アメリカで嬉しいシークレットサンタが現れました。世界最大と言われるスーパーWalmart(ウォルマート)3店で、客が取り置きしていた商品の全ての支払いを済ませた奇特なサンタが話題になっています。

オハイオ、ペンシルベニア、フロリダ州でそれは起こった

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クリスマス前になると、これまで取り置きしてもらっていた商品を決算しに行くのがアメリカ流のようです。大型スーパーウォルマートには多くの客が、商品の取り置きを頼んでいるのでしょう。

ある女性はその商品をキャンセルしにウォルマートにやって来ました。ところがその商品には既に代金が支払われていたのです。

まさかそんな…でも嬉しい!

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通常、ウォルマートでは客が取り置きしてほしい商品には頭金だけを預かり、残金は引き取り時に支払うというシステムを取っている様子。ペンシルベニア州のトレイシー・フォークスさんは「今年はちょっと苦しい年になっちゃったから。」と取り置き商品をキャンセルするため、ウォルマートに行きました。

ところが、誰だか知らない人に既に代金が支払われていて、フォークスさんは商品だけを受け取ることができたのです。こんなラッキーなことが自分の身に起こり「今日は忘れられない日になったわ!」と感動を露わに。

3州3店の代金支払い総額はなんと50万ドルに!

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3州それぞれ3人のシークレットサンタがウォルマートに支払った代金はなんと日本円で約6千万円にも上るそう。こんな大金を見知らぬ客たちのために寄付するとは何とも太っ腹!それにしてもアメリカのみなさん、どれだけ商品取り置きしてどれだけ後払いしているんでしょうか。

シークレットサンタの恩恵を受けたラッキーな客の一人は「今年は失業しちゃったから取り置きシステム(代金後払い)で生活しないといけないなと思っていたんだ。支払ってくれた人に感謝してもし足りないぐらいだ。」と自身のFacebookでコメント。

クリスマスはやっぱり特別

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誰かが誰かに親切にするという精神は、クリスマスだからこそ起こることなのかも知れません。奇跡を手にした人は、ひょっとしたら、誰かに同じようなことをしてあげたいと思う気持ちになるかも知れないし、それをしてもらった人は親切のバトンをまた誰かに渡したいと思うかも。

クリスマスは奇跡が生まれる日。この奇特なシークレットサンタは市民の代金を肩代わりしたばかりかストアにも20万ドル(約2400万円)ほどの寄付をしたそう。ウォルマート広報部も「誰かが匿名で他人の代金を完済するのを見ると、お互いのサポート精神がいかに大切かということに気付かされます。当社がこのような親切に関わることができて光栄です。」とコメント。

今回偶然にもこのシークレットサンタの恩恵を受けた人たちは、きっと温かい気持ち以上の心でクリスマスを迎えられることでしょう。こういう親切な行為は正直、金額の問題ではないのです。

思いやりの行為そのものがどんなに小さくても人には大きな感動を与えます。今回これが忘れられない日になった人達は、またどこかで誰かに親切の恩返しができるといいなと思う筆者でした。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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