元軍人でありピアニストでもあったイギリス人、エドワード・ハーディーさんは40年もの間、メンバーと共にジャズピアニストとして活躍して来ました。ところが認知症が進んだために、奥さんを自宅に残してエドワードさんは介護施設へ。

介護生活が始まると孤独を感じるようになったエドワードさん。周りには昔のように共にジャズを演奏する仲間もいません。そこで、介護施設スタッフのサム・キンセラさんがgumtree(ガムツリー)という広告サイトに「エドワードさんと一緒にジャムセッションをしたい人募集!」と載せたところ、思わぬ反応があったのです。

95歳で人生最高のギフトをもらったエドワードさん

出典 https://www.youtube.com

イギリス全土から、イギリス南部にあるサマセットのエドワードさんの元に「一緒にセッションしよう!」と80人以上の応募があったのです。サックス奏者やベーシストなど、多くのミュージシャンがエドワードさんとジャムセッションをしました。

でも何よりエドワードさんを驚かせたのは35年会っていなかったジャズバンドのメンバー3人から連絡があったこと。エドワードさんがこの仲間とジャズを組んだのは第二次世界大戦で日本から帰ってきたばかりの頃でした。今、95歳でエドワードさんは人生最高のギフトを得たのです。

懐かしいメンバーで今年コンサートをする予定

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多くのボランティアが名乗りを上げてくれたことにも大感激のエドワードさんですが、何より昔のメンバーと会えたことがエドワードさんを元気にさせました。「久しぶりにジャズコンサートをすることになったよ」とエドワードさん。

愛する奥さんが見守る中、ボランティアの人達や昔の仲間と楽しそうにセッションするエドワードさんを見て、介護施設の担当スタッフ、サムさんも「音楽って人を変えるんだなと実感しました。こんなに元気になったエドワードさんを見ることができて嬉しいです。」と喜びを露わにしています。

長年組んでいた仲間とまた音楽を再開させることで、気持ちが若くなり、やる気を出すということは認知症の患者にとっては最も大切。これからも音楽がエドワードさんの生きる励みとなって、元気に余生を過ごしてほしいですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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