世界で相次ぐテロ事件。また、捕虜を生きたまま火あぶりにしたり、爆弾を積んだ船に捕虜を乗せて海へそのまま送り出したり、織の中に閉じ込め溺死させたりとエスカレートしているISISの残忍な手口は留まるところを知らず、私たちを震撼させています。

10月末にロシアの飛行機がエジプト上空で爆弾により墜落した事件を覚えている人も多いことでしょう。その事件に関してISIS側が雑誌でジュースの空き缶と針金、そしてあまりにも小さいスイッチでできた簡易な爆弾を用いたことを写真で発表し、世界中の人々を恐怖に陥れました。

あまりにも簡易で小さいジュースの空き缶の爆弾が、飛行機を爆破させるほどの破壊力を持っているということにも驚きですが、それを犯罪に使用するために発明するISIS国のメンバーの頭の良さというのも実に皮肉なものです。

更に、「鳥を使うといい」と支持者からの提案も

出典 http://en.yibada.com

世の中には、私たちが忌み嫌うISISを支持する人も存在します。そういう人たちは「シンパサイザー」(共鳴者)と呼ばれISISの思想を深く崇拝している人物です。そのシンパサイザーが、鳥を使えば簡単に爆弾テロを実行できるとISISメンバーに提案しているということが今、メディアで話題になっているのです。

2010年の英映画「Four Lions」からヒントか?

出典 https://www.youtube.com

実はこの映画、筆者の住む街を舞台にした映画。内容がイスラム教徒4人の話で、この4人がテロ爆弾を仕掛けるというストーリーになっていて、コメディータッチで描かれてはいるものの、映画の中にカラスに爆弾を付けてテロリストが「これができればお前には天国が待ってるからな」とターゲットに向かって飛ぶように言い聞かすシーンがあります。

シンパサイザーの提案はこの映画からではとの声も

出典 https://www.youtube.com

映画ではカラスが使われていますが、実際にはハゲワシやファルコンが最適としてシンパサイザーはISISに熱心にメッセージを送っていたようですが、今のところは返信はないそう。でも油断できないのがISISの怖いところ。残忍な手口であれば進んで取り入れようとするために、この案も否定するとは限らないからです。

第二次世界大戦では、ハトやコウモリが戦争のために犠牲になっていました。爆弾や誘導ミサイルの実験として使われていたのです。小動物を戦争の道具にすることは動物愛護団体を支援している人でなくても残虐さを感じることでしょう。

世間では今は第三次世界大戦と呼ばれるように。人間の身勝手な私利私欲のためにこうした動物が虐待され犠牲になるのは何としてでも避けたいですが、果たしてISISの勢力には終わりがあるのでしょうか。来年も憂鬱な思いと共に1年が始まりそうです。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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