ロシアのウラル山脈で、大変に珍しい幻日(げんじつ)が観察されました。

まるで地面から3つの壮大なエネルギーが溢れ出ている様に見えます。これは、幻日と呼ばれるもの。

「幻日(げんじつ)」は太陽の横に明るく見えるスポットで、太陽の右側だけや左側だけのときもあれば、左右両方に見えることもあります。 幻日が非常に明るく見えると、まさに「幻の太陽」という感じになるのですが、そこまで明るく見えることはめったにありません。

出典 http://www.sci-museum.kita.osaka.jp

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光が強い時には、この様に3つの太陽がある様に見えます。

英語で「Sun Dog(サン・ドック)」とも「mock sun(偽の太陽)」とも呼ばれていますが、正確には「parhelion(パーヒーリオン)」と言うのだそうです。

出典 http://www.jimblockphoto.com

水辺で幻日が起きると、水面の太陽と合わせて6つの太陽がある様に見える事も!

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一般的な左右に光が見える幻日と、幻日環、幻日環上に輝く120度幻日が一度に見られた大変珍しい瞬間です。

幻日は、太陽の左右に見える場合、右側だけや左側だけの場合などもあり、リング状の光になって見えることもあります。これらは、大気中に浮かんだ氷の結晶が、プリズムの役目をするから。気温が低く、無風、太陽の高度が引くいなどの様々な条件が重なった時に、初めてこの神秘的な光景を見ることができるのです。

日本でも幻日は見えるの?

実は日本でも度々、幻日が観測され話題になります。2014年には、篠原ともえさんが幻日環を見つけてツイート。

寒い地方が多い様ですが、都心部でも案外と観測されています。気をつけて空を見ていると、見つけられるかもしれません。

出典 http://www.tenki.jp

こちらは2015年10月26日、午後4時過ぎにサンシャイン54階から見えた幻日。よく見ると、夕日の左側の方に小さな虹色の光が。

ウラル山脈で見られた幻日

これだけの明るさの幻日、珍しいですね。ロシアでは「不吉なもの」と考える人も多い様で、気を取られてしまって、この日は交通事故が増えたのだとか。

ロシア・ウラル山脈で撮影された幻日、これだけ明るいと圧巻です。自然の作り出す神秘的な光景、いつか実際に見てみたいですね。

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