娘と母親が特別な絆があるように、息子と父親にも同じ男同士ということで母親にはわからない特別な絆があるのだろうと思う筆者。父親は母親ほど口数が多くないけれど、いざという時に発する一言がとても重いものです。

Facebookで公開されたある父と息子の会話が今、話題となっています。誰の会話か明らかにはなっていませんが現在100万以上のシェアになるほどの大反響の会話をご紹介しましょう。

結婚を決めた息子。父に告げたその時、父は…

出典 https://www.facebook.com

息子「父さん、俺、結婚しようと思うんだ。」
父「まず、私に謝りなさい。」
息子「え⁉」
父「いいから謝りなさい」
息子「なんで?何も悪いことしてないのに??」
父「それでも謝るんだ」
息子「でも…俺、何かした⁉」
父「いいから謝るんだ。」
息子「なんで⁉理由を言ってよ!」
父「謝るんだ…」
息子「わかったよ…俺が悪かった。」
父「よし。もうお前に教えることは何もない。理由がなくたって人に頭を下げなきゃいけないことが人生にはあるということを、お前がわかってくれているなら、私は結婚を反対する理由はないよ。」

出典 https://www.facebook.com

あなたはこの親子の会話をどう思いますか?「謝ることで問題に目を向けないのはどうかと思う」「ただ逃げてるだけ」という辛口コメントもある中で、やはりポイントになるのは父が息子に教える「理由がなくても謝らなければならない時がある」ということ。

結婚は、ただ愛する相手のためだけでなく相手の家族を巻き込むもの。義理の家族となった以上は楽しいことばかりではなく嫌だと思うことも当然出てくるでしょう。でも愛と思いやり以外に、我慢と忍耐と妥協。それが結婚には必要なのだと父は息子に教えているのではないでしょうか。

確かに本質から目をそらして謝ればいいというものではありません。でも、自分が折れることで相手との関係が円滑になるというのもまた事実。義理の家族との間には、血の繋がった親子にはない見えない「遠慮」というものが誰にでも存在します。

今回この投稿には2万6千件以上のコメントが寄せられています。それぞれ視点をどこに置くかでこの会話の意味も変わってくるのではないでしょうか。結婚だけでなく、人生において理由なく人に頭を下げなければいけないことは実際にあるものです。それをこの父親はユーモアを交えて息子に伝えました。

こういう人生の教訓の伝え方は男性ならではだと筆者は思います。母親ならもっとストレートに子供に伝えるでしょう。父親ならではの教え方はきっと息子の心に一生残るはず。これからの人生、そういう場面に遭遇した時にこの息子は父とのやり取りを思い出すに違いありません。

「自分が悪くないから謝る必要はない」といった考えを持った人が多い欧米社会。例えば日本では、会社や同僚に対する苦情でその苦情を受けた自分が代表で謝るのが筋ですが欧米ではそういう概念はありません。理由もなく自分が謝るのは「なぜ⁉」と困惑してしまうのが正直なところでしょう。

でも、社会は一人の力で成り立っているものではありません。個人主義色が強い欧米でも、やはり社会の中にあってこそ人と人の繋がりも生まれるもの。時には納得いかなくても謝るということが大切なのだという文化を持つようにした方がいいのかも知れませんね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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