自分の命か赤ちゃんの命か?究極の決断を迫れれた女性は・・・

幸せあふれる笑顔の家族写真

出典 https://www.gofundme.com

この美しい写真に写っているのは、アメリカミズーリ州に暮らす、コームズ(Combs)ファミリーです。真ん中のお腹が大きい笑顔のお母さんがカラ(Cara)さんです。

写真が撮影された数日後、彼女は帝王切開で元気な女の子を出産しました。

そして、そのわずか3日後に、なんと天国に旅立ってしまったのです。

彼女の体にガンが見つかったのは、妊娠26週目に入った時のときでした。悪性黒色腫という皮膚がんはすでにステージ4。彼女の命を救うためには、すぐにでも治療を始める必要がありました。医師はすぐにでも出産し、治療をはじめるように勧めましたが、彼女はお腹の赤ちゃんがもう少し大きくなって生存率が上がるまで、産みたくないと決断します。その決断が、どれだけ危険なことであるか、彼女も家族も理解した上での決断です。

妊娠28週を迎えた12月5日、彼女は無事出産しました。
Shaylin "Shay"と名づけられたその女の子は、出生体重はわずか950gという小さな赤ちゃんですが、とても元気な女の子でした。

出産からわずか3日後。2015年12月8日。

カラさんは、静かに息をひきとりました。
それは、出産後テキサス州で治療を受けることが決まっていた家族にとって、全く予想しなかった、あまりに突然の旅立ちでした。

医師によると、すでに肝臓にも広がっていたガンで弱っていた体が、大きな負担がかかる手術(帝王切開)に耐えられなかったのだろうと言うことです。

ご主人のロイ(ROY)さんが、妻の死を告げるメッセージが、コームズ家族の援助のために設けられたサイトに残されています。Gofundme

今日は、皆さんに悲しいお知らせがあります。妻Caraは、今朝天国に旅立ちました。彼女がどれだけ素晴しい人間であったか、お話しなくても皆さんはご存知だと思います。本当にたくさんの方々が彼女の死を悲しんでくださることでしょう。

私は、彼女がいつも今よりもっとすごいことに目標を決めて進んでいると思っていました。これから彼女は、天使になって私達家族を見守ってくれるのです。

彼女ほど強い人を私は知りません。そして、最高の妻であり、最高の母親でした。娘を助けるために、彼女は自身の命を犠牲にしました。

皆さんのサポートと祈りに感謝します。私の人生のすべでだった妻、そしてこれからもずっとそれは変ることはありません。

出典 https://www.gofundme.com

メラノーマに侵され、すでにステージ4であると診断されました。妊娠中は治療を受けることができません。とても厳しい決断ですが、医師の勧めに反して、お腹の子供が28週を迎えるまで、妊娠を継続する事に決めました。
どちらを選ぶか、良い決断などありません。お腹の子供と私は一緒に命を守るために戦います。何も知らないお腹の子供に一緒に戦わせることは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
昨年、皮膚科の検診にも行きましたが、その時何も見つかりませんでした。私の癌の担当医でさえも、何が原因なのかわからないと言っています。

私はまだ38歳です。それなのに死期が迫っているなんて。今思うのは、大切なことをちゃんと見極めなくてはいけないということです。ただひとつ、今子供との時間を大切にすること、そして些細なことに目くじらを立てたりしてはもったいない。

赤ちゃんは、最初の週に生まれる予定になっています。そして出産後48時間で、治療を始めることになります。目の前に大きな山が待ち構えています。みなさんから届いたサポートに感謝します。ありがとうございます。

出典 https://www.facebook.com

11月13日に、カラさん本人がFacebookに残したメッセージです。出産後始まる、がん治療、癌と戦うという気持ちが表れていて、わずかそれから1か月もたたないうちに亡くなってしまったことが、悔やまれてなりません。

亡くなる前に、カラさんは、赤ちゃんを抱くことができたそうです。きっと、その時、いろいろな気持ちを我が子に伝えたことでしょう。そして、これからは、ご主人が書いているように、天使になって一生見守ってくれていると思います。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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