深夜の2時頃に突然女性の叫び声。続いて「殺してやる!」と男性の怒鳴る声。更には家具を投げつける激しい音。近所の住民は「DVか!?」と思い警察に通報するのが普通でしょう。そして駆け付けた警察官は、驚きました。そこには女性の姿などなかったんです。

オーストラリアのシドニーのとある街で、この事件は起こりました。通報したのは複数の近所の人達。寝ている所を女性の叫び声で起こされたら、誰でも驚くし不安になるでしょう。とにかく警察が通報元である家をノックしてみると、男性が現われました。

「何か…?」

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玄関を開けた男性に警官は聞きました。「女性の叫び声がこの家から聞こえたと通報があった。奥さんはどこですか?」すると男性、「妻なんかいないです。」「では、恋人は?」「恋人もいないです。」では女性の叫び声は何だったのか。

怪しい…と思った警官は男性に「おい、いい加減にしろ。女性に何をしたんだ。」と詰め寄ります。すると男性、いきなりおどおどした態度になりました。

「クモが出たんです…」

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そして男性はこう言ったのです。「クモが…めちゃくちゃ大きいクモが出たんです。」
唖然とする警官。「でも、女性の叫び声がしたと通報があったんだ。女性はどこだ?」
と男性に聞くと「あの…その叫び声は僕です。」と男性。

なんとこの男性、クモ出現で気が狂ったように家具などを投げつけ、虫除けのスプレー缶を片手に四苦八苦しながら退治しようとしていたらしいのです。その時の物音や、男性の叫び声がまるでDVのような雰囲気だったのでしょう。

「僕、クモ、大っ嫌いなんです。」警官に訴える男性。…にしても、とんだ勘違いもいいところ。男性の雄叫びが女性に聞こえるなんて相当切羽詰まった高い声だったんでしょうね。

警官は念のために男性の家に、誰もいないか確認したそうです。その後、Facebookに事件の記録として投稿がありました。「確かに誰もいませんでした。クモ以外は。」

筆者もクモが大嫌いだからわかる気もします。筆者の周りにも「クモが大嫌い」という男性もいますから、この雄叫びをあげた男性は本当に苦手だったのでしょう。それにしてもお騒がせというか。近所の人も後で事実を知ったらちょっと驚いてしまうかも知れませんね。

警官のFacebookには、その日に起こった殺人事件や犯罪が記されてあります。その中では一番平和なものだったようで、それを思うとクモごときの騒動で逆に良かったのかも知れませんね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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