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今回のテーマは「骨盤のゆがみ対策エクササイズについて。パーソナルトレーナー・生西 聖治さんのコラムをご紹介します。

■ 不良姿勢が招く骨盤の歪み

女性の内臓、膀胱、子宮は腹横筋の中に配置されていて、その底を骨盤底筋群が支えています。女性の骨盤内には子宮や卵巣があり、生殖のために膣という穴があいている事が、構造面での男性との大きな違いでしょう。

更にホルモンの違いから、女性は筋肉がつきにくく、靭帯の緩みや骨盤の歪みなどのリスクが男性よりも高くなっています。

例えば、骨盤底筋群の筋機能が低下し、子宮を支えている靭帯が緩んで、子宮の位置が少し下がった程度でも、子宮周りの血流が悪くなり、生理痛の症状が現れます

骨盤底筋群の周辺では、筋肉、靭帯、神経、血管、リンパ管というすべての構造物がそれぞれの役割を担いながら、骨盤内の臓器を支え、尿と便を溜めて出すという正常な排便が行われています。

そのネットワークの一部が圧迫され、血液が正常に流れない、あるいは神経系の働きが鈍る個所ができてしまえば、それら全体の働きにも悪影響が及ぶのは想像に難くないでしょう。

ハイヒール癖のついた身体や、デスクワークで不良姿勢が固定化された身体は、骨盤の位置のずれは明らかです。また目に見えない内臓の位置も微妙に変化していて、それが女性特有の身体の異常の引き金になっているケースも多々あります。

意識して姿勢改善プログラムに取り組んだり、インナーマッスルを強化したりしておくことが、現代女性ヘルスケアには必要不可欠です。「若いから大丈夫」と思っている方もいるかも知れませんが、どんどん便利になっていく生活スタイルによって、適度に筋力を維持することが困難かつ、不良姿勢が助長される時代になっています。


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■ 骨盤底筋群のエクササイズ

今回は、呼吸と筋肉を十分に意識して行う骨盤底筋群のエクササイズをご紹介いたします。

1.膝を立てて仰向けになる。足の幅、膝の幅は、肩幅程度に。

2.一度息を胸に吸い込み、息を長~く吐きながら、ゆ~っくりとお尻を持ち上げる。※お腹の空気を全部吐き切る感じで。

3.肩から膝が一直線になったところで、お尻と太もも裏をギュッと内側に絞り込み、更に肛門を引き締める。

4.息を吐き切ったら、お腹の緊張は保ったまま、胸に空気を吸い入れて、ゆっくりお尻を降ろす。

5.お尻が床に着いた瞬間、休まずにすぐに2回目へ。

息を吐けば吐くほど、お腹は薄くなり、お腹周りの肉がギュッと背骨に近づいていくイメージで。スピードは殺し、呼吸とお尻の締め具合を意識して、10回2セット行ってください。

■ パーソナルトレーナーからのワンポイントアドバイス

女性特有の身体の異常の緩和に漢方やサプリメントなどを色々と試し、なかには薬に頼りきって依存しているという人もいるかと思います。

一時的な緊急処置ならいいかもしれませんが、原因の根本を見直さずに、一生何かを飲んだり頼ったりすることが本当の健康に繋がるのか、今一度お考えください。

私は何かを飲むこと、誰かに頼ることを止め、自分で健康になろうと生活習慣を見直す方が、限りなく健康に近づけると思います。

~パーソナルトレーナー:生西 聖治~

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