繰り返される深夜営業批判

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近年、二酸化炭素がとうたらとか、地球の環境破壊がどうたらということもあるし、環境系のサミットを控えている時や、電力事情が原発事故などにより注目された時など、コンビニエンスストアの深夜営業や自動販売機の24時間稼動を自粛してはどうかという意見が、政治家の間で流行る気がする。

知事や都議などの意見が書いてある配布物等を読んでも、政党の垣根なく概ね同じ論調だったりしている。

今回の投稿では深夜働く筆者の意見を述べるものとする

R0014182
by Ryosuke Yagi

人々のライフスタイルが多様化して以来、例えば筆者もそうだが、夜起きて仕事をする必要がある人々も多い。

全ての人々が朝起きて夜寝ることが出来る世の中ではもはや無いはずである。

なのに、何故深夜の営業だけを何かがあると悪者にするのだろうか?

よく言われているように、コンビニエンスストアという観点で見ると、本部の指示で24時間営業する羽目になっている山間部の店舗等ということもあるだろうが、それはあくまで民業であり、営業であり、費用対効果という部分を考えた経営判断だ。

政治が介入する話しではないと思う。ペイできない事業であれば経営者が判断するであろうし、どちらにしろ夜間の納品や品出し、清掃など、深夜作業があってコンビニエンスストアは深夜業務があるものだ。

筆者はコンビニエンスストアは社員だったこともあるし、バイトも経験があり、ある程度長時間営業しないとキツい事情は理解しているつもりだ。

環境問題は大切だが

コンビニの目の前が漁港
by fukapon

確かに地球の環境問題は大変重要だと思っている。それは恐らく殆どの人々の共通認識だと思う。

勿論わざと環境に悪いことはしたくないだろうが、我々はその反面経済活動をしながら、自分の生業を持ちながら、自らも酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しながら生活している。

病気になったら薬を飲めばよい、という考え方を筆者はするときがあるが、「二酸化炭素を出すなら木を植えれば良い」みたいな、現状の経済活動などを縮小することなく、酸素を作ることは考えられないのだろうか?

経済活動と環境問題…。一寸相容れないものではあるのだろうが、どうにかその両方を上手くできる方法を考えていきたい。

急に思いつきでタクシーの減車とか、コンビニ深夜自粛とか、一旦政治が規制緩和などで許したから拡大した業態を、急に政治の都合によって変えさせられるのは、その業種に従事している人々にとって非常に迷惑な話であるはずだ。

こんなことも考えてしまう

National Diet Building
by Dick Thomas Johnson

政治家自身のその家族・友達等には、タクシーの運転手やコンビニ店員が少ないんだろうなぁ。

だから道路族などと違って、タクシー族やコンビニ族議員もいない。票田の組織・業界や、献金多い企業や医師会などの改革はしにくいが、タクシー・コンビニ業界ならば票田でもなく献金も少ないから言い易い。そんな風に考えてしまう。

因みに我々酒場には政治的な圧力が今のところ無い。酒場族議員はいない気がするが、政治をやるセンセー達はお酒好きだからなぁ…と推測する。

世論に屈してタバコにはあれだけ厳しいのに…センセー達は喫煙率は低いのかしら?などとも推測する。

お望み通り国民すべてが昼型にしたら?

首都高 看板
by バイク便八王子立川所沢

そして、センセーがたの仰る「昼型の生活」みたいな話になると、じゃ、道路工事も各種物流も新幹線車輛の道路上の回送も、そして酒場やコンサートも全て昼間やるんだな?

大変な混乱や渋滞が起きる。それこそアイドリングの車だらけになって、環境に悪いし経済効率も悪くなる気がする。そして、深夜ネオンが消え、コンビニや自動販売機も無くなり、真っ暗な世の中、治安も心配になるんじゃないだろうか?それらすべてを試算した上で環境に良いことばかりなのか?甚だ疑問である。

思いつきではなく、影響を受ける関係者の立場にも立って

渋谷
by amika_san

いずれにせよ、世の中の物流であったり雇用の問題であったり、深夜の世の中を回すことで拡大してきた経済的な側面を、環境という問題があるにせよ、政治家の思いつきで急に悪にされるのは困る。

そこは客観的な実情や、業界団体の意見なども聞きながら、確かに無駄なものがある場合もあるであろうから、そういう部分を経済や雇用の話しも考えながら、関係する多くの立場に立った慎重な議論を重ねて欲しいと思う。

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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