図書館で本を借りたら…

出典図書館で借りた本『眠れないほどおもしろい 百人一首』

図書館で百人一首の本を借りました。

開いてびっくり、和歌の上にチェックが!

その歌憶えたってか?!


だからって、借りた本にチェックするなよ。

そこで、図書館の落書きについて調べてみたところ、本の落書きは後を絶たないことが判明したのです。

本の落書きって少なくないらしい

出典 http://lcymeeke.blog90.fc2.com

線を引いてあったという意見は多いです。

線を引いた上で
「間違いを訂正してあった」
「自分の意見を書いていた」なんていう話も。

どんなに正しいことを書いても、その行為は正しくありません!

推理小説のネタバレもあります。お隣り韓国でも推理小説の犯人が書き込まれて大量の本が廃棄されたとか。これは、よその国のことと思っていたら大間違いです。日本でも同じ落書きが実際にあるのです。


「本が泣いています」展

出典 http://www.amagasaki-library.jp

「本が泣いています」展ということで、汚された本を展示して、利用者に本を汚さないように訴えている図書館も多いです。

各地の図書館でこのような展示をしているところ見ると、落書きをする人が絶えないのだなというのを感じます。

国立国会図書館ではデジタル化

国立国会図書館では、資料の損壊を防ぐためにデジタル化を進めているそうです。デジタル化したものを閲覧し、元の資料は保存されます。
著作権の問題がクリアになればネットでも閲覧でき、資料保存だけでなく、資料がしまい込まれて人の目に触れなくならずに済むという効果もあるそうです。

罰する法律はないのか

刑事としては器物損壊罪に該当するかが問題となります。器物損壊罪の要件は物の効用を害することです。一般的に所有者以外の者が本に書き込み等をすれば財物の価値が減少するため器物損壊罪にあたります。

今回の場合も一応あたると思われますが、悪質な切り取り、読めなくなるほどの書き込みでない限り、罰する程の違法性はないと思われます。また地方公共団体が告訴しない限り起訴はできないため、実際問題としては刑事上は難しいでしょう。

ただ民事として損害賠償を求めることは可能ですし、むしろすべきでしょう。私も図書館の本の書き込みにはうんざりしてます。

出典 http://okwave.jp

読めなくなるほどだと器物損壊罪になるようですが、器物損壊罪は被害者(図書館側)が訴えない限り、起訴されないものだそうです。

器物損壊罪は親告罪であり、被害者からの告訴がなければ起訴されることはありません。被害者の告訴があり、起訴され有罪判決が下れば、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されることとなります。

出典 https://www.bengo4.com

有罪になれば、刑罰があります。

もしも汚してしまったら

しかし、意図的でなくても汚してしまうこともあるかもしれません。小さいお子さんが落書きしてしまうことも少なくないでしょう。

“子供が借りてきた本に落書きをしてしまったのです。”

“返却の際に申し出ると、
「弁償の対象になるかは文書でお知らせします。」”

“1ヶ月ほどして忘れた頃に、通知が来ました。
それによると
「現物で弁済」
とありました。”

“新品でなくて良いということ。”

出典 http://anzuzu.com

現物で弁償というのは、他でも見ました。
この方はアマゾンで中古本を見つけて弁償し、汚してしまった本はいただいたとのこと。
正直に申し出る勇気が大切ですね。

これは一例で、新品を求められる場合もあるようです。

Q.“子供が本に落書きをしてしまいました。どうすればよいですか?”

A.“そのまま、その資料をお借りになった図書館へお越しください。通常、同じ資料をお買い求めの上その資料をお返しいただく弁償となります。

出典 http://www.lib.city.saitama.jp

さいたま市図書館の例です。黙っていれば弁償しなくて済むなんて考え方ではなく、きちんとお話しして弁償したいものです。

Q.“借りた資料を破いてしてしまいました。どうすればよいですか?”


A.“セロハンテープなどで留めずにそのままお持ちください。破損の程度にもよりますが、同じ資料を弁償していただく場合もございます。”

出典 http://www.lib.city.saitama.jp

同図書館によると、破いてしまった場合には、自分で修繕しないで持って行った方がよいとのことです。セロハンテープは経年劣化するので、専用の補修テープがあるのかもしれません。ほかの図書館でも参考になりますね。

濡らしてしまったときの対処法

出典 https://curation.ameba.jp

突然の雨で濡れてしまった場合も同様に弁償しなければならないようです。

読めないわけでもないのに、わざとじゃないのに、新品で弁償させられたなんてことも。とはいえ、汚してしまったのですから仕方がないですよね。

でも、応急処置で傷みを最小限に抑えられるかもしれません。

出典 http://kcl.kuwana-library.jp

桑名市立中央図書館のホームページにその方法が紹介されています。

“図書館では一般的なコピー用紙を使っています。”

 “この白い紙を、濡れた本のページとページの間に、
1枚ずつ、丁寧に挟んでいきます。”

“タオルで水分をとりながら…

濡れた部分に紙を重ねていきます

該当箇所すべてに白紙を挟み終えたら、
平らな場所で、本をしっかり重しをかけてプレスします。
濡れ方がひどいものは、途中で白紙を取り替えながら、
待つこと数日…”

出典 http://kcl.kuwana-library.jp

さてどうなるでしょうか…

出典 http://kcl.kuwana-library.jp

こんなにきれいに仕上がりました。

汚さないようにしたい

とにかく汚さないようにしたいですね。図書館にいくときには、ビニールの袋を持参するとよいですが、ないときは、カウンターで聞いてみると袋に入れてくれるところもあります。

もちろん、故意に落書きなんてもってのほか!!

「図書館の本はみんなのもの」という意識をもって、大切に読みたいと思います。

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