うのたろうです。
ぼく自身はあまりおしゃれじゃありません。
いつ適当なシャツを着て、カーディガンを羽織ってコートを着て……なんていうのが冬のいつものスタイルです。

まあ、今年は暖かいので12月末の今でもシャツ+ジレ+ジャケットですごせているので快適ですが。

と。
まあ、そんなファッション適当マンのぼくから見ても「ん?」と思うファッションがいつの時代もブームとしてあらわれては消えてきます。

そのなかから淘汰されずに残ったものが、その後永遠の定番という形になっていくので、このある種の「ブーム→消える」という儀式はファッション創世における必要なステップなのだといえるのでしょう。

ですが。
そんなファッション創世の手探りだからこそ、一過性のおもしろいものもたくさんでてきます。

……と、まあ、小難しくオブラートにつつんでいっておりますが、今日いいたいことはこれ。


「おまえ、本当におしゃれか、それ?」


という謎のブームについてです。

2015年もさまざまなファッションのブームがあらわれては消えていきました。どんなファッションがあったのでしょうか?

また、このなかから来年以降にも残るものはあるのでしょうか?

見ていきましょう……

あ。
ちなみにベスト10のカウントダウン方式ですが、1位に近づくにつれ「?」なスタイルになっていきますですですです……

第10位/浅いニットキャップ

一年を通してよく見たファッションが、これ。
ニット帽を生え際ぎりぎりあたりでかぶるスタイル。男女問わずにやっていたのが印象的でした。

決して寒いからかぶっているわけではない。
髪の毛がじゃまだからかぶっているわけでもない(その証拠に前髪が飛びでているパターンもあります)。つまりどの服装でも「+ニットキャップ」。これがおしゃれなのか? 正直、疑問しかわきません。大学生ファッションだなという感じです

第9位/カジュアル+チェスターコート

ここ数年、秋冬の定番アウターとして選ばれるチェスターコート。
めちゃくちゃキザなアイテムなのでキザに着ればめちゃくちゃカッコよくなります。

しかし、大学生などのあいだで流行っているのは「普段のカジュアルな服装にチェスターコートを羽織っただけ」というコーディネートです。

インナーにはパーカー。
ボトムはデニム、靴はニューバランスのスニーカー。
さらにはキャップをかぶり、リュックを背負っています。

この服装にチェスターコートをあわせてもちぐはぐになるだけです。なぜか大学生に多く、大学を卒業するととたんに「ダサい」とみんなが気づく謎のブームのようです。

ちなみに。
このブームは2015年オンリーというわけではなく年齢的なブームとして一般化されているような気がします。

第8位/タートルネックケーブルニット

こちらは2015の秋冬あたりからブレイクしたスタイルです。
今までは「ハイネック=ダサい」というイメージがあったのですが急にブームになったという感じです。

ケーブルニットはここ数年の定番になっているアイテムですので違和感はないのですが、タートルネックはまだ見慣れません。一部では某クリニックを連想させると不評のスタイルです。

しかしながら、ニットのバリエーションのひとつとしてタートルネックというアイテムが登場していることは選択の余地が広がるので大いに大歓迎といったところではないでしょうか。

第7位/スウェットin

これは2015年春ころに一部で流行った服装です。
プリントスウェットというなのトレーナーを着用し、しかもそれをハイウェストスカートにインするという謎のファッション。

このあたりもベティちゃんの再来か? そんな印象を受けました。
2015年秋まではかなりこのスタイルの方がいましたが、冬になりさすがにプリントスウェットは廃れたようです。シンプルなニットなどをタックイン(スカートイン)していて上品なコーディネートに昇華されました。

第6位/肩掛けMA-1

MA-1はフライトジャケット。ライトゾーン専用の軍用アウターです。特徴は丈が短く身幅が広いこと。これは戦闘機のなかで身体を動かしやすいようにという理由からこの形をとっています。

そんなMA-1を肩からかける(羽織る?)スタイルが2015年の秋に流行しました。インナーは半そでやノースリーブのことがおおいです。そして「寒い」と。袖を通せば暖かくなるはずです。

