酷い・・・
酷すぎる・・・

誰の目にも留まらず、人も信用出来ないまま、痛さにのた打ち回りながら・・・

出典 http://ameblo.jp

保護団体ARCHの代表の言葉。
山をさまよっていた毛むくじゃらで犬だがわからなかったほど。そんな犬を救出するときの保護団体、医療スタッフの壮絶な感動ストーリー

2013/6/27 千葉県動物愛護センターに収容された一匹の犬が引き出された

出典 http://ameblo.jp

どっちが頭だかわかりますか?お尻だかわかりますか?

出典 http://ameblo.jp

足だと思われるところは、足ではないんです。
お尻だと思うところもお尻ではないんです。
毛玉だったんです。

虎ロープを掛けようとするとものすごい興奮状態。
ケージからなんとか出すと、彼は痒さと痛さで床にのたうち回ります。
ずっと長い期間この苦痛に耐えてきたのでしょう。
人ならばとっくに気がおかしくなっているのでしょう。

出典 http://ameblo.jp

出典 http://ameblo.jp


耳をコンクリートにこすり付けた拍子に、
頭部の大きな毛玉が落ちました。
ちょっと見えた瞳は白い膜がありますが、
眼は見えている、と思いました。

センターでさえ、雌雄の判定も出来ない状態です。
体は辛うじて触れますが、顔を触ろうとすると激しく威嚇しました。

威嚇は「痛いだろうからか?」

この状況になるまでに人を信じる本能を欠如させ、どう頑張っても慣れることが出来なかったらと頭を巡ります。
元は飼い犬だったはず、可愛がられていた期間もあったはず・・・
でも、人間に対する恐怖心を拭えない子だったらと。

出典 http://ameblo.jp

保護団体のみなさんは、この子をセンターから引き出すか迷った。


こんな彼のアピールを保護団体はひろってくれた。

出典 http://chibatarianna.jugem.jp

おやつを差し出したら、おやつを食べたこの子。悩みますが
おやつを手から食べた様子、手に顔を寄せてくる様子にかけたい
というみんなの気持ちはひとつでした

置いていけない・・・
出来ないよね・・・

出典 http://ameblo.jp

スタッフのこんな思い・・・。

そして、センターから引き出された。

出典 http://chibatarianna.jugem.jp

この時点で、彼は幸運の持ち主だ。
引き出されるのはほんの一握り。多くの仲間たちは、殺処分される。

センターから引き出された彼は・・・

とりあえず、毛玉を剥ごう!ということになった。

出典 http://ameblo.jp

引き攣れて肉が抉れている彼をなんとか痛みから解放してあげたかった。
目の前の小さな命へのせめてもの思い。

出典 http://ameblo.jp

団体のみなさん・・・
彼を救うために、全力で戦う。
人間不信があって、痛みがあって、威嚇する彼を必死に助ける。

問題の肉が抉れている部位になりますが、痛みに暴れる彼にはもう鎮静無しのバリカンは無理です。
糞尿毛玉、血液とショウエキの臭いで恐ろしい悪臭がしていますが、そんな事も気にしてられません。

混んでいる病院なのに、院長はじめスタッフさんは嫌な顔ひとつせず迎えてくれます。
慣れている男性看護師に保定してもらい処置が始まります。
鎮静を掛けるために心音チェック、血液検査を済ませ、レントゲン、目の治療、耳の治療、抉れた肉の治療と病院スタッフ総出、保護団体のスタッフ

鎮静を掛けても反射で体は抵抗するように動きます。

壮絶・・・です。

情けない私は途中吐き気で中座してしまった位。

皆、ボロボロのこの子を救うために必死。

出典 http://ameblo.jp

剥いだ毛はこんなにあった。

耳の中も・・・

出典 http://ameblo.jp

耳の中もブドウのようにぼこぼこに腫れ上がり、膿がだらだらと出てきている。


目も腫れ上がり、眼脂でおおわれている。何度も何度も洗って、薬を投入してくれている。

鎮静剤の有効期限との戦いでバリカンをかける。

出典 http://ameblo.jp

爪の処置も。

出典 http://ameblo.jp

あらゆるところに処置が必要な状態。慣れたスタッフが、このわんこを救うために、力を合わせる

すばらしいチームワーク。

出典 http://ameblo.jp

時間制限がある中で、保清や、心電図、レントゲン、血検 外傷の治療。次々とすすんでいく。

やっと顔がみえた!

出典 http://ameblo.jp

鎮静が覚めた。

スタッフは願う、痛みやかゆみから少し解放してくれれば少しづつ人へも慣れてくれると信じたスタッフ

こんなお顔がでてきた!

出典 http://ameblo.jp

彼の名前は、保護団体スタッフによって、

「ブランカ」

と名付けられた。
“白”っていう意味らしい。
茶色くなっちゃったこの犬。もともとは、ウエスティという白い毛が売りの犬種。
『白くなりますように』
っという願いが込められた。


ブランカの悲しい過去はここで終わり。
よくここまで頑張ったね。
ゆっくりでいいんだよ。
みんな、ブランカが好きだよ。

出典 http://ameblo.jp

こんな温かい団体に、ブランカは第2の犬生を与えてもらった。

ひとつの命を救うことに多かれ少なかれ苦悩することはよくあります。
でも救った命に救われるのが私達のような気がします。

出典 http://ameblo.jp

辛い思いをさせるために引き出したのではないけれど・・・
犬にもスタッフにも・・・。
引き取っても葛藤があります。
でも、辛いのは今日が最後。
きっとこの子の気が晴れる日が来ますよ。
今はそう祈りましょう。

美味しいお肉で仮ママと仲良くなれるかな
楽しいおやつの時間もあるかも~

出典 http://ameblo.jp

保護されて2週間がたった。

出典 http://ameblo.jp

触れるようになっている。
適切な処置によって痛みから解放されたのかな。

お互いが
あの時、諦めなくて良かったねって涙声。
それ位、本当に不安が付きまとう状態だったのです。

ゆっくり時間を掛けて
幸せを取り戻そうね、ね、ブランカ。

出典 http://ameblo.jp

出典 http://ameblo.jp

おなかごろ~んしている。

出典 http://blog.livedoor.jp

寄り添ってきた。

出典 YouTube

出典 http://ameblo.jp

だけど、ガウガウの威嚇癖は残っている。
このアヒル口輪。
日本一、アヒル口輪が似合うのではないか。

現在のブランカ

出典 http://takachef.blog.jp

今の彼。

新しいお家がみつかった。
お耳の処置はつづいているけれど、皮膚もまだ悪いけれど、お名前通り、白い犬となった。

この記事を書いたユーザー

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス