◆ 外国人が驚愕した、コミケの待機列

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東京ビッグサイトで年末に開催されるコミックマーケット、通称コミケは、一日の来場者がなんと20万人を超えることもある超ビッグイベントとして知られています。
そんな大人数の来場者の行列が高度に統率されている事でも毎年ネット上などで話題となっていますが、その様子を撮影した動画が海外掲示板で話題を集めていました。

◆ コミケとは?

◆ 行列の様子をうかがえる動画がこちら!

出典 YouTube

こちらは数年前に撮影された動画なんだそうですが、年末になるとコミケというキーワードとともにネット上で話題となるそう。

●これは何なんだ。アリの渋滞コントロールなのか。
●日本では並んで待つというのは生活の一部なんだと思う。
●なんて立派なんだ。私の国なら殺到しただろう。私はインド人。
●日本人は実際の生活でテトリスをするのか。
●テトリスのBGMが頭に浮かんだ。

出典 http://labaq.com

◆ なぜ日本人は行列に並ぶのか?

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日本人は素直に行列に並ぶ人種、という事で世界中に知られています。東日本大震災の時も、多くの人がパニックに陥る中、食料を求めるコンビニでもきちんと行列、物資の配給時にも行列、その姿勢が世界中で賞賛を浴びました。
では、なぜ日本人はここまで律儀に行列に並ぶのでしょうか?

特に日本人は行列を見ると並びたくなる傾向があるので、行列が行列をつくりだす構図となります。

出典 http://biz-journal.jp

また、電通の調査によれば、「どんなときに行列に並んでしまいますか?」という問いかけに対し、
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1 おいしいもの、いい物など、並ぶ価値があるとわかっているとき
2 評判を聞いたり、流行ったりしていて、自分も試したいとき
3 限定で、そのときにしか手に入らないとき
4 どうしても食べたい、買いたい、と思っているとき
5 行列をしてみて、試してみたいと思ったとき
………………………………………………………………
といった回答が上位に並んでいる。

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◆ 同調行動により、ついつい並んでしまう?

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心理学的な分析によれば、行列に並ぶ行為は同調行動のひとつであると言われているんだそう。人間には「ほかの人がやっていることと自分も同じことをしたい!」という欲望があり、それを端的に表すのが行列に並んでしまうという事なんですって。
特に日本人は、和を重んじたり協調性を保とうとする傾向がある為、行列に並ぶという行為にそもそもあまり抵抗がないんですね。

この同調行動を利用するのが、「行列マーケティング」と呼ばれるもので、ショップの新規開店や飲食店などで“意図的な行列”を作り出し、人を呼び込もうというものである。
お客さんとの対応を丁寧にして時間を掛けたり、レジ対応の人を増やさないで並ばせたりする手法や、ラーメン屋さんの繁盛店は座席数が「少なめ」ということも多い。

出典 http://kari-kari.net

↑この同調行動はマーケティング手法にも使われています。行列が出来ている事で、あえて並びたくなってしまうのです。

◆ 日本人が並んでしまう行列はこんなもの

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最近ですと、クリスマスのフライドチキンや年末ジャンボ宝くじ、年明けからは初売りや福袋などに行列が出来ていました。でもよく考えてみればフライドチキンは年中食べられますし、宝くじも1番の窓口以外は比較的空いているのです。
みんなが並んでいるから、私も!という心理が少なからず働いているのかも…?

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筆者が住んでいる池袋には美味しいラーメン屋さんがいっぱいあるのですが、空いているラーメン屋さんがあるのにわざわざ行列に並んでまで「その店で食べたい」と考える人がいっぱいいる不思議!
やはり、食べたいという気持ちや美味しいお店で食べたいという気持ちには勝てないみたいです。みんなが並んでいるからきっと美味しいに違いない!と思ってしまうんですね。

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表参道には行列が出来るお店が沢山ありますが、オープン以来いまだに長蛇の列が出来ているお店のひとつがギャレット ポップコーン ショップスです。年末年始は東京駅店など、支店がいくつもあるに関わらずどこも大混雑だった模様。
そこには行列に並ばせる為の仕掛けがいくつかあったのです。

らに、マーケティング的に巧みなのが、コンプリートアソートを数量限定していることです。店舗によって異なるようですが、東京駅店では1日10缶となっています。つくろうと思えば10缶以上つくれるはずですが、あえて10缶に限定しているのです。

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人は「限定」という言葉に弱いものです。数量限定にすることで、希少価値生み出します。開店と同時にこのコンプリートアソートは完売するそうですが、この希少価値の高い商品を求めて開店前から並ぶ人がいるのです。つまり、数量限定の商品を打ち出すことで意図的に行列をつくりだしているといえます。

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2015年、日本初上陸のお店がいくつもオープンし、行列が出来て話題となっていましたが…。グルメ系のトレンドを研究しているサイトなどの見解によると、行列に並ぶ事までを含めた食のエンターテイメントというものが一種のトレンドなんだそう。
美味しいと話題であっても、行列が出来ていないとなんとなく「アレ?」と思ってしまう、その気持ちなんだかわかります。
わざわざ並んでまで食べた、という体験が大事なんです。そしてその体験をSNSなどでシェアする事により、口コミが広がりまた行列が出来ていくという訳。

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有楽町駅前にあるチャンスセンターでは、宝くじの販売期間になると1番窓口で買う為に多くの方が行列を作ります。特に大安の日と、土日は長蛇の列が朝から晩まで続く事も。
筆者が覗いた限りですと、他の窓口やチャンスセンター以外の売り場は比較的空いています。ですが、アタリが多い、また縁起が良いという事でわざわざ並んででも1番窓口で買いたいという人はいっぱいいるのです。

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商品を買う為の行列ではありませんが、日本人は日常生活の中でも並ぶ事に抵抗がありません。駅のホームやコンビニなど、ちょっとした場面でもきちんと整列をしている姿に外国人観光客などは驚きを隠せないようです。

◆ 外国人には理解できない感覚なんだそう

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国やお店にもよりますが、日本に比べて海外ではあまり行列に長時間並ぶという習慣がないそうです。筆者がよく行くハワイでは日本人観光客も多い為あまり違和感がないのですが、言われてみれば有名なパンケーキ店などに欧米人がきちんと並んでいるところはあまり見た事がないかも…。
逆を言うと、現地の方や日本人以外の観光客が並んでいるお店というのは、普段並ばない人が並んでしまう程美味しいとも言えます。

日本人はお年寄りから子供までどこに行っても何かを待っても騒がずにきちんと行列を作って、自分の順番まで待っている。この文化は外国人の私にとってとても面白くて、素晴らしい文化だと思う。

出典 http://www.japanese-nihongo.com

↑旅行や留学で日本にやってきた外国人は誰もが驚き、そして感動するみたいですね。

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池袋を中心としたB級ブログネタ、ハワイネタ、プチプラコスメネタ、美容と健康によい食品ネタなどを中心に記事を書いているSpotlight公式ライターです。ジュニア・スーパーフードマイスター取得。
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