もっとも、MA-1はたとえ現代ふうのシルエットに落としこんだとしても、アイテム自体が武骨すぎてコーディネートしづらいきらいがあります。

第5位/太眉(困り眉)

2015年といえば女性のメイクからも、謎のブームが2点。
こちらは春夏にピークを迎えたブームです。
以上な太さの困り眉。とつぜんのおぼっちゃまくんのような眉毛に世の男性はとまどっておりました。

こちらも極端にエスカレートすることなく常識の範囲で「かわいい」太さや濃さが一般化されブームは終わりました。

第4位/真っ赤な口紅

こちらは2015の春夏がピークだったでしょうか。
ナチュラルに抑えたメイクになぜか口紅だけが真っ赤。バック・トゥ・ザ・フューチャーかベティちゃんかといった感じでした。おまけにこのころは「次は肩パッドが流行るかも」なんてウワサされてしまうくらいにへんてこな状況ができあがっていました。

もしそうなったら完ぺきに80年代。
ファッションの暗黒期……あるいは黒歴史の再来です。そうなるまえに目が覚めたようでエスカレートしなかったことが救いだったのではないでしょうか。

第3位/ボックスロゴ

こちらは2015年を通して大ブレイクしました。
オリジナルはシュプリームです。
このボックスロゴのTシャツを求めて深夜に大行列ができたりと、ちょっとした社会現象化していたのが印象的でした。

90年代終わりの裏原ブームを思いだします。

あのころは古着やカジュアルが全盛期だったため、こういったアイテムがヒットするという理由もわかりますが、2015年のこのボックスロゴブームには少々疑問があります。

やはり現代の一般的なファッションはノームコアという「普通」であり「目立たない」ファッションが主流です。そんななか、こういったブランドを主張するアイテムはコーディネートとしてあわせにくいからです。
しかもシュプリームの場合はシルエットが特別に良いというわけではなく、ただブランドロゴがカッコイイという理由で選ばれています。

多少ブランド信仰という意識が戻ってきているのでしょうか?

第2位/スウェットパンツ

2014-2015の冬にブレイクしていたスタイルです。
細身のスウェットパンツを履くというコーディネート。「ハズシ」というなの幻想です。前述のチェスターコートではありませんが、ハズシというのは「全体がしっかりとフォーマルなルールに則っているうえで一点だけわざとおかしなあわせかたをする」という技です。

しかし、全体がカジュアルなのにスウェットパンツを履いただけではパジャマのまま外出した人にしか見えません。やはりどうがんばっても、スウェットパンツは部屋着です。最悪コンビニまでです。タウンユースで使用するにはかなり無理があるアイテムでした。

第1位/サンダル+靴下

2015年夏に大ブレイクしたスタイル。
TEVAやCHACOのスポーツサンダルに靴下をあわせるコーディネートです。山登りをする人などには定番のスタイルだったようですが、そのスタイルがタウンユースになぜか登場しました。

ひと昔まえ……というより2014年までは「サンダルに靴下を履くなんてオタクっぽくてキモイ」とまでいわれていたのに、とつぜん価値観がひっくり返ってしまう謎現象が起きていました。

まとめ

こうしてあらためてみると、まあ、とんでもないものが多数流行ったなというのが印象です。もちろん、きちんと昇華されオシャレとして確立したものもいくつもありました。

ですが……
もしかして、やっちゃっていたファッションもありましたか?

もっとも、オシャレとダサいは紙ひと重。
それも裁断のときに使用する厚紙ではなく、むこう側が透けてしまうトレーシングペーパー一枚の厚さです。

今はダサいといわれている服装が、明日からオシャレになる可能性も充分にありますし、その逆だって充分な可能性を孕んでいるのです。

そんななか2015年も、このようなブームが生まれては消え、そしてあるものは残っていきます。

2016年にも残るスタイルはいったいいくつあるのでしょうか?
来年の今ごろの時期が楽しみですね。

たまにはオシャレも語ります。
あまりオシャレじゃないポンポコライター・うのたろうでした。

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