記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんが歩き始めたときは、親にとってうれしい瞬間ですが、歩き方に何か異変が見られると不安になりますよね。今回は、そんな子どもの歩行異常について、医師に伺いました。

歩行異常の主な原因

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1:股関節の異常
先天性股関節脱臼や股関節炎、ペルテス病などがあります。このうち股関節炎やペルテス病は痛みを伴うため受診して発見される機会になりますが、先天性股関節脱臼は軽症から重症まで程度によって症状が違い、治療も異なってきます。歩き方がおかしかったり、足をひきずるように歩いたりして見つかることが多いですが、検診で発見されることも多いです。治療は、経過観察のみでよい軽症のものから、整復用のバンドや入院しての牽引が必要なものまでさまざまです。

2:下肢の異常
下肢の異常としては、O脚やX脚などがあります。これらは見た目で分かることも多いので、非常に心配になると思いますが、赤ちゃんは生後から2歳ごろまでO脚で、3歳ごろからX脚になるのが一般的です。O脚の場合は、足を外側にしてお尻をペタンとつける座り方になることが多いですが、あぐら座りにすることで改善することがあります。

3:足・足関節の異常
足・足関節の異常としては、内反足や偏平足などがあります。転びやすかったり、歩き方が変だったりして気づかれることが多いです。治療としては、矯正ギプスを使用したり、筋力を強化する運動療法を行ったり、手術が必要になることもあります。

少しでも異常を感じたら、すぐ病院へ

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いずれも、検診を契機に発見されることもありますので、検診をしっかり受けるようにしましょう。また歩き方が変かなと思ったら一度受診をしてみてもいいかもしれません。早期に治療することで比較的容易に改善するものもあれば、その後の成長も問題なく歩行可能になるものもあります。

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【医師からのアドバイス】

幼児が歩けるようになる時期は個人差がありますが、大体10カ月頃から1歳半ぐらいの間に歩けるようになることが多いです。はじめは、つかまり立ちから伝い歩き、歩行とできるようになっていきます。この時期は、赤ちゃんが自分で立ったり、歩こうとしたりしますので、親としては転んで頭を打って怪我をしないようにサポートしてあげることも重要です。

この時期、もう一点注意していただきたいのが子どもの咳です。もしかすると喘息の可能性もあるのです。

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