「喪中」のこと、ちゃんと知ってますか?

この時期に送られてくる事が多い「喪中はがき」。年賀状を送ることが出来ない旨を伝えるご連絡です。
この「喪中」。なんとなく経験から喪中に年賀状を送ってはいけないというのは良く知っている方も多いと思いますが、それ以外にも年末年始に関わる喪中の過ごし方には決まりごとがあるんです。

そもそも「喪中」とは?

近親者が亡くなった場合、一定の期間、故人の死を悼み、身を慎むことを「服喪(ふくも)」といいます。元々は神道の穢れ(けがれ)という概念から来ている風習です。古くから、死は穢れの一種と考えられてきましたので、身内に死者が出ると、その穢れが他の人に波及しないように、一定の期間、他の人と相対さないように生活していこうという習わしが今に残っているものです

出典 http://yubin-nenga.jp

一定の期間、他の人と相対さないことで、穢れを波及させないようにする心遣いの習わしが起源です。

喪に服する範囲は、一般的には故人を中心とした一親等(両親、配偶者、子)と、二親等(兄弟姉妹、祖父母、孫)までとされています

出典 http://yubin-nenga.jp

同居しているか別居しているかで変えることもあるので、この範囲は一例です。

喪中の期間は、基本的には身を慎み、おめでたいことをしないということが基本

出典 http://yubin-nenga.jp

1年経てば、死者の穢れがなくなるだろうという考え方から、現在では、近親者が亡くなった日から1年間(13ヶ月の場合も有)を喪中とするのが一般的。この期間は基本的におめでたいことはしないというのが基本です。

では、年末年始はどう過ごすべきか

①年賀状は送らない

出典 https://katsushika.mypl.net

予め「喪中はがき」「寒中見舞い」などを送って、自身が喪中である事を相手に伝えるようにしましょう。※喪中であっても、年賀状を受け取る事は問題ありません。

相手の状況を配慮し、年賀状を用意し出す前の11月下旬から12月上旬までには着くように発送するようにしましょう。

②年越しそばは食べてもOK

出典 http://kininarumininarujyouhoukyoku.jp

細く長いことから、長寿や1年間の厄を切り捨てるという願掛けをかけて食べる年越しそば。これは、「いま生きている家族の健康や長寿を祈るもの」なので、亡くなった方に対して失礼な行為ではありませんから、食べて大丈夫です。

③おせち料理は「食事の一貫」としてならばOK

Licensed by gettyimages ®

おせち料理はそもそも、「お正月くらいは料理をしないでのんびりしましょう」という事から、お正月期間に長く食べる事が出来る保存食として親しまれてきたもの。お祝いとしての意味合いは薄いので、「食事の一貫」として食べる事自体には問題はないとされています。

ただ、お屠蘇を汲み交わして、「おめでとうございます」といって祝い箸でお雑煮を食べるのは控える

出典 http://homepage3.nifty.com

その他にも、紅白なますはめでたい色を表す紅白を示しており、また、なますはお祝いの水引きを表しています。そういった「お祝い」の要素を省いたおせち料理であれば問題ないと思われます。

④お年玉は名前を変えて渡す

出典 http://iemo.jp

子どもたちにとってお正月最大のイベントといえばお年玉。これも本来の意味で言えば控えるべきものです。

「お年玉」としないで「書籍代」「文房具代」などと表書きして、通常の正月との違いを理解させて渡すのがベター

出典 http://richlife100.com

楽しみにしていたお年玉をなくしてしまうのは可哀想なので、お祝いとしてではなく、お小遣いとして渡せば良いかもしれません。

⑤正月飾りは控える

Licensed by gettyimages ®

しめ飾り、門松、鏡餅などの正月飾りは、喪中の場合には行わないのが慣例なので、外に飾る門松やしめ飾りをしてしまうと「非常識な人」と思われ兼ねませんので注意しましょう。

⑥初詣は一般的に「神社はダメ」で「仏閣はOK」

出典 http://find-travel.jp

初詣をする場所が神社なのかお寺なのか。更にはどの宗派なのか…などによって解釈が非常に複雑です。神社でもお亡くなりになってから50日を越えた場合は大丈夫な場所が多いようで。日本で一番参拝者の多い明治神宮などもOKとのこと。

ただ、非常に複雑なので予め初詣に行こうと考えている場所に確認を取るのが一番です。

⑦明けましておめでとうございます…はNG

出典 http://gahag.net

当然ですが、「あけましておめでとう!」という新年のあいさつはNGです!

ご近所さん、職場の上司の場合→「おはようございます。昨年は大変お世話になりました。 今年もどうぞよろしくお願いします」

友人、同僚の場合→「おはよう。今年もよろしく」

出典 https://krachie.ameba.jp

あけましておめでとう…のフレーズ以外が、いつものお正月とだいたい同じですね。

いつかは必要になる知識なので、いつその日が来てもいいようにちゃんと覚えておきましょう。

この記事を書いたユーザー

ももかん このユーザーの他の記事を見る

なるべく波風立てないように生きる事が信条の30代(♂)です。軽い気持ちで読める記事を心がけたいと思います。

得意ジャンル
  • 話題
  • インターネット
  • 暮らし
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス