1998年に事故により突然この世を去ったX JAPANのギタリストhide。彼が生きていたら今日で51歳になる。

ファン想いとして知られるhideの数々のエピソードは、ファンの間では今なお語り継がれよく知られているが、より多くの人に知ってもらいたいという思いであえて今日彼の誕生日に記事にします。

難病少女とhideの感動エピソード

出典 http://www.geocities.co.jp

ファンなら知らない人はいないこのエピソード。和歌山県に貴志真由子さんという1人の難病少女がいました。彼女の病気は「GM1ガングリオシドーシス・タイプ3」といって、世界でも真由子さんを入れて23例しか報告されていない難病だったのです。

成人まではもたないとまで言われていた小学6年生の真由子さん。中学生になっても病気は一向に良くなることはなく、闘病の辛さや集団生活の不安から不登校になるのですが、そんな彼女を支えていたのがX JAPANの曲でした。ギタリストのhideに夢中になり、それが真由子さんの唯一の楽しみでした。

障害が進み、言葉さえもうまく発せられないようになった真由子さんを見て、母親の和子さんは居た堪れない気持ちでした。そこで目にした1通の手紙。

「難病に苦しむ子供達の夢を叶えたい」という思いから生まれた支援団体“メイクアウィッシュ”

母・和子さんは、この支援団体を通じて「憧れの人、hideに会いたい」という真由子さんの願いを打診したのです。

毎日スケジュールが詰まっていて多忙だったhide。マネージャーは断ろうとしたのですが、hideはそれを快諾しました。

“hideは1995年12月31日、Xの東京ドームライブで少女と会い、ライブの打ち上げにも招待して少女を友達だと紹介した”

出典 https://ja.m.wikipedia.org

メンバーやスタッフに“友達”だと紹介するなんてカッコイイですよね。更に2ヶ月かけて真由子さんが編んだというマフラーを喜んで受け取ったそう。

“黒い毛糸で作られたマフラーをhideはすぐに首にかけ、その後hideの愛用品となり、hideはどこへ行くときも、このマフラーの存在があった。”

出典 http://hidenoheya.seesaa.net

お返しとしてhideからは愛用するギターにサインをしてプレゼントしました。hideがすごいと言われているのは、真由子さんに対しての行為がたった一度きりのファンサービスではなかったということです。

その後もhideは真由子さんを励ますべく、電話や手紙のやり取りを続けました。

それからしばらくして、真由子さんは治療のために骨髄移植手術を受けましたが、手術後に拒絶反応を起こし危篤状態となったのです。

その時、母・和子さんはせめて声だけでも聞かせたいとhideに電話したのですが…

“HIDEは声だけどころかそれ以降のスケジュールをすべてキャンセルし、真由子さんのもとへ向かったのでした。そしてHIDEは真由子さんを無菌室から見守りました。その無菌室から、真由子さんを励まし続けました。

「がんばれ真由子 
 これから真由子のために曲をつくるんだぞ がんばれ」”

出典 http://42-vision.seesaa.net

約2時間もの間、見守って応援し続けていたそうです。その結果、真由子さんは奇跡的な回復をみせ、その数ヶ月後には退院できるまでになりました。

出典 YouTube

hideが真由子さんのことを想って作った歌です。

その後、『できることをするだけ』だとあくまで個人的に骨髄バンクに登録をしたのですが、その際所属事務所が独断で急遽記者会見をセッティングしてしまったのです。とりあえずその場では会見を済ませたhideでしたが…

“会見終了後にhideは「これじゃあ売名行為じゃねえか!!もしそんな風にマスコミに書かれてその娘が傷ついたらどうすんだ!!」と言って彼を殴り飛ばした”

出典 https://ja.m.wikipedia.org

その後もボランティア活動を個人的に続けていたhideですが、1998年永眠。その11年後の2009年に真由子さんも和歌山市内の病院でお空へ旅立たれたそうです。天国で再会しているといいですね。

他にもファン想いだということがわかるこんなエピソードがあります。

“大物になるほど回避しがちなTV出演について「地方でライヴに来られないファンの為にも出る」と積極的であったり、「チケット代も安くないのに、更に高いお金を遣わせるのはいけない」と、ソロ活動についての関連グッズは全て5,000円以下であったという。”

出典 https://ja.m.wikipedia.org

優しいhideの人柄が出たエピソードですね。X JAPANが再結成し、世界で活躍する現在、そこにhideの姿がないことがとても悔しいです。彼が居なくなった今もこれからも、この素敵なエピソードが沢山の人の中で語り継がれることを願います。

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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