アイダホ州POCATELLOにある中学校で、Dalene Bowdenさんはカフェテリアに勤務していました。

先週のお昼時間、12才の女生徒が空腹だけど、お金が無いと彼女に伝えました。Daleneさんは、お腹がすいていてはかわいそうだと思い深く考えることなく、その生徒に食事を与えたのです。その時彼女が取った行動が、まさかこんな大事件になるとは誰も予想していませんでした。

Dalaneさんは、学校区から書留で書面を受け取りました。その内容はショッキングなものでした。

「あなたを解雇します。」

学校区によると、無料でランチを提供したことは、窃盗にあたること、また売り上げの収支が誤りであることなどを解雇の理由に挙げていました。

Dalaneさんは、ランチ代1ドル70セントを支払うと申し出ましたが却下されたそうです。

この話はFacebookで人々の注目を集め、オンラインの嘆願書に62000人がすでに署名をして、学校区のポリシーを変えるに訴えています。

学校区のポリシーを変えるべき。
子供や学校で働く人たちを卑しめる必要は無い。
生徒は平等に食事ができるようにするべき、空腹のままで放置するべきではない。
ランチ代が払えない生徒は、給食室の手伝いをするとか、放課後のスポーツゲームのあと、売店の片付けやゴミ拾いの手伝いをしてポイントを貯めてランチ代にあてる、など他の方法があるべき。

などの意見が寄せられています。

出典 http://www.idahostatesman.com

これに対し学校側は、「この生徒はランチ代11ドルをすでに滞納しており、家庭にもそれを通知してあります。支払いが出来ない生徒には、ピーナツバター&ジャムサンドイッチとミルクを提供しています。」と解答。

Dalaneさんは、納得できないと話しています。「もし11ドルの限度を越えた生徒が支払い前にランチトレーを渡されていた場合、このことがわかれば、その食事を廃棄処分にしています。他の生徒の前で辱めを受けることにもなります。私にはそれを正当化はできません。」

解雇前の給料をまだ受け取っていないとも訴えるDalaneさん。

これは日本でも起こっている給食を巡る社会問題でもあります。給食費を持ってこない子供にも給食を与えるべきか否か。お腹を空かせたこどもを見てみぬふりをして良いのか。
学区を相手取って告訴を辞さないというDalaneさんですが、一日も早く双方が話し合って和解の道を選べればと思います。

追記:その後、学校側は彼女を再雇用すると申し出たそうです。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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