「2025年問題」というワードを耳にしたことはないでしょうか。
2015年も残りわずかです。
この2025年問題まであと10年をきろうとしています。
ここで、少しご紹介していきますね!

2025年問題って?

「2025年問題」とは、団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の 急増が懸念される問題です。

出典 http://dspc2007.com

平成27年(2015年)に「ベビーブーム世代」が 前期高齢者(65~74歳)に到達し、10年後の平成37年(2025 年)高齢者人口は、約3,500万人(人口比約30%)に達すると 推計されています。

出典 http://dspc2007.com

つまり、高齢者がたーくさん増えるということです。

何が問題なの?

この2025年問題、計算上では3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上というかつて私たちが経験したことのない高齢社会を迎えることになります。
そこでまず直接的に大きな問題となるのは、医療・介護の分野です。

「高齢患者が病院に殺到し、医師不足から必要な医療を提供できない事態が起きるのではないか」、「病院のベッドの取り合いが始まるのではないか」といった不安の他、自宅での看取り経験がない人がほとんどのため、対処がわからない「看取りへの不安」も強まっています。

出典 http://www.gentosha-mc.com

すでに、孤独死、老老介護、介護疲れ、介護難民などといった悲惨な現実に直面する高齢者やそのご家族が増えていることは、メディアが報道している通りです。これからますます多くの方々が、こうした深刻な問題を実際に体験せざるを得なくなるでしょう。

出典 http://www.inquvex.co.jp

昨今では自宅に代わる新たな介護の住まいとして、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が注目されていますが、賃料が高く、ゆとりのない高齢者は入居しづらいとも言われています。

出典 http://www.gentosha-mc.com

若い世代への負担

増大する社会保障給付費という負担を担うのが、現在減少に向かっている15歳から65歳までの生産年齢人口の層であり、このままでは彼らに対して多大なる負担をもたらすことは明らかです。

出典 http://credo.asia

現在は晩婚化や女性が第一子を出産する年齢が高くなっています。
その分自分の親も年を取ります
子どもがまだ手のかかる年齢で、育児にプラスして親の介護が始まる、
といったことももちろんありえるでしょう。

高齢者と、若者たち

高齢者の方は、「これだから今の若者は」なんて言ってられません。
「これだから今の若者は」と言うその若者に支えられることになります。
いくらたくさんの貯蓄があって金銭的にはお世話にならないと思っていても、
介護施設にいるスタッフ、病院で働くスタッフはあなた方が言う
「これだから今の若者は」の、まさにその若者たちです。

若い世代の方は、どうして私たちがこんな思いしなきゃいけないの?
貯金もできないし、自分の老後も見えないのに、と思いますよね。
ですが、この今の高齢者と呼ばれる方々がいなければ、今のあなたたちも
ありません。洗濯機やテレビも、インターネットもない世界になっていたかもしれません。自分たちも同じく年を重ねていきます。

対策は?

医療法、介護保険法の改正や、病院では病床機能の報告制度がスタートしたり、
在宅医療が推進されてきています。
そして、何より国の医療費、介護費はとてつもなく負担が大きくなることは
目に見えていますから税金も上がります。
これらの対策が間に合うか間に合わないかは、
2025年になって初めてわかることですね。

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