記事提供:長谷川豊 公式ブログ

自民党の宮崎謙介議員と金子恵美議員の育休取得が議論を呼んでいます。

まず、これはとてもいい議論だと思います。日本は少し保守的というか…私に言わせれば、「保守」の意味をちょっと「男性のみに都合よく解釈」してしまっている「間違った保守」の人が多かったりするので、

これらは今回の議論をきっかけに、そういう凝り固まった価値観の男性陣は少しでも現在の日本のスタンダードを勉強していってほしい、という思いがあります。

なので、そういった議論を巻き起こせただけでも、宮崎議員のこの動きは評価されるべきであり、個人的に応援したいと思っています。

彼のブログも読ませていただきましたが、とても悩んでらっしゃったし、色々と苦しまれてもいるだろうなぁ…と想像します。

ただ…そうですね…。現実的なことを言うと…「本来であれば」この「国会議員の育児休業」ってのは…さすがにダメなんでしょうね…。

今回の宮崎議員の育休は支持しますし、この二人に関しては応援しますが、一般論としては、無国籍児の問題などにも真剣に取り組んでいらっしゃる元衆議院議員の井戸まさえさんが指摘されている通りで…。

いや、両立させろよ

で話は終わるんでしょうね。本来であれば。出来ますしね。両立は。

さて、その話はいいとして、今回の議論の中で少し気になったのは、宮崎議員の育休取得に「賛成」している人たちの中に…ひょっとして「思考停止」してしまっているのでは?と疑いたくなる人がいる気がしました。

ちょっと気になったので、もし皆さんも「思考停止」してしまっている場合、気を付けてくださいね。

■「育休をとること」が「正し」かったり「素晴らしい行為」ではない

実は似たような「思考停止」した人たちって他にもいまして「女性の管理職が少ない!」とか「女性の社会進出が進んでいなくて!」とか叫んでる、あまり友達になりたくない人たちっているんですけれど、これは間違ってます

まぁ…確かに私たち若い男性陣もほとほと迷惑している「老害ジジィ軍団」がいて、その人たちの価値観は本当に迷惑だし、多くの女性陣が苦しめられたと思います。分かります。超迷惑ですよね。

しょぼい能力しかなく、大した知見もないくせに、無駄に「女だから」とか言う理由で差別視してきて、見下して…。

「子育ては女がするもんなんだよ!」とか怒鳴ってきて、中には「家事は女がするもんなんだ!」「誰のおかげで食えてると思ってんだ!」とかいまだに言ってくる人間たちもいたりして…。

分かります。そんな男たちに見下され、とても嫌だったことでしょう。でもね、どうか冷静になってください。どうか忘れないでください。

ダメなのは、その老害ジジィたちだけだと思うんです。

「何をどう頑張っても女性が社会進出できなかったら」それはもちろんダメなんですが、今の日本は土井たか子さんの「男女雇用機会均等法」以来、かなり改善されつつあるんです。ちゃんと、女性陣も社会に出られる基盤は整いつつあるんです。

今の日本だと、女性陣に向けられるセクハラ的な視線やパワハラ的な行為ってのは…我々男性社員も、全く同じように苦しめられているものだから。

女性の社会進出を見下すバカな老害ジジィたちによって、昔の日本では女性の社会進出が迫害されてきたのでしょう。それは批判されるべきです。でも、それにあまりに反発するあまりに…

「女性が社会に進出することが正しい」

とか思い始めたら、それはただ「逆に振れてるだけ」なんです。そこまでいくと、今度は「専業主婦を攻撃」し始めたりするんです。女性が家庭に入ることをまるでダメなことのように言い始める人っているんです。

それは違います。専業主婦だろうが、キャリアウーマンだろうが、それらを「自由に選べることが正しい」のです。

育児休業も同じです。

ダメなのは、老害ジジィたちの価値観であって「子育ては女がしてればいいんだよ!」みたいな価値観は否定されるべきですが、そもそも「育児休業を取ることが偉い」わけでもなんでもないんです。そこをどうか間違えないでください。

「出産」も「子育て」も、夫婦でするものです。二人で子供を作り、二人で子供の成長を祝い、楽しむものです。だから楽しいのです。

それと「仕事を休む」ことって、そもそも全然リンクしていなくて、子供がまだ小さいうちは(やれるのであれば)両方やる方向で努力することの方がよほど大切なことです。だって仕事は仕事でちゃんと「大切」なんだから。

もちろん、皆さんの勤めている場所が圧倒的なブラック企業ならそうではないですよ?子育てする時間も全くもらえないような企業であれば、思い切って休んだり早退しなければいけないかも知れないですしね。

でも、通常の会社なのであれば、基本的な周囲の理解はそれなりにあるはずです。多少早めに上がらせてもらったりしながら…会社から帰ってそのまま奥さんからバトンタッチしてあげるなど「工夫」のしようはある可能性があります。

私の場合、長男が生まれて、2年ほどは、人生で最大・究極の「寝不足期間」でした。

と、言うのも長男は私があやさないとなかなか寝なかったので、深夜などにぐずった場合、私が飛び起きて嫁さんを起さないように、長男が寝るまで、私ががずっと抱っこして寝かせて…。

でも、朝の番組を担当していたものですから、そのまま睡眠時間わずか45分とかで会社に行って、そのまま踏ん張って仕事も手抜きせずにやり抜きました。

睡眠時間を削れば、それくらいのこと、出来ます。ちょっと苦しいだけです。いや、相当苦しかったですが…出来ます(断言)。人間、意外と死なないものです。

「子育てを夫婦でする」ことは大切ですが、それと「会社や国会など仕事を休むこと」は…本来であれば、全くリンクしないことです

最近、「育児休暇を取る」というと、それだけで称賛する向きがある気がしましたので、そこだけは否定させてください。

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