青春の影』(テレビ朝日系列)で俳優デビューを果たします。

1995年には、岩井俊二監督初の劇場用長編映画にして、中山美穂さん、豊川悦司さんという豪華キャストの『Love Letter』でスクリーンデビュー。同年の日本アカデミー賞新人賞を受賞されるなど、留まること知らず!

韓国では公開されるやいなや、短い出演時間にもかかわらず爆発的な人気を得る。

出典 https://ja.wikipedia.org

『Love Letter』は1999年に韓国で公開され、短い出演時間にも関わらず、韓国人のハートを虜にする事態に。

『白線流し』で貴方に恋をした

松本の静かな風景のもと、男女7人の青春を描いた『白線流し』(フジテレビ系列)で
不器用な優等生・長谷部優介役を演じられた柏原崇さん。ドラマはその後10年に渡ってシリーズ化し放送されたこともあり、幅広い世代の心に生き続ける作品となったのではないでしょうか。それは柏原さんご本人も同じなのかもしれません、2003年に発症した頸肩腕症候群による療養からの復帰、そして後述の謹慎からの復帰ともに同ドラマを選ばれています。

1996年には『将太の寿司』(フジテレビ系列)で、ついにドラマ初主演を果たします。そして…。

元祖ツンデレとは、きっと彼のこと

故・多田かおるさんの同名漫画を原作にした、IQ200の天才イケメン・入江直樹に恋をした女子高生・相原琴子の一途な片想いを描いたラブコメディ。

“イタキス”の魅力のひとつは、直樹のツンデレぶり。社長令息、スポーツ万能で美少年、性格はスーパークールだが、ヒロインの琴子だけにたまにみせる優しさが世代も国境も越えて女性を虜にしてきた。そんな直樹を最初に演じたのが、当時19歳だった柏原で、ハマリ役だった。

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1996年、「別冊マーガレット」で連載されていた『イタズラなKiss』がドラマ化!主人公の入江直樹を演じられました。佐藤藍子さん演じる相原琴子になりたかったなぁ…。2005年には台湾で、そして2010年には韓国でそれぞれオリジナルドラマが放送されています。作品の人気はもちろんのこと、『Love Letter』同様、柏原崇さんのアジアでの支持を感じずにはいられません。

ヒッ!こんなイケメン(しかも実は超天才)が不意打ちで隣にいたら、叫ぶのも無理ありません、わかります。

以後、数多くのドラマや映画で引っ張りだことなった柏原さん。同じく俳優でミュージシャンの柏原収史さんとファミリーマートのCMで共演、ロックバンド『No'where(ノーウェア)』をともに結成し音楽活動にも邁進されていきます。

2004年には女優の畑野ひろ子(当時は浩子)さんと結婚し、更なるステージへ。ですが年末にはトラブルによる傷害事件を機に、ドラマを降板、芸能活動から遠ざかることとなってしまいます…。

様々な経験を乗り越え…『白夜行』で大人の色気を放出

待望のドラマ復帰となった作品こそ、山田孝之さん、綾瀬はるかさん主演の今なお語り継がれる『白夜行』(TBS系列)!プライベートでは同2006年に離婚をされ、まさに仕事一筋といえるほど多くの作品に名を連ねていきます。『ハチミツとクローバー』(フジテレビ系列)や映画『沈まぬ太陽』、『レオニー』などの作品を筆頭に、様々な経験を経たからこそ醸し出される演技に再び魅了された往年のファン、そして新たなファンが急増します。

17年ぶりに、出世作『イタキス』に舞い戻る!

2013年には『イタズラなKiss~Love in TOKYO』(フジテレビTWO)で放送された『イタズラなKiss~Love in TOKYO』に出演という奇跡が発生!医師役として1話のみの出演でしたが、原作では直樹が将来医師になるという設定もあって、まさにあれから17年、直樹が医師として成長した姿を彷彿させるようで感無量なものがありました。

「原作の多田先生には当時よく撮影現場に来ていただき、勇気をもらっていたのでちょっとでも恩返しができればと思って」

当時、台湾での反響がすごく、台湾から仕事のオファーが数多く来ましたね。そういった意味でも“イタキス”という作品に感謝の意味を込めて今回出演させていただきました」

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先述の通り、1996年の柏原崇さん主演版の同作は、台湾や韓国でもリメイクされています。他の出演作もアジアでヒットしたこともあり、柏原さんの人気はご本人も思いよらぬほど海外で拡大していました。あまり日本では周知されていなかったこの事態。特に中国では圧倒的な知名度と人気を誇っていたよう!

「Weibo(中国のサイト)上に沢山の「love letter」や「イタズラなkiss」の頃の写真が載っていて、思わず自分の若い頃を懐かしんでしまいました。あれから20年が経ち、あの頃の作品がきっかけでこうして沢山の中国のファンの方達から誕生日をお祝いしてもらって、皆様の永い永い応援を心から嬉しく思っています。」

出典 http://www.x-weibo.net

(中国で)「彼以外にいない」と最も人気が高かったのが、俳優の柏原崇。「柏原くんが唯一無二の存在」「ルックスから言っても絶対にカッシー」「完璧すぎるイケメン」「私が日本ドラマにハマるきっかけになった人。でも年齢がバレちゃう」などの意見が集まり、圧倒的な人気を誇っている。

出典 http://www.recordchina.co.jp

最も人気が高いとあっさり言わしめてしまう圧倒っぷり。柏原崇さんは、知らぬ間に日本を代表する俳優へと変貌されていました。この事実は、肝心の日本ではあまり知られていないことだったのではないでしょうか。

