記事提供:Doctors Me

医師をはじめとする専門家が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。今回のテーマは「むくみに効くツボ」について。鍼灸マッサージ指圧師・青木 秀人さんのコラムをご紹介します。

寒いこの時期、ブーツを履くと夕方以降ふくらはぎがむくんでいることに気付く方が多いのではないでしょうか。朝はすんなり履けたのに、1度脱いだらきつくなっていた、と。

ふくらはぎのマッサージでむくみの対応はできますが、そんなゆっくり時間かけてやっている時間があまりない、やり方がわからない、という方のために、ふくらはぎの中でも重要なポイントとむくみに効くツボをお伝えします。

■ そもそも、むくみとは?

東洋医学ではむくみは津液の停滞」と考えています。

いくつかの経絡がむくみに関わっていますが、その中でも特に

・脾経(ひけい)
・腎経(じんけい)
・膀胱経(ぼうこうけい)

という経絡がむくみに重要な関わりがあるとされています。

脾で飲食物から津液をつくり、腎で津液を管理し、膀胱から尿として排泄します。よって、この3つの経絡になにかしらの問題が起こると津液が停滞してしまいます。

「脾経」と「腎経」が冷え性と重要な関わりがあり、冷え性とむくみは近い関係性にあるのです。

東洋医学では1つの原因からいくつかの症状が出てきます。西洋医学でも1つの病気から様々な症状が出てきますが、それと同じようなことと考えていただけたらと思います。


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■ むくみに効く4つのツボ

出典 https://doctors-me.com

1:陰陵線(いんりょうせん)【脾】
座って膝を立てた状態で、スネの内側を指でさすって上に進んでいくと、自然と止まるところ。湿気とりのツボとして知られている。

2:太谿(たいけい)【腎】
内くるぶしとアキレス腱の間。触ると拍動を感じるところ。体内の水分代謝のバランスを良くするツボで、冷えや足のむくみに効果的。 顔の黒ずむ人やシミなどにも良い。

3:委中(いちゅう)【膀胱】
膝の裏のほぼ中央、拍動部のところ。腰痛に効く代表的なツボでもある。

4:水分(すいぶん)【任】
おへそから指1本分上。むくみ解消にはぴったりのツボ。水分は任脈というおなかの正中線を通る経絡にある。

ツボの押し方3STEPで行う「関元(おへそから指4本分下のツボ)」の代わりに、水分を手のひらで包み込むように軽く押し、おなかが温かいとイメージすると良いでしょう。

■ ツボ以外でむくみに効果的なことは?

ツボを押す以外に、むくみ取りに効果的なのはふくらはぎの運動です。

ふくらはぎは「第2の心臓」とよく言われますが、まさにその通り。心臓から出た血液は足先まで行き、今度は重力に逆らって心臓に戻ってこなくてはなりません。

むくみは停滞した血液が下肢にたまり、血管の内圧があがることで血液の成分が血管やリンパ管の外へ漏れてしまうことでできます。

そこで重要なのが、ふくらはぎ。

ふくらはぎを動かすとポンプの役割を果たし、血液が心臓へ戻るのを手伝います。運動をする人が、デスクワークばかりの人と比べてむくみが少ないのはそのためです。

・ふくらはぎの定期的なストレッチ
・つま先立ちを10回ほど繰り返す

ことで効果が表れると思います。ぜひ試してくださいね。

~鍼灸マッサージ指圧師:青木 秀人~


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