外国、とくにイギリスにとってなぜか「日本人はクリスマスにKFCを食べる」というのが当たり前のように思われているようです。確かにクリスマス用のKFCのCMもあれば、スペシャルセットもあるけれど、みんながみんなファストフードのKFCを食べるかというと意外にその確率は低いのではないかと日本人の筆者は思っています。

チキンが食べたければスーパーでローストチキンを買う人もいるだろうし、お寿司やステーキを食べる人だっていますよね。イギリスでは「日本=サムライ」のように「日本のクリスマス=KFC」となっているのがちょっと意外です。

でも、今回そんなイギリス人の誤解を払拭するかのようなリサーチが行われ、筆者その結果に大満足しています。そのリサーチとは「クリスマスの時期にどの国がどれだけのカロリーを摂取するか。」一番カロリー摂取が多い国と低い国が明らかになったのです。

長年イギリスに暮らす筆者ですが、これまでのクリスマスディナーのイメージ、もしくは自分が食べたものは相当な量と数でした。家庭でクリスマスディナーを用意する人はかなり大変。家族全員が集まるために、料理の量も半端なく、スターターからデザートまで大忙しの準備となります。

全てをホームメイドにする頑張り屋さんもいますが、大抵はスーパーで「オーブンで温めたらいいだけ」のようなレディミールのスターターを用意する人が。だからカロリーも必然的に高くなるというわけです。

一般的な家庭のクリスマスディナーには、スターターとしてソーセージロールやプロウンカクテル(小エビのケチャップマヨソース)、メルバトーストなど少量のものがたくさんバッフェのようにテーブルに並べられます。

メインはロースト。チキンや七面鳥、ビーフなど好みによっていろいろ。チキンや七面鳥は丸ごとローストしますが、中にスタッフィングという具詰めをして焼きます。スタッフィングは玉ねぎやハーブをみじん切りにし、パン粉を加えバター炒めて塩で味付けしたもの。

そしてこのボリュームたっぷりなメインの付け合わせの野菜として、これまたボリュームたっぷりのローストベジタブルが添えられるのです。ポテト、いんげん、キャロット、ブラッセルスプラウト(芽キャベツ)、ブロッコリーなどなど。それらにグレイビーソースをかけて頂くのが伝統的なクリスマスディナーです。

デザートは別腹ということで、伝統的なクリスマスプディング、ミンスパイ、カップケーキにビスケット、チョコレートにナッツなど、もうありとあらゆるデザートやおつまみもテーブルに並びます。

それと同時にワインやスコッチ、各種のチーズが載ったチーズボードなど。大勢の家族が集まるクリスマスディナーはまるでホテルのパーティーのバッフェのよう。日本人がクリスマスに食べるものを考えれば、いかに欧米人はクリスマスにたっぷり食べるかがわかりますよね。

世界28カ国でどの国がカロリー摂取量が多いか調査

出典 http://www.dailymail.co.uk

treated.comが今回リサーチした結果は、上記の図のように。一番薄い色はカロリー摂取量が少ない国。つまり日本は海外の人に「クリスマスにファストフードのKFCを食べるにも関わらず、カロリー摂取量がかなり少ない」と驚かれている様子。

誤解として日本人みんながKFCを食べていないことを知るべきだと思う筆者。そして欧米人よりも健康的な食生活なこと、少食なことがこれで明らかになっていますよね。それに比べアメリカ、イギリスではカロリー摂取量が最も多い国として結果が出ています。

やっぱり1位はアメリカだった

出典 http://www.dailymail.co.uk

とはいえ、イギリスも堂々の2位。カロリー数もさほど変わりません。クリスマスディナーで3000カロリー以上余裕で摂取するアメリカ・イギリスと比べて、日本はわずか1400カロリー。

欧米人と日本人では元々の食欲がきっと違うのも明らか。普通の食欲を持つ筆者も日本からイギリスに初めてきた時に周りのイギリス人には少食だねと言われていました。

留学生活を終えた頃には体重増加して帰国という人もどうやら少なくないようです。たくさん食べる食生活に慣れてしまうと感覚が麻痺してしまいますよね。更に欧米では、クリスマスにはお酒を飲む量が増えるのも事実。

これは日本の忘年会シーズンのような感覚なので、パブや家庭でお酒をよく飲むようになるというだけです。でもこのお酒がカロリーが高いので一気に3000カロリー超えてしまうのでしょう。

いずれにせよ、クリスマスのごちそうは年に一度のもの。このシーズンになると、カフェでも特別にクリスマス用のドリンクやフードが販売されるので魅力的ですよね。クリスマスが終わればジョギングやジム通いに精を出す人も増えるイギリス。

食べ過ぎてもしっかりエクササイズして、食生活をきっちり管理することが大切。でもカロリーばかり気にしていてもせっかくのクリスマスをエンジョイできないので、ある程度お腹と相談しながらクリスマスディナーを楽しみたいものですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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