もうこれはお正月の恒例の事故になっているではないか!?などと言ったら、問題発言になるかもしれませんが、やはりお餅の窒息事故が今年もありましたね。

「なぜお年寄りはおもちを喉に詰まらせやすいのか?その理由と対策」という記事を書いて、注意を呼び掛けたのに・・・(涙)

お餅の窒息は東京都内では3が日で18件、残念ながら亡くなられた方も3人おられました。

2011年1月4日のウオール・ストリート・ジャーナルという海外の報道番組では、お餅のことを「New Yeaar’s Silent Killer」と紹介していたそうです。

こんにゃくゼリーの30倍の危険度

ニューイヤーズ・サイレントキラーを直訳すると「新年の静かなる殺し屋」です。

内閣府の食品安全委員会の発表した「食品による窒息事故についてのリスク評価」によると、お餅はこんにゃくゼリーの30倍、飴の5倍のリスクとなっています。

ツイッターでも、どうして規制しないの?

お餅の窒息に関しては、若い人たちの間でもいろいろな意見が出ているようです。

小さく切らずにお年寄りにお餅を出したら殺人罪じゃないのか?窒息死原因の不動のエース。白い悪魔。正月の風物詩ではなく風物死じゃないか!
なぜ規制しないのだ?政府と餅屋はグルなのか?

などなど、「どうして規制しないの?」という意見が多いですね。

院内規制で救急搬送者は0

ある大学病院の救命センターでは、お餅の窒息による救急搬送は当然あるだろう、と想定して研修医たちはしっかりと予習して知識を詰め込んだようですが、お餅の窒息患者さんは1人も搬送されませんでした。

それはおそらく、その病院では高齢の通院患者さん&そのご家族には、「お正月のお餅は窒息すると危険だから、やめておこうね」と主治医が声をかけていたそうです。

言うなれば、高齢者には院内規制をしていたということです。

鏡開きも、お汁粉にしよう!

鏡開きも日本の伝統行事ですから、お餅をぜんざいにして食べたりしますが、鏡開きでも注意を怠らないようにしてくださいね。

お餅は止めてお汁粉にするとか、お年寄り向けの介護食「やわらか餅」を使うなどしてください。

ほんと、ツイッターで言われているように、高齢者に大きなままのお餅を出すのは、殺人かと思われても致し方ないかもしれませんよ。

↓こんなの絶対にダメですよ!!

どうしてもお餅を食べたい人は、おじいちゃん・おばあちゃんだけこれね!
小さく切って鍋に入れます

政府が規制しないのなら、各ご家庭で規制して、事故を防ぎましょうね。

お餅による窒息で尊い命を落とされた方のご冥福をお祈りいたします。

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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