日本に比べたらこれでも広い!

ニューヨークで今建設中の”マイクロアパートメント(極小アパート)”が話題になっています。”Carmel Place”。(*アメリカではマンションというと豪邸という意味ですが、ここからは日本に合わせてマンションと表現します)

日本の都会ではごく普通にどこにでもある単身者用マンション。1部屋にキッチンとユニットバス併設というものがスタンダードですよね。でも、これってアメリカの基準からすると、超コンパクトサイズ。ガレージより小さい!なんて驚く人も多いようです。

今回55部屋に対し、入居希望者を募ったところ、なんとびっくり!6万人の申し込みがあったそうです。

それでは、さっそく中を見てみましょう。

玄関

出典 http://www.designboom.com

日本の単身者用マンションに比べたら、ずっと広い!

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キッチンもユニットタイプというより、普通に一戸建ての家にもありそうなゆとりのスペース!

265sq ft(約7.4坪)から 360sq ft(約10坪)の単身者用アパートで、家賃は3000ドル前後とのこと。現在の為替レートで計算すると、36万円。55部屋のうち4割は、政府の住宅購入支援プログラムの適用内として割り当てられ、1500ドル、約18万円の家賃で入居できます。この手頃な価格のユニットへの応募が殆どだったので、厳密に言うと22部屋に対し6万人という狭き門。入居者は抽選で決められます。

昼間はソファーで

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夜は寝室に!

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イメージ図

出典 http://www.dailymail.co.uk

実際はこんな感じ

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ちゃんとデスクもあってワークスペースも確保。

デスクが食卓に!

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5人も座れるテーブルなんて、日本の単身者マンションでは考えられませんね。

アメリカでもニューヨークやサンフランシスコ、ボストンなどの大都会には単身者が多く住んでいて、1人では家賃が高くて払えないため、クラシファイドやCraig's listというローカルの情報交換サイトでルームメイトを探す人が増えています。見知らぬ他人とルームシェアをして、小さな個室スペースに15万の家賃を払っているという人は少なくありません。それに比べれば、今回の新築マンションにおける暮らしの利便性とコスパは抜群。6万人が殺到したというのは容易にうなずけます。

各部屋は家具、冷蔵庫や電子レンジなどの家電も設置されており、おまけに1週間に1度、部屋の掃除やベッドメーキングサービスも提供するそうです。住人専用のジムやテラス、自転車置き場も併設。まるでホテルみたいですね。これなら、家賃30万円でも高くない?

外観イメージ図

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コンテナを重ねて。

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こんな風に一戸ずつコンテナになっています。積み重ねて行くようです。

建築中の様子

出典 Vimeo

Kips Bay

ミッドタウン、エンパイアステートビルのすぐそば!

長い通勤時間を嫌い、1度は郊外へ出た人たちが、都心に戻ってくる傾向があるアメリカ。大きいことは良い事だと言う考えから、「もっとシンプルに暮らそう!」という考えに転換してきていることは間違いありません。

HGTVというケーブルチャンネル局では、長年放映していた一般視聴者の住宅探しに密着する「House Hunters」という番組に、新たに「Tiny House Hunters」というシリーズが加わりました。これは極小住宅に安住の地を求めようというアメリカのリタイア世代の動きを反映しているからでしょう。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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