遂に今年もあと半日ほどになりました。
子ども達は、おじいちゃん・おばあちゃんからお年玉をもらえるのを楽しみにしていることでしょう。

でも最近、おじいちゃん・おばあちゃんが少し耳が遠くなってきたみたいで、よく「えっ?」「今、なんて言ったの?」と聞き返したり、「もう1回言って」と言ったり・・・

うちの子たち、おじいちゃん・おばあちゃんとうまく会話できるかなあ・・・と心配な方もおられることでしょう。

少し耳が遠くなってきた高齢者と話をする時に、心がけたいことなどをまとめました。

多くは感音性難聴

耳が遠くなることを「難聴」と言いますが、難聴には大きく分けて、伝音声性難聴と感音性難聴があります。

伝音性難聴は外耳や中耳に問題があって、内耳に音が伝わりにくい状態です。
感音性難聴は内耳の有毛細胞に問題があって、脳が音の情報を理解しにくいと言う状態です。

高齢者の難聴の多くは、後者の「感音性難聴」です。

音は聞こえるけれど、何を言っているのかわからない
高い音が苦手だけど、低い音なら聞こえる。
*会話の中で時々拾えない単語がある。
か行、さ行、は行が特に聞き取りにくい

などの特徴があります。

聞き取りやすい人と、解らない人と二極化することも

難聴と一口に言っても程度の差が色々とありますが、日常会話に少し支障が出てきたかな?と言った程度の時は、聞き取りやすい人と解らない人が二極化することもあります。

「私が話したときだけ、何度も聞き直して!!きっと私のことが嫌いなんだわ」とか「私の話には興味がないからだわ」などと、ひがまないでくださいね。

高齢者が苦手な話し方は・・・


高齢者が特に苦手なのは

早口で話す人…最近の若者は早口の人が多いよ~~~

声の高い人・・・高い声は苦手です。ドラえもんの声も大山のぶよさんの時は聞き取れたのに、声優が変わって聴き取れなくなった・・・という人もいます。

ボソボソと口ごもる人・・・これは若い人でも苦手かもしれませんね。「はっきりと喋れよ!!」と言いたくなることでしょう。

ニュースを読んでいるアナウンサーは、聞き取りやすいと言う高齢者は多いです。
発声の訓練をしているだけあって、口ごもることなく声が高すぎることなく、聞き取りやすいのでしょう。

ゆっくり・はっきり!!

苦手な話し方が判れば、もうどのように話せばわかりやすいか理解できましたよね?!

声の大きさは、普通よりも少し大きいくらいでOKなことが多いです。
ゆっくり目に、ハッキリと口ごもらずに話すことが大切です。

顔を見て話す

後ろから話しかけたり、他の部屋から顔も見ずに話すのはNGです。
おじいちゃん・おばあちゃんの顔を見て話すようにしましょう。

おじいちゃん・おばあちゃんも必死になって、聴き取ろうとしています。

あなたの口の動きでなんとか判断しようとしていることも多いので、口の動きが見えるようにしましょう。
そして、口をはっきりと動かして発声するとベターです。

デスチャーを交えて

数字は指で「2」と示したり「飲みますか?」と飲む格好をするなどして、デスチャーを交えても判りやすいです。

単語を変えて言う

「鎮痛剤飲んだ?」が解りにくければ、「お薬飲んだ?」「痛み止め、飲んだ?」に言いかえると判りやすくなることも多いです。

やってはいけないこと

大声で怒鳴らないでください

気持ちを傷つけます。気持ちが萎えてしまいます。
何度も大声で怒鳴るように言われると、

「もうこの人と喋るのは必要最低限だけにしよう・・・」とさえ思ってしまうことや、「もう筆談にしよう・・・」となることもあります。
おじいちゃん・おばあちゃん、泣いちゃいますよ~。

また、急に話しかけるのもNGです。

若い人でも、職場でパソコンに向かって一生懸命書類を作成している時に、急に斜め向かいに座っている人が、「A株式会社のYさんの所には何時に行くんだった~?」などと話しかけられても、「くんだった~」と最後の方しか聞き取れないでしょう。

まずは、「○○さん!」と呼びかける。これはビジネスではもう、最低限のマナーでしょう。

最悪なのは・・・

例えば、台所で用事をしているおばあちゃんに、リビングから急に「ボールどこにあるの~?」などと聞いて、おばあちゃんが「えっ?今何て言ったの?」と聞き返すと


「聞こえないの?」と台所に近づいてきて、耳元で大声で

「ボール、ど・こ・に・あ・る・の?!」
などど怒鳴って言う、というやり方です。

こういうやり方だけは、しないでくださいね。
おじいちゃん・おばあちゃん、泣いちゃいますよ~。

まずは、「おばあちゃ~ん!」と呼びかけてください。
そしておばちゃんが気付いたら、おばあちゃんの顔を見て、キャッチボールをする格好などして

「ボール、どこにあるの?」と聞くのがベターです。

聞き取りやすいと言われたら、アナウンサーの素質有りかも?!

お子さんが少々耳が遠くなってきたおじいちゃんやおばあちゃんと上手に話すのは、少し大変かもしれませんが、

ニュースキャスターの○○さんが話すように、ハッキリと発音良くね!!できればアナウンサーよりも、もう少しゆっくり目のほうが良いかな?」などと説明すると、判りやすいのではないでしょうか?

おじいちゃんやおばあちゃんが、「○○ちゃんの話し方は聞き取りやすいわ」と言えば、将来アナウンサーやニュースキャスターになれる素質があるかもしれませんよ。
アナウンサーでなくても、将来きっと仕事ができる大人になれるでしょう。

少し耳が遠くなってきたお年寄りと話すときに心がけたいことをまとめてみました。

今後高齢化社会になり終身雇用となると、職場でも耳が遠い人が増えると思います。

仕事をするうえでも、プレゼンの時や会議の時は聞き取りやすい話し方をすることは、とても重要なスキルです。
就職試験や受験の面接でも聞き取りやすい話し方が大切です。

ひいては、生きていくうえでも大切なスキルと言えるでしょう。

「面倒だなあ」などと思わずに、是非とも、聞き取りやすい話し方ができる人になってくださいね!

おじいちゃん・おばあちゃんとどうぞ楽しいお正月を過ごしてください。

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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