日本では年越し料理といえば「蕎麦」

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海外ではどんな年越し料理があるかをご存知でしょうか。筆者はやっぱり根っから日本人なので、やはり年越しには「蕎麦」を食べたいとイギリスにいても思ってしまいます。日本のみなさんは年越しそば、今年も食べますか?

今回、海外では大晦日にどんなものを食べているのだろうと気になった筆者。早速調べてみました。日本以外の国の興味深い年越し料理12選をご紹介します!

スペインではぶどう12粒

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12時の鐘に合わせて12粒のぶどうを食べる習慣があるスペイン。年越しにぶどう12粒を食べることは幸せを呼ぶという迷信があるそう。マドリードの時計台の鐘の音がテレビで放送されるため、スペイン人はお茶の間でその鐘の音に合わせながら一粒ずつ口に入れるという習慣ですが、口いっぱいになって全部入らない人もいるのだとか。

トルコではざくろ

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ざくろはトルコでは幸運を運ぶ食べ物と言われています。鮮やかな赤色は人間の心臓を意味し命と子宝に恵まれるとされています。ざくろの中の赤い種は成功、豊作、繁栄を意味し新年の新しいスタートにまさにぴったりの年越し料理ならぬ年越しフルーツなのです。

ドイツではマジパンピッグとザワークラウト

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ドイツでは豚は幸運と繁栄の象徴と言われています。この砂糖菓子の豚を食べることで新年は更なる甘い幸運も訪れるという迷信が。そしてもう一つ、ドイツ人が大晦日に食べるものはザワークラウト。

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ザワークラウトと呼ばれる酸っぱいキャベツの漬物は新年に幸運と富をもたらすと言われています。大晦日にはザワークラウトの入った大皿を回しながら、家族全員の幸運を願うという習慣だそう。

スコットランドでは習慣というか理想⁉

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筆者の住むイングランドには、大晦日に特に何かを食べるという習慣はありませんが、スコットランドでは伝統的な習慣として、12時を回ってやって来る初めての訪問者が「背が高くて色黒でハンサムな男性」がお酒と甘くてこってりしたフルーツケーキを持参すればその年は、幸運をもたらす年になるそう。なんだか習慣というより理想にこじつけた「なんちゃって伝統」のようですが、そういう習慣があったのは筆者も初耳です!

ポーランドではにしんの酢漬け

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にしんは西ヨーロッパでは豊富にあることから、ポーランドでは12時になると同時ににしんの酢漬けを食べると博愛の1年になると言われています。また、にしんの銀色からは硬貨を連想するために将来の富と繁栄を願う習慣もあるそうです。

アメリカ南部ではグリーンキャベツ

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オランダではシナモンと砂糖で味付けしたケールを年越しに食べる習慣があるそうですが、アメリカ南部ではグリーンキャベツを食べる習慣が。豚肉料理の付け合わせとして出されることが多く、これを大晦日に食べると新年は多くの幸運に恵まれるという迷信があるようです。

アメリカ南部ではキャベツ以外にコーンブレッドも

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とうもろこしの粉を使って焼いたコーンブレッドは繁栄や成功を表すそう。黄色のコーンが金に見えるところからそういう迷信が伝えられているとか。

オランダでは甘いケール以外にドーナツも

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オランダでは細かく刻んだりんご、レーズンなどを混ぜた丸いドーナツを「スイートな1年になりますように」との願いを込めて食べるそう。

イタリアではれんず豆とソーセージの煮込み

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コテキーノ・コン・レンティッケと呼ばれる一品をイタリアでは大晦日に食すのが習慣。夕食を食べ終わった後の12時前に食べるというのだから相当お腹がいっぱいになるはず!金の金貨のように見えるレンズ豆を食べることで新年に繁栄をもたらすと信じられているそう。お腹がいっぱいでも、このレンズ豆を食べれば食べるほど裕福になるのだとか。

スウェーデン、フィンランドではライスプディング

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米をミルクで煮た甘くて美味しいライスプディング。イギリスでも好きな人が多いのですが、初めてこのライスプディングを食べた時、米はあくまでも筆者には主食なためにデザート感覚というのが受け入れ難かったです。甘いのと米ということもあって少量でもお腹が満腹に。

スウェーデンとフィンランドでは、大晦日にはこのプディングの中にアーモンドが隠されてあり、それを見つけた人はラッキーな1年を過ごせるのだとか。

フィリピンでは丸い果物

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丸い果物を大晦日に食べると縁起がいいと言われているフィリピン。地域によって違うそうですが丸い果物を12個か13個飾る習慣もあるそう。日本のお正月の飾りつけもお餅とみかん、渋柿ですよね。アジアなのでどこか共通点があるのでしょう。

フィリピンでは丸いものはお金や幸せの象徴と言われていて、飾ったり身に着けたりする習慣があるそうです。

いかがでしたか?世界は広し!海外にはやはり興味深い大晦日料理が存在しますね。どこの国でも新年に向けて「成功、繁栄、幸運」を願うのが多いこともわかりました。日本で年越し蕎麦を食べる理由は、蕎麦が切れやすいことから「厄を断ち切る」という意味があり、健康で長生きするという縁起担ぎもあるのは既にみなさんもご存知でしょう。

日本では江戸時代にこの年越し蕎麦を食べる習慣が始まり、今現在でも50%以上は年越し蕎麦を食べて新年を迎えるという日本人が多いようです。筆者も来年の健康を祈って年越し蕎麦を頂きたいと思います。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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