現地の歌手までもメロメロに

収録では現場にいたタレントやファンから記念撮影を求められる場面があった。香港の女優ミシェル・イェと中国の歌手・陳翔(チェン・シアン)は15日夜にそれぞれネット上に柏原との写真を公開している。

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海を越えて、誕生日を祝う声が止まらない

誕生日を迎え、翌日の中国版ツイッターでは「多くのお祝いの言葉をごちそうさまでした」と、祝福メッセージへの感謝の言葉を投稿。

多くのファンがこれに反応し、「若い頃の輝きを失っていない」と絶賛。中国版ツイッターのフォロワー数は35万人を超え、中国での根強い人気を示している。さらにネットユーザーからは、「永遠の入江くん。彼以上の者はいない」「若い頃よりカッコいい」「美をキープしていて安心した」「彼のために日本語を勉強したのがこの私」「もっと頻繁に顔を見せてほしい」などといった声が聞かれている。

出典 http://www.recordchina.co.jp

上海に住まれているファンの方が、広州にある僕の中国業務の代理会社までわざわざプレゼントを持って来てくれたらしく、それを代理会社が日本まで送ってくれました。時間はかかりましたが、先日ちゃんと僕の手元に届いた事をこの場を借りてお知らせしますね。

とっても嬉しく受け取りましたよ。

出典 http://www.x-weibo.net

中国のファンがプレゼントを贈られたエピソードも紹介されていました。ですが、海を越えての届け物は時間や労力がかかってしまうもの。「僕が甘えてもいけないと思うので、皆様からのプレゼントはここのコメント欄へのメッセージに変えていただけると嬉しいです。皆様がどんな時も支えてくれていると感じる事が僕にとって一番のプレゼントです。」と謙遜する想いを吐露されています。

中国限定!主演・脚本をつとめるムービーに現地ファン歓喜

2014年には、ご自身が主演・脚本を担当されたショートムービー『幸せのプラン(邦題)』が中国限定でネット配信されるにまで至る!

幸せのプランが放送開始されました。というか、みなさま既に見てくださってありがとう!!大変な事もありましたが、みなさまが見てくれたカウント数が今の僕の心に栄養を沢山与えてくれています。 本当にありがとうございます。

出典 http://www.x-weibo.net

アクセス数が急増した理由の一つは、劇中での柏原さんが尋常無くカッコいいことにあるのでしょう。早速、厳選したショットを集めてまいりました…。

ふぅ…。「若い頃よりカッコいい」と中国で絶賛されている根拠はこちらでしたか…。こんなプライスレスな作品が中国でのネット配信のみというところにもどかしさを感じずにはいられません。お美しさだけではなく、脚本を担当されていることもあって、今の柏原さんの感性が凝縮されているであろうところも気になるポイントですよね。

僕は今、脚本や制作というものがどういった過程で出来上がっていくのかなど、役者だけをやっていては知り得なかった、新しい視点でエンターテイメントの世界を勉強しています。まだまだ小さい輪の中でもがいてますが、皆様からの言葉を思いっきり栄養に変えて、いつか形になるように頑張りたいと思います。

出典 http://www.x-weibo.net

思えば、今年の夏にWebで公開した『幸せのプラン』も、ちょうど去年の今頃から台本を作り始めました。それをきっかけに、台本を書く仕事を徐々に学ばせていただき、ゆったりとしたペースで一つ一つ新しい道を模索しております

国は違えど海一つの距離もなんのその。今はネットという強い味方がいらっしゃる。ネットのチカラを借りて、来年は今年よりもう少し近い交流が出来るかも。。

出典 http://www.x-weibo.net

遂に、クリエイターとして歩み出すことを発表

10BEANS.LLCは俳優としての柏原崇のマネージメント及び、柏原本人が俳優を通して得た感性を元に発信する映像表現の場として設立致しました。

出典 http://10-beans.com

『幸せのプラン』の脚本担当からも才能を露にした柏原崇さん。遂に2015年、10月14日、生活に身近な映像製作を独自のスタイルで展開する「10BEANS」の設立を発表。柏原さんが俳優業から得た感性を、クリエイターとして表現していくことが明らかになりました。同日、柏原さんがディレクションをつとめられた映像作品が早速公開に!

出典 Vimeo

『光の巣』と題された作品は、“風景・時間・生活などを、身近な機材と少人数体制でどこまで映像美を追求できるか”をテーマに撮影されたそう。今の柏原さんの感性がどこまでも滲み出ている奥ゆかしい美しさに、ただただ吸い込まれていきますね…。今後も素敵なムービーや『幸せのプラン』のようなご自身が出演される作品を、テレビや映画以外の媒体からも発信されていくことを予感させてくれます。

柏原崇さんが海外でも圧倒的な人気を誇っていた事実、そして俳優を通して得た感性をもとに、“役者だけをやっていては知り得なかった、新しい視点でのエンターテイメント”の始動の吉報に、ただただ嬉しさを覚えます。“あの頃”の懐かし俳優として印象深かった柏原崇さんですが、役者、独自のクリエイターとして、まさに今、チェンジアップの時期に入られていました。近況をチェックしてこなかったことが悔やまれるほどカッコよさを増し、さらなる飛躍を予感させる柏原崇さんに、今再び出会えたことが今日のハイライトです。

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有名人の意外な素顔・夫婦愛を中心に書いています。まだ世の中で隠れている素敵な出来事に、スポットライトを当てることが出来たら嬉しいです。

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