いよいよ今年も年末が近づいてきましたね。
クリスマスに大晦日、そしてお正月と、親しい人たちとのパーティを予定されている方も多いことでしょう。著者が暮らすフランスでは、お正月よりもクリスマスの方がメインで、家族や親戚と過ごすのが一般的です。恋人も二人きりではなく、どちらかの家族のパーティに一緒に参加するんですよ。そして、各人が参加者一人ひとりにプレゼントを用意するので、出費の多い月でもあります。
さて、フランスのパーティで欠かせない飲み物“シャンパン”。クリスマスの乾杯も当然シャンパンです。美味しいのはもちろん、グラスに注がれる美しい気泡は、見てるだけで気分が華やぎますよね。
そこで今回は、パーティをより楽しくお洒落にしてくれるお勧めのシャンパンをご紹介します。

世界中の人々に愛される二大メーカーのシャンパンは、安心の美味しさ。

「シャンパンのことはよく知らないけれど飲んでみたい」とおっしゃられる方にまずお勧めしたいのはやはり、あまりにも有名な大手二大メーカーのシャンパンでしょう。どちらも古い歴史があり、大量生産になった今でもその品質と美味しさは保たれています。迷ったらまず手にして欲しいシャンパンです。

1.ヴーヴ・クリコ
 イエローラベル
 ブリュット

出典 http://www.amazon.co.jp

1772年にフィリップ・クリコ氏が創業。1798年に息子のフランソワ氏が加わりまずが、彼の死後はフランソワ氏の妻に経営は引き継がれます。大量生産にもかかわらず、安定した高品質のシャンパンを世界中に供給するまで会社を発展させた裏には、Veuve(ヴーヴ=未亡人)の大きな功績がありました。
すっきりとした辛口のイエローラベルは、初心者の方にお勧めの一本。きっとシャンパンの虜になることでしょう。

2.モエ・エ・シャンドン
 ロゼ アンペリアル

出典 http://www.amazon.co.jp

ヴーヴ・クリコと並んで、世界的に有名なモエ・エ・シャンドン社。その歴史も古く、創業は1743年。創業者のクロード・モエ氏は、少数の人々の楽しみだったシャンパンを政治家や宮廷人に広め、あのルイ15世をも虜にしました。
その後もナポレオン一世に愛され、また英国王室御用達になるなど、ヨーロッパのセレブをに親しまれてきたシャンパン…。現在も人気商品であるIMPÉRIAL(アンペリアル=皇帝)は、ナポレオン一世との親交の証でもあります。ブリュットもいいですが、美しいピンク色のロゼをお勧めします。

高品質にこだわる家族経営の隠れ名ブランドもお薦め!

大手メーカーのほかにも、実は、家族経営で昔の製法にこだわり続ける名門のメゾンがいろいろあります。知る人ぞ知る、とっておきのシャンパンをご紹介します。

3.ボランジェ
 スペシャル キュヴェ

出典 http://www.amazon.co.jp

1829年創業。映画「007」でジェームス・ボンドが愛飲するシャンパンとして有名になりましたが、その実力も申し分ありません。85%がグランクリュ(特級)とプルミエクリュ(1級)という格付けの広大な葡萄畑を持ち、シャンパンに使う葡萄はほぼ自社で賄っています。ほかにもオーク樽での発酵や最低3年の長期熟成など昔ながらの製造法は今でも厳しく守られており、そのこだわりはこのブリュットを飲めばすぐにわかっていただけるはずです。

4.ボランジェ ロゼ

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飲みやすくて、味わい深い・・・ボランジェのロゼもお薦めです!

5.ルイ・ロデレール
 ブリュット プルミエ

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1776年創業。フランスのワイン雑誌「La Revue du Vin de France」のシャンパンメーカートップ50で堂々の1位を獲得しています。ボランジェ社と同様に広大な自社の葡萄畑を持ち、長期熟成にこだわる製法。最高級シャンパン「クリスタル」が有名ですが、スタンダードのこの「ブリュット プルミエ」も十分に美味しいです。

6.ビルカール・サルモン
 ブリュット レゼルヴ

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1818年創業。「少量逸品主義」をモットーに独自の手作り製法で高品質のシャンパン造りを追求し続けてきたメゾンです。そのこだわりは味にも表れており、爽やかながらしっかりとした味わいは、ほかのシャンパンにはない独特の美味しさです。

Bonnes Fêtes!! 楽しいパーティを!!

ほかにもまだまだ美味しいシャンパンはあると思いますが、今回は著者が先日行ったシャンパンの試飲会(詳細は下記のブログをどうぞ!)や過去に飲んだことがある中から比較的買いやすくて美味しいシャンパンを選んでみました。ワインは安くても美味しいものがあったりしますが、シャンパンはある程度有名なブランドのものを買った方が間違いはありません。フランスでも定価が最低でも30€(約4千円)のものを選べと言われています。

どこのメーカーもブリュット(極辛口の白)とロゼがありますから、参加者の顔ぶれでどちらか、または両方選んでみてはいかがでしょうか。特にきれいなピンク色のロゼは、女性にきっと喜ばれるはずです。また、爽やかな味わいのシャンパンは和食にも合います。お正月のおもてなしはお酒やビールもいいですが、趣向を変えてシャンパンを用意するのも粋かもしれませんよ。

ぜひ美味しいシャンパンで年末年始のパーティを盛り上げてくださいね!

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mama chempy このユーザーの他の記事を見る

渡仏してから17年、パリ郊外在住。趣味は料理とお菓子作り、旅行、芸術鑑賞、ヴィンテージ雑貨などなど。パリの観光バス会社で勤務後、現在はブログにてパリ情報を発信しています。
「レシピと雑貨とパリ案内」http://taneko39.blog.jp/

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