1992年以降、性に関する内容が小学4年の保健の教科書に載るようになりました。

女の子は男の子に比べて精神的な成長が著しく、多感な時期を迎えるのも早いと言われますから、女の子を育てるお母さんは特に、気がかりなことも多いのではないでしょうか。

気になる小学校での性教育のこと、さらに(小学校に限らず)学校教育では教えてくれない大切なことをお伝えします。

授業参観に行ったら、いきなり性教育が始まってびっくり!

現在多くの小学校では、5年生頃(早ければ3年生)から、保健体育や道徳の授業を通じて、いわゆる「性教育」が始まっています。

大抵は、保護者会やお手紙などで事前に伝えられ、家庭でも性教育に取り組むようにアドバイスがあるようです。ところがそういった機会を見逃すと、「授業参観でビックリ!」という筆者の実体験のように、大きくうろたえる日が突然やってくるかもしれません。

あらかじめ学校側から聞いていたら、あなたはお子さんにうまく伝えられますか?
お子さんからいきなり性について質問されても、目を合わせてちゃんと答えることができますか? 

学指導要領の内容 VS 現場で指導する先生達の本音

教科を横断した学校教育全体として性教育を実施すべく学習指導要領を制定している文部科学省。保健の授業に限らず、総合的な学習の時間でも性教育が行われているそうです。

ちなみに現行の学習指導要領においては、以下の内容が唱われています。

【体 育】
〔第3学年及び第4学年〕
体の発育・発達について理解できるようにする。
ア 体は,年齢に伴って変化すること。また,体の発育・発達には,個人差があること。
イ 体は,思春期になると次第に大人の体に近づき,体つきが変わったり,初経,精通などが起こったりすること。また,異性への関心が芽生えること。
ウ 体をよりよく発育・発達させるには,調和のとれた食事,適切な運動,休養及び睡眠が必要であること。

【道徳】
〔第5学年及び第6学年〕
友達と互いに信頼し,学び合って友情を深め,異性についても理解しながら,人間関係を築いていくこと。

出典 http://www.mext.go.jp

学習指導要領に基づく様々なガイドラインもあるとはいえ、「教科を横断した性教育」を実際に行うのは現場に立つ先生達。
相当な試行錯誤を強いられていることが容易に想像できますね。

やり方次第では保護者になんと言われるかわからない性教育は、やるだけ損なもの。教科書をさらっと流す程度で済まそうと思うのが本音ではないでしょうか

出典 http://www.excite.co.jp

「AERA」2014年12月22日号からの抜粋記事。学校で教える範囲や内容について賛否が分かれ、教育現場は萎縮する傾向のようです。

思春期を迎える前に!年齢に合ったコミュニケーションが大切

「保健の授業を聞いていれば知識はつくだろう」と、すべてを学校に任せているお母さんもいらっしゃるかもしれません。
確かに一切のトラブルなく成長できれば万々歳。ですが思春期にもなると、大半の子供たちは、大なり小なり性に関する悩みも抱くことでしょう。

思い悩んだとき、(すべてとは言わずとも)何かあったときには相談できる。
そんな母親でありたいと思うなら・・・そして何よりもかわいい娘をひとりで悩ませたくないと思うなら・・・不可欠なのは、思春期に入る前からのコミュニケーションです。

思春期になってからするより、小さいうちからその年齢にあった教育をすることが大切な気がする。
思春期に親に性教育の話されても、嫌悪感しか感じないのでは、、

出典 http://girlschannel.net

「子どもの性教育どうしてますか?」というアンケートに対して、圧倒的に支持率が高かった回答。嫌悪感を感じられてしまってからは取り返しがつきませんね。

生理用品を揃えることだけが、初潮の準備ではありません

早い子だと2~3年生で初潮がきますが、学校で月経や射精について学ぶのは4年生頃。
低学年でも、からだの成長が目に見えて早ければ、「念のためにそろそろ用意を」と必要なものを準備されるお母さんもいらっしゃることでしょう。

初潮を迎える準備は、生理用品だけではありません。突然の出来事にお子さんがびっくりすることがないように、あらかじめ女性のからだについて話をする時間をとりましょう。

大事なことなので、お母さんがためらわないでくださいね。からだについて知ることは恥ずかしいことではないからです。
大切なお子さんには、自分で自分のからだを管理できる大人になってもらいたいですよね。

幼いからだをやさしく護るために、母から娘に伝えたいこと

近年、各社が競い合って使い心地のよい生理用ナプキンを開発していますね。
ドラッグストアに行けばいろんな種類が並んでいて、選ぶのにも一苦労といったところでしょうか。

でもお母さん、ちょっと待って。
お子さんの初潮を、布ナプキンで迎えるのはいかがでしょうか。通学時は使い捨てタイプでも、自宅では布ナプキンで過ごすといった使い分けを考えてみませんか。

高分子ポリマーを使った生理用品は便利ですが、「生理痛の原因」「子宮を冷やす」といった指摘もあります。
有害性の真偽については意見が分かれるところですが、筆者自身は経験的に、布ナプキンのほうが違和感なく、「こころが穏やかでいられる」気がしています。

布ナプキンは、一般的な生理用ナプキンとはまったく違う使い心地です。それはむしろ、お子さんが日頃から使っている下着と同じようなやさしく、温かい肌触りです。
初めての生理用品として、違和感を覚えることなく使ってもらえるように思うのです。

ちなみに筆者の娘は小学5年生のときに初潮を迎えました。
彼女にしてみれば、他の選択肢を知らずに布ナプキンを与えられたからか、何の抵抗もなく使い始めました。お手入れも最初から自分でしていますよ。

自分のからだの変化を感じることは、自分をいたわり、管理するためにとても大切なプロセスです。

これからますます輝きを増していくお子さんが、自分のからだを自分自身でしっかりと護れるように、お母さんにできるサポートをしてあげたいですね。

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ただの旅行好き・南の島好き女子だった私も、気づけばHealth&Beautyジャンルのお仕事歴12年。「自分らしさ」を追いかけ続ける以上に「日本人らしさ」と向き合うことの意味を考えつつある今日この頃です。

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