サウスカロライナ州ヨーク。クリスマスを前に買い物客でごった返すウォールマートでひとりの男性が万引の現行犯で、捕まりました。万引きしようとしたものは、男性が履いていた22ドルのスニーカーでした。

ウォールマートからの連絡で現れたのが、ヨーク警察署のKeith Willis警部補でした。逮捕の手続きをする間、どうしてスニーカーを盗んだのか聞くと、男はこんなことを言ったそうです。

万引きは悪いことだとわかっている。俺はこれからクローバーまで歩いていかなきゃならないんだ。(現在地から16キロの距離)けど、務所でもらったビーサンしか持っていない。だから仕方なく靴をぱくろうと思った。

出典 http://www.wsmv.com

この男性は半年前に、交通違反で逮捕、収監されていました。万引きで捕まったその日に釈放されたばかりだったのです。

サウスカロライナ州では、万引きのような軽窃盗罪には、罰金1000ドル以下、もしくは30日以下の禁固刑が科せられます。

そのあと警部補が起こした行動は驚くべきものでした。

警部補は、教会でホームレスをサポートするボランティアをしている妻のStephanieさんに電話をかけました。ホームレスの人々に渡すために集めた洋服や靴などがあるのを知っていたからです。

「男性用の身の回りのものと靴を持って来てくれないか」

出典 http://www.wsmv.com

袋にいっぱい詰まったジーンズやシャツ、そしてスニーカーを手渡され、男性ははじめのうちは困惑していました。

「もしかしたら、これはわなじゃないか。騙されているんじゃないか。」

しかし、それが警部補からの更生を願う気持ちが込められたプレゼントだとわかると、ありがたく受け取ったのでした。

私たち警察官はロボットではありません。

神様からこの男性を助けてあげなさいという声が聞こえたから、そうしただけ。

出典 http://www.wsmv.com

警察官は人を捕らえるだけではなく、人を助けるためにある、それを伝えたかったというWillis警部補。

この男性が、警部補の温かい気持ちにこたえて、更生し2度と罪を犯すことがないように、と願うばかりです。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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