記事提供:カラパイア

猫好きと猫があまり好きではない人の意見はわかれる。

猫好きな人は、猫は存在自体がかわいいし、ああみえて猫なりに愛情表現を示しているというし、猫があまり好きではない人は、餌が欲しいとき以外は不愛想だし、気まぐれで何を考えているのがわからないしという。

どちらの意見が正しいというわけではないが、猫を知っている人なら、猫が故意に、周りに敵意や挑発が存在しないのにもかかわらず、物をテーブルなどから払い落とす習性があるという事実に気づいていると思う。

米国のコーネル大学の動物行動を研究するキャサリン・ホープト教授は「物を払い落とすという行為の多くは(すべてではない)、飼い主が眠りにつこうとしている夜中に発生しています」と述べている。

このいたずらっ子のような飼い主の持ち物を落して壊すという行為には2つの理由が隠されているという。

飼い主の気をひきたいから

この彼らの試みはことごとく成功していると言っていいだろう。好き勝手にやりたい放題のネコでも、自分で食べ物を手に入れることはできない。だから、きっと飼い主の注意を引くことは、お腹が空いていることを意味しているのかもしれない。

まあ、飼い主によりそってゴロゴロとすることもできる、と思うかもしれないが、それが彼らのやり方で空腹時に成功するかしないか分からない曖昧な態度をとっている暇はないということだろう。

野生の本能によるもの

前足で物を倒すという行為は捕食者としての生まれながらの習性なのである。もちろん、キッチンにあるシリアルのお皿を獲物として狙っているわけではないが、もしかしたら、いざという時のために練習しているのかもしれない。

家で飼われているネコでも、野生の本能として爪とぎ用品でつねに爪をシャープに保っていることだし、きっと彼らは狩りの予行練習にとても熱心な努力家なのかもしれない。

ということで、猫が物を落とすのをやめさせたければ、彼らの空腹をつねに満たすための道具を開発するか、何千年と続く野生の本能に打ち勝つ手段を見つけることができなければならないだろう。

特に耳の不自由なネコは音にびっくりすることもないので、その倒し度合いもほかのネコの上をいくというが、

壊されたくないものがあれば、なるべく猫の手の届かないところにしまっておけば、あとは、落とされてもよいようなものを猫がシュッシュッとおとしていくその動作を愛でる余裕が生まれるはずだ。

出典:thrivewire

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